【エロRPG感想】DT MAGICAL SCHOOL(童貞 マジカルスクール)(製品版)

童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_サイドストーリー4 エロRPG

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DT MAGICAL SCHOOL
DT MAGICAL SCHOOL[しんでられ城] (FANZAはこちら)

魔法が存在する現代ファンタジーな世界が舞台、無職童貞30歳の主人公リオンが魔法学校で俺Tueeee無双するウディタ製の本格RPG。30歳無職を馬鹿にする人間達と対決する同人的なバカゲーストーリーですが、その中に熱血展開を盛り込んでおりシナリオや個性的なキャラが魅力のRPG。私がレビューしてきたゲームの中で近いのは鉄格子の番犬終焉のイヴが該当しますが、それらよりもバカゲー臭が強いストーリーです。

また、ダンジョンや戦闘に相当の工夫やコレクション要素を準備し、独特のシステムを取り入れ、合わせて豊富なアニメーションを用意することでRPGとしても、稀に見る程の品質が高いゲームになっています。容量は2.7GB近くありますが、そのほとんどが2Dアニメーション素材と疑似3Dエフェクト素材かと。また、アニメーションは動画ムービーを一切使っておらず、ウディタの機能だけでそれらの素材を使って表現している点でも凄さがあります。

DL数が控えめですが、全年齢RPG部分を取り上げると、「隠れた名作」と自信を持って言える良作です。

エロ方面は良質な拷問系リョナ。全年齢部分と同じ質のアニメーションを取り入れ、時間の流れによる肉体のダメージが実感できます。おそらく、それ系が好きな方は高い満足感があるかと。逆にリョナ系統が苦手だと品質が高い分、精神的なダメージもでかい点は注意(シーン前に省略するかの選択回避機能はありますが)。私自身、重度なリョナ系は苦手な部類のため、その視点からの感想になります。

童貞魔法使いと天使のコンビで魔法学校で成り上がる痛快なアニメーションストーリー

カラオケでバイト、コンビニがあり、魔法学校内には自販機まで用意、そして魔法が飛び交い、魔物が徘徊し、異世界が存在するファンタジー。2018年に発生が予言されている大規模災害に対応するため、魔法学校ではS級魔導士の養成が急務となりますが、依然揃う気配がありません。世界観のイメージは「ハリーポッター」や第1,2期「RWBY」です。

万年最下級魔法使いであるリオンは禄な仕事も無く、カラオケのバイトもクビになり否応無くニート生活をしていました。首になった理由はイケメンC級魔法師がやめて潰れたからで本人に責任は無し。そして、童貞を30歳まで貫くと魔法使いになるという都市伝説。迷信は本当であり、天使であるクロエに童貞魔法師としての能力を授けられました。魔法の種類は召喚。天使であるクロエも最強と言われた能力を奪われ天界を乗っ取られ暗闇に拘束され続けていました。その時にリオンが30歳童貞のため魔法が発動、自力で脱出できない場所からリオンのところまで自動ワープで危機を逃れました。
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▲バカゲー臭はオープニングから漂ってます。
童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_召喚獣と恋1 童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_召喚獣と恋2 童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_召喚獣と恋3
▲綺麗な魔物娘を召喚しようとするも、召喚できたのはゲテモノばかり。いずれもとんでも無く強い魔物ですけどね。
童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_予言
▲物語は「神々の戦争」に向かって大きく進みます。

クロエを助けるべく天使界で敵と戦う能力を鍛えるため、そして童貞喪失を夢見て可愛い女の子を召喚するためリオンは魔法学院で学ぶことになります。

こんな序盤で始まる本作ですが、本編は学園生活。教師や生徒に因縁を付けられ、リオンも(女の子を)召喚以外興味はなく授業をなるべくサボりクロエにせっつかれてと言った慌ただしい学生生活が始まります。

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▲リオンとクロエのやり取り。けっこう良いコンビで面白い。ゲーム中のリオンは常に女っ気が無く女運もないのですが、果たしてリオンとクロエは最終的にどうなるのでしょうか。

複数の章で構成されており、各章でリオンが魔法学院で先生方に期待されるようになり、そして人類の敵と戦ったり、異世界で冒険したり、はたまた世界の危機に立ち向かったりと熱い展開が続きます。熱血だけでなく、童貞自嘲ネタを含めギャグ成分も多めでプロットの作り方からテキストの表現力まで非常に高いシナリオを楽しめます。
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▲現代風のファンタジー世界も魅力。
童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_部屋 童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_魔法学院
▲魔法学院内は自由に動くことができます。

リオンとクロエも独特の個性を発揮しているのですが、より個性を発揮しているのが各章で悪役となる方達の面々。可愛い女の子を学園に呼び込んで30歳童貞はテストするまでも無く首といいはる教師、主人公をS級魔法師の称号を穢したと怒り狂うA級の生徒、自身が女の子にモテるため主人公を当て馬にしようとするナンパ野郎etc…、
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▲オープニングストーリーで活躍する元バイド先の先輩。
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▲ロリコン教師。基本的には悪役全てに勧善懲悪且つざまぁ展開があります。この教師がどうなったかと言うと……。

もちろん、リオンを見守るようなキャラもいます。それぞれ見せ場もあって活躍しているのに、悪役に全てを持ってかれた不遇な方達。悪役の個性が強すぎ。
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▲悪役よりは一歩だけ影が薄いけど、それでも活躍している味方寄りキャラの面々。
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▲個人的なお気に入りはこいつ。学園でも尊敬されている最強の一角であり、リオンの味方側にいる人間。そして、卑怯なことをしてでも勝つことを信条としており、敵の前口上中に大魔法を放つなどやり放題。その割に当て馬的にやられてリオンの引き立て役になってるんですけどね。味方側では唯一強い個性を放っていた気がします。

各章でメインの物語がある一方で、章のクリア後以降に任意でサブイベントが発生します。その章に近い時系列で起きたちょっとした日常を扱っており、魔法学園での一コマであったり、町の中の一コマであったり。メインのように話が重くならないレベルで主人公や世界観の魅力を伝えるような内容です。基本的には勧善懲悪な構造で、ゲスな悪役を用意してリオンが叩きのめす話ですが、どの悪役も本編同様に個性が強く、そしてサイドストーリーと言えど話の面白さは健在です。
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▲本編以上にお馬鹿な話が多い番外編みたいな扱い。ちなみに4枚目はそのサイドストーリーの敵キャラ兼倒すと召喚獣として仲間になるキャラ。リオンの召喚獣は女でもこんなのばっか。

全般的にストーリー目当てで購入しても間違いは無いと言えるほど面白い話です。

そして何よりも凄い点はメインシナリオのほとんどに他サークルでは真似できない程のアニメーションを随時用意していることです。ムービーでは無くウディタの機能を駆使した、立ち絵のアニメーション素材とエフェクト素材を組み合わせてキャラの移動を適宜指定する荒業。故にゲームとアニメーションの剥離が無く、目が釘付けになるほどの迫力ある動きを堪能できます。いくつか序盤から場面を紹介。【anime1,2,3,4】
▲魔法の氷が画面を右往左往と埋め尽くし、襲撃者を覆いつくします。
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▲童貞30年としてリオンに童貞魔法を授けるために訪れたクロエ。
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▲冗談を言ったら冗談で済まなかった件。
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▲スライムを倒す時のアニメーション。各章、このような戦いアニメーション見せ場が大量に用意されています。
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▲ローディングもアニメーションやイラストが挿入され、しかも場面ごとに異なるイラストを用意しています。余談ですが、ウディタで定期的なロードが必要なほどの素材を短時間でバシバシ使うスタイルと聞くだけでも凄さの想像ができるかと思います。

序盤5分でこのアニメーション量。イベント時はこのレベルのアニメーションがデフォです。フリゲのノリと勢いがあるシナリオに、フリゲでは労力に見合わないほどのアニメーションを加えることで、シナリオに臨場感が加わっています。

ド迫力の戦闘に遊べるダンジョンで隙無し!手触りがとても良いRPG

各章オープニングストーリーと3つのダンジョン、1つのサイドストーリー構成です。ダンジョンとサイドストーリーはダンジョン開始前に物語が進み、ダンジョンが開始したら敵シンボルエンカウント方式で接触すると戦闘が発生。最奥まで進むとそのエリアはクリアとなります。

簡単に構造をまとめると「各章オープニングストーリーを見る」→「〇章1のストーリーを見る」→「〇章1のダンジョンを攻略する」「〇章3のボスを倒す」→「次の章やサイドストーリーへ」という流れで、本作はストーリーにダンジョンや戦闘があるタイプのRPGになります。つまりダンジョン部分を切り離せばノベルゲームにもなりうるゲーム。

その上で言わせてもらえば、ダンジョンや戦闘の作り込みが凄すぎて、ダンジョンなども含めて1つのゲームとして成立しています。

一般的にはウディタ製のマップなのですが、自作小物を使ったスクロールアニメーションや風などのエフェクトで動きを感じられるようになっており、タイルセットも目新しいものはないものの配置の仕方を相当工夫して見栄えがよいダンジョンばかりになっています。

ダンジョンにはお金やメダル、その他後述する召喚獣の召喚や強化に必要なアイテムが目に見えるようになっており、リオンが近づくと吸収するような気持ちの良いアニメーションと効果音で入手します(シューティングのアイテム吸収に近い動き)。また、リオンはダンジョンで魔法を放つことができ、敵に当てると敵の動きを一定時間止め、特定のギミックに当てるとそのギミックが動いたり、そのギミックまでワープしたりします。また特定の珠や木などに魔法を当てると吸収して召喚獣強化用のアイテムになることも。
童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_ダンジョン1
▲下の紫や黄色の〇に近づくと主人公に吸収されお金などが増えます。
童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_ダンジョン2
▲魔法を当てると空中にしばらく浮き下を通れるようになったり、白い光点は魔法を当てるとリオンがその場所までワープします。
童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_ダンジョン3
▲赤い像もクリスタルも魔法を撃つと魔法力になり消滅します。
童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_アイテム1 童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_アイテム2
▲アイテムを取得した時の画面。
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▲前回通れない場所を通れるようにするアイテムを販売するルーカス。新しいアイテムが入荷した時、ルーカスと恋人?のイチャイチャな解説が読めます。(リオンのイチャイチャが皆無なのに対し、見せつけるように他キャラのイチャイチャは強調されて表現されてます。)
童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_クリア
▲ステージクリア時
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▲ダンジョンも普通のダンジョンと風景が綺麗なダンジョンを混ぜ合わせており、全体的に素敵なマップが多めです。

見た目とギミックが揃って優れているため、一言で言えば手触りが格段に良いゲームとなっています。単純にダンジョン探索が楽しいです。

また、各章のサブシナリオも含めて、寄り道が豊富に用意されています。次元を隔てた裏の空間に繋がる次元斬、岩を砕く爆弾などは入手後に前のステージに訪れると新たな通路が開かれ、そこには強敵や便利なアイテムがあります。メインイベントとは別に「深淵の迷宮」と呼ばれる最下層が深いダンジョンが存在し、自由にプレイができます。

戦闘のパーティーは主人公リオン+召喚獣最大3匹の4人パーティー。

敵の難易度については、育成が重要なゲーム。味方も敵も攻撃力が非常に高く、特にボス戦では回復が全く間に合いません。そのため「やられる前にやれ!」、そして勝てないなら「レベルを上げて物理で殴れ」に尽きます。その時に覚えている最強のスキルを使って戦闘不能は無視して攻撃します(属性なども多少影響しますが)。

そんなので面白いか?と疑問に思うかもしれませんが、私は戦闘を楽しめました。と言うのも本作の面白さの本質は戦略そのものよりも、ハクスラ(レベル上げや装備切り替え)による能力上昇と戦闘の派手さに重点を置かれているからです。

戦闘スキルのエフェクトが1つ1つ派手であり、中でも大魔法系になると動き回る攻撃アニメーションが楽しめます。リオンに関しては、これまた特別で専用のリオンの動きとエフェクトが融合した独特のかっこいいアニメーションでぶっ放すスキルが4,5ほど。とにかく見た目がすごくて、それでいて画面に注目してしまうほどのアニメーション完成度。それでいて、戦闘処理が高速でアニメーションも適度な短さに区切っているため、短時間で決着がつきます。
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▲魔力の矢をいくつも放つ攻撃
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▲リオンの大魔法の1つ。突然宇宙の画面になってリオンが力を溜めた後に技を放ちます。大魔法は皆迫力があります。ちなみにリオンの大魔法は掲載画像以外もかっこよく、お気に入りはFATEの「無限の剣製」みたいな魔法もあります。かっちょいい。

強化としてレベル以外に、まず挙げられるのが召喚です。召喚獣の入手方法はステージクリアやサブステージクリア、ステージ中にいる特殊魔物との戦闘、後述する特殊ダンジョンの特定階層突破など様々。いわゆるコレクター的な楽しみになりステージ各種を探索しながら、召喚獣を探します。それぞれ召喚獣はステータスや覚える魔法が異なりますが、他の特徴としてソシャゲのようなスターによるランク付けがあります。後半に取得する召喚獣ほどスターが多く、基本的には同じ召喚獣を使い続けるより、どんどん変えていく方が使い勝手がよくなります。また、そのためにレベルは柔軟に上がりやすくなっており、成長の実感があるバランスになっています。
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▲召喚獣

童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_戦闘
▲戦闘では仲間にした召喚獣が大活躍。

前述した深淵の迷宮にはキャラや召喚獣の強化や大魔法習得に必要なアイテムが入手できます。本編では一度限りですが、このダンジョンは入るたびに報酬が復活します。また、上層は簡単で最下層になると本編以上の難しさのため、本編のメインシナリオと同時に進行してキャラの強化が行えます。

童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_指輪
▲ダンジョンで拾う指輪は博士の研究室にて属性指輪に変化。装備するとリオンや各召喚獣が使えない魔法を使用できるようになります。

そして、様々な場所で覚える大魔法やドロップする装備品などでキャラを強化しながら先に進むスタイルのゲームです。つまり、派手さと高速処理で戦闘のストレスを極限まで減らした上で召喚獣探しや武器防具集め、レベル上げなどのハクスラ的醍醐味が味わえるような調整になっています。

エロ系は拷問系リョナ中心。苦痛にあえぎながら死ねないシチュも多数

エロ関係はほとんどが拷問系のリョナです。対象はモブ女の子かクロエ。正直に言えば、私はそこまでリョナ系に強いわけではないのでギブアップしました。そのため、私の感想と言うよりはどんなことが表現しているかを淡々と述べるのみにしています。

各章で必ず1回任意でモブ女の子を助けるイベントがあります。その時に女の子が何をされているのかを目撃しますが、全てが女の子の苦痛に関わる拷問です。

リョナシーンを見た後助けると何故かほとんどが彼氏持ちで、御礼を言ったらさっさといなくなってしまいます。後半は意識の無い女の子を助けるシーンが何度かありますが、気を失ったままクロエが治療で連れ去ってしまうので女の子はリオンに助けられたことを知りません。
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▲オープニングダンジョンは唯一、監禁レイプと言う比較的「マシ」な内容。
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▲スライム姦ですが、実際の凌辱よりも「肌を含めて」服を溶かす演出に力を入れています。

もう1つが各章のボス戦敗北。リオンが敗北するとクロエが助けにいこうとしますが、そこで敵に捕まってしまいます。そして敵から拷問を受けることに。こちらは拷問後に死亡するシーンもあります。が、実は死亡よりも生きているパターンの方が多めです。ただ、こちらはさらに悲惨で例えば「生き返って延々と同じ拷問を受ける」「ライフポーションによる回復と拷問を同時に受ける」など延々と拷問されるパターン。
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▲敗北したリオンを助けにいこうとするも捕食生物に食べられます。体内で魔力を練って脱出を図ろうとする時に……
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▲めった刺し。このようにリオンの1シーンは基本的に2部構成になっています。

拷問の流れに筋道が立っていて臨場感があり、されにイベントなどで駆使していたアニメーションをふんだんに使って時系列的にどんどん拷問が進行し、肉体が破損していく様子がありありと表現されます。例えば爪剥ぎシーンがあるのですが、片方の手の爪を1本1本剥ぎ、さらにもう片方の手の爪には針を一本一本指し……みたいな感じで差分をものすごく用意しています。
童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_指1 童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_指2 童貞マジカルスクール(DT MAGICAL SCHOOL)_指3

たぶん、本格的にリョナが好きな方にはものすごくクオリティが高いので、満足できるシーンばかりではないでしょうか。その反面、あまり耐性の無い私には辛いところもありました。一応、リョナ関係は全てスキップできるので閲覧しない選択肢もありますが。

プレイ時間は本編クリアが10時間ほど、クリア後はさらに強敵などのやり込みが解放されます。回想はクロエのリョナが7、モブ女性リョナが7の14、アニメーションがとにかく凄いシーンばかりです。なお、私はリョナ関係をそう重視せずに全年齢RPGとしてプレイしたのですが、それでも値段分の価値はある作品と思っています。ここまでシナリオに力を入れたフリゲRPGは世の中に沢山出ていますが、それに加えてアニメーションをここまで力を入れて取り入れたフリゲは現存ほとんど無いのではないでしょうか(私が知らないだけかも)。良作全年齢RPGにリョナエロの本作、リョナに興味が無い方もスキップできるので手をつけてみて欲しいゲームです(もちろん、リョナ関係も品質が高いのでそちら方面が好きな方も)。

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DLSITE:DT MAGICAL SCHOOL
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