NPCを犯せるゲームに転生した(製品版感想)

NPCを犯せるゲームに転生した
NPCを犯せるゲームに転生した[山場岳]

「RPGのNPCを犯す」ことに特化したミニRPG。「ファンタジー世界」では無く、「RPG」、つまり「ゲームの世界」です。RPGのお約束がたっぷりあります。

RPGの町に異世界転移してしまった男主人公。ところが入口にいた町娘に場所を訪ねたところ、笑顔で同じセリフを繰り返すのみ。そう、まるでRPGで入口のNPCに何回も話しかけるように。ここで主人公は異世界では無く、ゲームの世界に転移していることを認識します。
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そして調子にのった主人公は早速町娘をレイプ。町娘は主人公が何をしていても常に笑顔、そして同じ案内を繰り返します。それは服を脱がされても、レイプされても変わりません。ただ、身体の快感はあるのか、挿入されてからは喘ぐようになります。ただ、その状態でも笑顔、そして喘ぎながら案内の定型文を喋る徹底ぶり。主人公は最終的に中出しします。
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中出し後。町娘は、その後何事も無かったかのように笑顔で服を着て再び町の案内人となります。これに味を占めた主人公は町中にいる女の子をレイプするため、町を徘徊することになります。

ここまでがオープニングで、ゲームとしては町にいる女の子に話しかけてレイプをするだけの単純な内容。基本的にはオープニングと同様の流れで、様々なモブに話しかけて会話の最後に「犯す」を選択するとエッチ開始。対象は教会のシスター、道端で井戸端会議をおこなっている奥様2人、ベンチに座っているカップル、パフパフに誘ってくるお姉さんなど。恋人の前でなど寝取り系描写が比較的目立ちました。恋人の目の前で犯しても夫婦共に何も無かったかのように振る舞っています。
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▲全年齢のパフパフはプレイヤーの見えないところで行われますが……。

モブらしく、顔がどこにでもいそうな標準顔(個人的にはそれがエロい)、そしてエッチ中も表情が他人と挨拶するような微笑顔。セリフを1つ1つ聞きながら、それに対し主人公は必ず自分に都合の良い変換をして一方通行の会話を行います。そして噛み合わない会話をしながらも、行為は粛々と開始。

開始後はエッチな喘ぎ声を出しながらも、そのままの表情で喘ぎ口調でモブ女性は定型文を喋ります。そのまま断面図ありの描写でフィニッシュを迎えると、モブは無かったかのように服を着て初期状態に戻るという流れ。

特徴としては、町中が本当にRPGの町になっているような雰囲気作りを徹底しています。入口モブ町娘の「〇〇へようこそ」みたいな表面的なレベルでは無く、RPGあるあるネタを感じるセリフが何度か。例えば宝箱がある前に誰かが立ちはだかって、通れないなど。その時に主人公が「後の冒険でカギを見つけた後に……」みたいなメタ突っ込みをいれます。こういう後で行けるのだろうなと思われる宝箱や光点がいくつか。
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そして、本作をエロくしている点ですが、町の中の物語性が見えることです。

ドラゴンクエストで初めて町を訪れた時、その町は平和でしょうか?眠って目覚めない王女がいたり、隣国と戦争になりそうだったり、町の全員が石になっていたり、基本はなんらかの問題を抱えています。メインイベントを進めずとも町の人達と話すとそれらの情報が自然と入った状態になります。そしてメインイベントを発生してその問題を解決して次の町に向かう……ドラクエの町単位での基本構造です。本作はこの流れの中の、初めて町を訪れた時を雰囲気を含めて作り上げています。

町の酒場にいくと冤罪の男の首をはねさせられた兵士が落ち込んでいる姿が。そしてある家のメイドモブと話すと、お嬢様と付き合っていた男が旦那さんの手引きで処刑されたことがわかります。また、ある家では「お嬢様の父にも結婚を認めてもらう」と決意する若者の日記が。他、いくつかの事件が同一時間軸上でいくつか動いているような気配があります。

このように町全員の話を聞くと、事件の概要や怪しい人物などが分かってきます。つまり、本当に(ドラクエ風の)町で情報を集めているような感覚。また、モブと言えど、調子の良いおじさん、ラブラブな若夫婦など記号的な個性が出ています。あくまで記号的であり、主役的な個性でないこともモブエッチを主題とした本作のポイント。
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▲話を組み合わせると、陰謀に関する裏情報が見えてきます。ちなみに顔有り女性は全員犯す対象。

言ってしまえば、ドラクエ型RPGの上手なNPCシナリオ配置をおさえています。事件の黒幕関係キャラは歩行ドットも登場していないのに、NPCの会話から怪しい人物が想像できるぐらい。そして、その種の情報を流してくれる女性モブ一般人でも凌辱対象です。また、モブ主要人物と言えばいいのか、事件の被害者恋人であるお嬢様モブや(後のイベントに関わりそうな)王女様など、あくまでモブだけどイベントで軽く登場する主要モブキャラもレイプ対象です。主役ではないので自己主張は激しくないけど、記号的性格描写は強いモブキャラ。
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▲重要なことを教えてくれるメイドさん。だけど主人公はとにかくエッチ。

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▲ゲーム内の扱いはモブ扱いだけど、ロイヤルマ〇コの威力は本作全NPCの中でも最も優秀。

このように一般的に町にいる人物、事件の情報をモブ視点で語るキャラ、重要モブ全員が混在している点がモブエロの良さを本作に詰め込んでいるのかなと。

最後に注意点ですが、本作はRPGというよりは時間の動かない一つの町で好き勝手に動くだけのゲームです。一番近い表現は町マップを歩けるエロイベCG集。なお、一人だけ、モブではない顔がしっかりと描かれているキャラが1名。なぜ顔があるかなどは納得の設定。そして顔がヒロインとして描かれていながら、エッチの内容は他のモブと同じような感じなので、また独特のエロが。

本当に単純な構造で、マップとしては町と城の2種。そして、エッチ後の差分などは無く、セリフはエッチ前と全く同じ。そして無かったかのように再度エッチイベントを起こせます。つまりフラグ管理やイベント後の状態を全く作っていません。また、基本的にフラグが無いので、物語は全く進まないし、モブエッチ後も完全に無かったかのように初期状態に戻ります。

ただ、個人的には、こんな単純な構造なのに、モブエロの良さが最大限に光っていて凄いゲームだなと感じます。近年のエロRPGはリッチ化がどんどん進んでおり、単純なゲームは見向きもされないことが増えましたが、そんな時代でありながら隙間的なフェチを突いて、すでに人気作となっています。あくまでモブエロが好きな方向けですが、実際そのレベルはあると思います。

プレイ時間は20分、エロイベントは13の短編。上記の通りCG集ボリュームなので、その点は注意。それを踏まえて納得できる方はニッチなモブエロに興味がある方は是非。シナリオの雰囲気があるため、話しかけるだけでセックスできる単純さも良い方向で活きています。ある意味、シンプルなエロRPGの良さが出ているゲームかと。本質とは関係ないので余談ですが、セリフ廻しが上手なせいで、(おそらく作者も漠然としか考えていないであろう)この町でその後どういうイベントが起きて皆どのようなセリフに変化するのかが非常に気になっています。

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