自称天才魔術師サラ (製品版レビュー)

自称天才魔術師サラ_15 製品版感想(スクショあり)

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自称天才魔術師サラ
天性の魔術才能で自信満々、他社を見下す女主人公のサラが欠席を理由に魔法学校の先生により補修を言い渡される。3つの補修「森遺跡の探索調査」、「闘技場の優勝」、「学園ナンバー2との決闘」を受ける短編RPG。露出系のサークルで、否応無く露出する序盤からはじまり、終盤は露出にハマりはじめる。戦闘敗北などによる強姦描写も少しある。それぞれの補修で北・東・西と舞台が異なる。
面白さを突き詰めた低価格短編ゲーム。プレイ感覚がフリーシナリオ系に近い。

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▲学院舐めプからの追試補修のオープニング。キャラの魅力を短いイベントで伝えることが得意なサークルなので、この短いオープニングだけでもサラの魅力が伝わる。

サラの我儘状態はメインシナリオでも小気味良く描かれている。コメディタッチで話が面白い。モブとの会話でもサラのセリフがあるが、小生意気らしさと可愛らしさがマッチしていてセンスがある。モブ達もおだてたら調子にのるサラを上手いこと操っているフシがある。

なお、同サークルは他作品でも主人公達は基本的にこの種の愛らしい小生意気さを持っている。つまり、この生意気な性格の女キャラを【露】させるのが好きなサークル。

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▲モブとの会話はほとんどサラの返しがある。小生意気だけどどこか抜けているので愛着が沸きやすい。
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▲サラ以外に唯一立ち絵がある学園ナンバー2。腹黒くてサラや同サークル他作品の主人公達と同類。歴代主人公達と性格が似てて立ち絵がある女のキャラということは……。

ユーザビリティ面もなかなか良い。アクションRPGだが、戦闘は広範囲の力押しを楽しむバランスになっており、ツクールアクションの使いにくさを克服している。転移陣は各地にあり移動は簡単。町やダンジョンは適度に狭くマップの構成が整っている。イベントは会話で楽しませつつもテンポよく短時間で進む。歩行は速すぎず遅すぎず。システム周りにはこだわった短編という印象だ。

本作はレベル無し・ゴールドの集めにくさがゲームデザインの基礎になっている。貯めにくいゴールドで強引に装備を買う手段はスライムでレベル20にあげるようなものだ。そのため戦闘や装備購入以外で強化手段を探す必要がある。代価として温泉を見つけると最大HPが増加、装備は素材収集して合成で作成可能、淫乱度を上げると最大MPが増加する。終盤になり淫乱度が上がると露出スポットを見つけて露出することでも最大淫乱度の上昇、つまりは最大MPを増やせる。

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▲淫乱度がある程度増えた後は、全裸になって今まで訪れた場所を散策する。

この仕様を活かし、1つの追試に集中させないことで、自由度の高さを実現させている。

温泉の場所や装備合成の素材はゲーム内各地に散らばっている。1つ追試のみを追いかけると、強化が中途半端に終盤の敵に太刀打ちできない。まんべんなく各舞台を交互にまわる必要がある。他にも闘技場の参加費は高くて普通は払えないが、遺跡で入手できるアイテムで大幅減額があるなどの要素もある。

追試の難易度もあるのでクリア順は自然と遺跡→闘技場→対戦になるけど、それでも遺跡をクリアする頃は闘技場のある町を訪れているなど一つのダンジョンのみではジリ貧になるバランス。

残念ながら淫乱度の上昇はダンジョンの吹き出しを踏むだけで増加するのでエロ的にはイマイチ。短編なので制作リソース的に用意できなかったのかな。ゲーム的には冒険のたびに自然と上昇していくバランス。

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▲鎧装備は数こそ少ないものの立ち絵に反映されるし、一部イベントのフラグになる。この鎧の素材が1つのダンジョンだけでは集まらない仕様なのだ。

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▲各種素材はドロップ率が非常に高い敵&必ず道に落ちているなど集めやすい。敵も魔法力による力押しで簡単に倒せる。逆にテクニックで倒せない場合は強化というサイクルが成り立つ。

このように強化していく中でCGやイベントなどの小ネタ集めも豊富。

ダンジョンをショートカットする転移陣は、何故か露出オナニーをしなければ解放されない。各転移陣はスポットが異なるのでそのスポットに合わせた露出オナニーが用意される。序盤は誰か通らないか不安ながらに行うが、終盤のスポットだと慣れてきて楽しむ余裕もできてくる。

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▲各転移魔法陣の上では初回のみオナニーイベントが発生する。

合成装備の鎧関連は装備すると立ち絵が変化する。露出系のテーマなのできわどい衣装が多い。特定装備を所持していると、町で特定のイベントを発生させることも可能。淫乱度が高くなると全裸も可能になり、その状態で町を徘徊したりNPCと話すこともできる。

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▲全裸徘徊時のモブとの会話でも、普段の会話と同じくサラの返しがある。いつも強気はなりを潜めつつ全裸で歩く快感が見え隠れする。

数は少ないがエリアごとに戦闘敗北もある。戦闘敗北はレイプ系がほとんどだが、露出に繋がる系統もある。レイプ関係も他の観客に見られながらなど露出の延長線上で成り立っているシーンもある。

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▲レイプは対人、魔物共にあり。テキスト柄、嫌がっているが悲壮感は薄めに感じる。

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▲特定の衣装でイベント。衣装イベントはどちらかと言えばコミカルな露出が描かれる。

この作者のイラストはラインが要所を捉えていて全体的な体型も整っており私の好みドンピシャではある。ただエロテキストは全年齢部分のキレの良さに反してエロさをあまり感じなかった。そのためシーン単体での追及力は若干低い。

その一方でゲーム全体としてみると、小生意気だがエロ知識に関しては一般的感性のサラがエロハプニングで露出するシチュエーション管理が表現できている。序盤は恥ずかしがるサラがコミカルに描かれる。後半は露出にハマっていく様がエロく描かれる。さらに言えば終盤のライバルとのエロ関係のやり取りはさらに性癖の歪みが見られてよい。このようにゲーム序盤から終盤の状況の流れを利用してだんだんとサラの心情を変化させていく点にはエロさを感じる。

なお、前半のコミカルエロはお色気要素の面も強く出ている。ちょっとしたお色気要素が頻繁に登場する自由度が高いエロRPGと言えば面白そうに見えないだろうか。

プレイ時間は1時間30分ほど。回想は18。内訳は敗北6、転移陣4、メインイベントやコスチュームエロ、任意イベントは8。この数字だけで低価格短編としてはボリュームも多い事がわかる。短編という短いプレイ時間の中、ゲーム性もあり頻繁に露出に遭遇する魅力はエRPGユーザーには分かるはずだ。面白さも1000円前後のエロRPGと比較して負けてはいない。値段に対してお得すぎる作品だ。

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