Innocence Destroy!!![パーリィナイツ]
エロVR世界に否応なく参加させられ、VR内でエロいことを強制されるうちにだんだん現実でも淫乱になっていくパーリィナイツのInnocenceシリーズ第三段。魔法少女リリカルなのはシリーズの二次創作ではあるけど、原作を知らなくても問題無し。また、第三段ではあるけど、過去作とは設定が異なりシナリオも繋がっていないため、過去作も未プレイで問題無し。
少々リョナ気味な敗北レイプ、風俗、淫乱度差分や処女差分のある恥辱RPGが好きな方にお勧めしたいタイトル。
記憶が現実に持ち越せないVR内で2人の少女がエッチな目に遭う
なのはの親友であるアリサとすずかが本作の主人公。主人公達が熱中するVRゲームにライバルのVRゲームが出現。アリサとすずかは敵情視察のため、そのVRにログインしてみる。ところが、VR内は魔物が女を凌辱し、男プレイヤーも女を凌辱するエロが解禁されたVRだった。急いで脱出するも、記憶が改ざんされ、エロ関係の記憶はなくなり現実空間に戻ると楽しかった記憶しか残らない状態。そのため、翌日以降も毎日二人は遊ぶためにログインし、VR世界で絶望に染まる。VR世界最奥まで行くと、望みを叶えてくれると情報を得た二人は、このゲーム世界を冒険することになる。
▲圧倒的なリアル感があるVRゲームだが、法律も無いので…。
▲現実では楽しかった記憶しかないので、凌辱溢れるVR内に自ら戻ってきてしまう。別パターンとして、VR内で凌辱してくるおじさんと現実内で爽やかにあいさつをして、その後VR内に戻って絶望するようなシーンもある。
舞台は現代とVR内の2つ。今作の現代は過去作と比べると大幅縮小。自宅、VR店、公園、繁華街でそれぞれ短めのマップ。代わりにVR内は広大なフィールドに町やダンジョンが存在していて冒険している感が最もよく出ている。フィールドはドラクエ型ではあるが、進路先が行き止まりなどダンジョンのような迷路構造のマップになっている。また、細部に小物等を配置するでもなく、長方形に引き延ばしたような地形のため、見飽きする欠点がある。
また、VR内の町やダンジョンはファンタジーだが、最奥の町のみは現代のような町になっている。町内のNPCはテンプレート口調で面白味が無い。ただし、他プレイヤーもおり、彼らはNPCのような定型句では無く、ちゃんと喋ってくれる。
1日の流れは学業終了後、VRにログイン、一定のイベントを進めると現実内に戻り、現実を探索できる。自宅で睡眠すると再度ログインできる。序盤は一定イベント後まで現実に戻れないが、中盤からは任意にログイン・ログアウトができるようになる。
VR内では戦闘が発生する。戦闘はアリサとすずかの二人パーティー。及び一部イベントでは単独戦。簡単な敵のエロ攻撃もあるものの、基本はオーソドックスな戦闘。各種武器・防具は固定装備であり、町で錬金することにより強化が可能。
▲戦闘には簡単なエロ攻撃もある。が、どちらかと言えばおまけで本作の本番は敗北エロ。
戦闘難易度は簡単。難しくなれば装備を強化すれば一気に簡単になる。その代わり、私の場合はダンジョンやフィールドで迷ったり謎解きが分からなくてちょっと苦労した。
VR-RPG内のシステムで重要なのは「権限」。各プレイヤーは最奥タワー内で1つ権限が貰える。アリサ達は権限を使い、現代でVRに参加しないよう記憶の保持を予定している。だけど欲望の男プレイヤー達は別で、クエストやシステム等を切り替えてしまうことがある。
例えばある町では「町長から許可が貰えなければ先に進めない」イベントがあるとする。ここに権限を使い「その男プレイヤーから許可が貰えなければ先に進めない」とシステムが変更された状態になる。するとアリサ達はその男プレイヤーからのお願いを聞かなければ許可を貰えず先に進めないのだ。ここで大人しくお願いを聞くとエッチなことをして先に進めるようになるが、別のダンジョンで先に進めるアイテムを入手する等の他の方法でエッチを回避することも基本的に可能だ。
敗北エロ→権限プレイヤーによる命令エロ→VR内風俗エロ→現実内エロ
エロはメインシナリオを進めると流動的に次々新パターンが導入するような、少しが変わった仕組み。ゲーム序盤から終盤にかけて敗北エロ→権限プレイヤーによる命令エロ→VR内風俗エロ→現実内エロとだんだんエロの傾向が変化していく。もちろん終盤にも敗北エロはあるし、中盤にも現実系エロはある。だけど、序盤と終盤では明らかにその比率が異なる。
エロシーンは各シーンのほとんど全てに淫乱度による2差分がある。さらに、セックスを伴う描写は処女差分が用意されている。それぞれ回想でも淫乱度・処女のパラメータを変更できる。おまけとしてゲーム内ではほぼ不可だけど、回想内では、「淫乱度は高いけど処女」みたいな回想を見ることもできる。セックス系では、VR内での種付け&即出産シーンもある。
序盤のエロシーンは主にVR内の戦闘敗北による敗北エロ。人間敗北は基本の凡用パターンのみでほとんどがVR内で用意された魔物との敗北。そのため、レイプによる魔物姦・触手姦となる。基本は全て膣挿入を含む凌辱エロ。腹が膨れたり、ひたすら痛みだけのリョナ系も一部ある。
基本は2人パーティーなので敗北エロも2人揃って襲われるパターンが多いが、要所要所で2人が別行動を取ることがある。その際の敵に敗北することで個別敗北エロも発生する。
また、敗北系は全て2段階差分が用意されている。2段階目は1段階目でされたことを事前に思い出しながら同じように凌辱されるような傾向になっている。これに加えて上記の淫乱度や処女差分も加わるため、回想でのパターン数は非常に多い。そこがInnocenceシリーズの魅力とも言える。
▲1回目敗北と2回目敗北。1回目は何をされるかわからない恐怖、2回目は以前された嫌なことをまたされる恐怖。
ただし、1周目では自爆用アイテムは無いため、わざと死亡する必要がある。その際、本作の使用で装備の着脱が不可のため、わざと戦闘不能になるのが結構手間。さらに下手に装備を鍛えた時の変更値が大きいため、場合によっては本編で敗北エロを見られない敵も出てくる。特にチートアイテムを解放した場合は序~中盤の敵にわざと敗北することは不可能。一度敵を倒せばその敵の回想を解放するアイテムを貰える配慮はあるけど淫乱度を序盤に増やすことができなくなる。なお、2周目には自爆用アイテムが入手できる。
主人公たちも愛の無いエッチはしたくないため、序盤は敗北エロ以外のエロが発生しない。ところが、ある程度敗北エロをこなしてアリサとすずかの淫乱度が増えると、それぞれの家でオナニーをはじめるようになる。
併せてVR内では中盤以降の町で権限プレイヤーがキーイベントとして立ちはだかる。彼らは攻略を目指す女プレイヤーに自らエッチさせるため、権限でキーイベントの主役になるよう変更している。そのため、権限プレイヤーに隠された本来の攻略法を探して真っ当にクリアか権限プレイヤーのエッチな命令を聞くことで先に進めるようになる。また、彼らはクリア済みというアドバンテージがあるため、後に困った時に再びエッチな要求を飲んでヒントを貰うこともできる。多くて6段階のイベントのキャラもおり、最終的に記憶がないはずの現実での交流まで影響を与える必見イベントになる。
▲1回目はイベントキャラがプレイヤーになったため、ヒントを与えられない。そのため、プレイヤーにエッチなことをさせる。
▲2回目以降は既知のクリア済みユーザーのため、質問をする形でエッチの段階差分に移行する。
全ての町・ダンジョンをクリア後、VR最後の町は近未来都市だ。ファンタジーRPGなVR内に現代的な町が並んでおり、そこには数々のプレイヤーが過ごしている。そして、風俗やストリップ、バーなどが存在。いわゆる風俗エロが解禁される。この町では二人で行動している時はメインイベントしか発生しないが、1人行動が可能で、その時に淫乱度がある程度あると相方に黙って風俗系に参加してお金を稼ぐ。全年齢部分ではクライマックスだが、エロに関しては辿り着くまでが前哨戦でここからが本番みたいなもの。
風俗では手コキ、フェラ、セックス、アナルがあり、それぞれで何度か繰り返すとだんだんと上達していく差分が展開される。また、ストリップでは一気にお金を稼ぐことができる。風俗エロをこなすことで淫乱度が著しく上昇し、現代でのイベントに影響を与える。
現代では、VR内の記憶を持たないものの、開発された身体は現代の肉体にも影響を与える。そのため、VR内の記憶はなくともさらにオナニーに励むようになり、モデルや露出など激しい性的代価を求めるようになり、最終的にセックスまで行きつく。今作は記憶の保持がないため、本人達は急に身体を持て余すようになり、エッチな行為に手を出していくような手順で行われる。
▲記憶がないためか、過去のシリーズよりはマイルドな展開且つアブノーマル。VR側が凌辱オンリーなのに対し、現代側はビッチ系恥辱RPGのノリに近い。
その他、アリサとすずか以外のInnocenceメンバーが終盤は少し活躍する。シーン数や出番こそ少ないものの、場合によっては前者2人と似たような結末になる。
プレイ時間は4時間30分ほど、回想は、戦闘敗北が23×2回目差分+3(1~4回差分)の計26(差分含めて54)、VR内エロ22(1~6段階差分を含めて57)、現実エロ17(1~3段階差分含めて29)、サブキャラ3人×2種類=6の計68(差分含めて146)。シーン数を見てもわかる通り膨大な物量のエロシーンを投入していることも本作の魅力の一つ。2人主人公だけど、元から物量が多いサークルのため、分散しても1人にそれなりのエロシーンがあるのも嬉しいところ。
二次創作でも普通の女主人公RPGとしても成り立つように作られているため、凌辱スキーな方にお勧めだ。特に今作は過去作よりも原作を意識しなくてよいような世界観になっている。
DLSITE:Innocence Destroy!!!
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