The Lust of You ～退廃世界で美女たちとヤリ放題～[ワンチャンあるかも] (FANZAはこちら)
The Lust of You ～退廃世界で美女達とヤリ放題～ DLC1&2 (FANZAはこちら)
ゾンビアポカリプスな日本で男主人公の哲也が好き勝手するツクール製サバイバルシミュレーション。卓也はプレハブを改造した家を拠点としながら、生存のためにゾンビや世紀末ヒャッハーがいる都市を探索する。その過程で各所から集めたヒロインを拠点に囲っていく。
ゾンビアポカリプスな世界で放棄された各都市スポットをサバイバル
独特なサバイバルのシステムが大きな魅力。期限制限こそ無いものの、リアルタイムに時間が流れており1日に出来ることが限られる。限られた時間で自身の強化、女の子集め、素材収集などをやりくりする。
各町の各所には、飲食物・加工素材・武器・各種装備が落ちており探索・収集が基本的な作業になる。フリーシナリオであり、自由に探索ができる。ただし、プレイ時間に対してシナリオ量は少ない。プレイ時間の大半が探索作業なので探索が楽しめない方に本作はお勧めしない。逆に作業ゲーが好きな方には、新鮮な独特のシステムなのでお勧めする。補足だが、プレイ時間に対してのシナリオ量が少ないだけで、シナリオが少ないわけではない。
本作の面白さは、大量の消費アイテムを収集して、大量のアイテムを使用することにある。ノーマル以上の難易度だと消費アイテムの消耗が激しい。探索で消費アイテムを入手→使う、又は加工して使う流れが出来上がっている。
リアルタイムに時間が流れ、満腹・水分・健康が減少。それぞれ戦闘ステータスに影響するため放置すると著しく戦闘能力が減少する。そのため、各種食べ物、飲料水を使用して回復する。
▲放置しておくと最大HPや攻撃力がまともに戦えなくなるレベルで低下する。
武器は装備では無く消費アイテムだ。耐久力があり、指定回数使用すると消滅する。武器無しでの戦闘はキツいので必須アイテムだ。拾える武器だけでは足りないので、拠点で工作して作っていく必要もある。回復アイテムも必要だ。
▲持てる物資が限られているため、余りは保管庫に預ける。工作はレベルがあり、何度も工作するか調査をすることでレベルを上げる必要がある。
1日探索し続けることはできない。夜はゾンビが活発化するため夜になる前に拠点に戻る必要がある。健康を回復するアイテムが少ないので睡眠で回復する必要がある。物資を持てる総重量が決まっているため、必要以上にアイテムを持てない。
レベルの概念は無い。各種装備の他、各ヒロインの好感度上昇で入手スキルによってのみ成長する。そのため、ヒロインとの交流(エッチ)が必要になる。朝・昼は探索で忙しいので、夜にヒロインとの交流や工作を行うなど時間管理が必要になる。レベル概念が無いことのデメリットとして、作業に対するプレイヤーへの報酬が少ない問題がある。特に本作は収集素材の大半が消費アイテムなので報酬と思いにくい。反対に開発者の想定した難易度になりやすいので緊張感のある遊びが続く。最終的にはヒロインからの習得スキルで強くなるので成長する実感もある。
プレイヤーの報酬という意味では敵シンボルの仕様が独特だ。敵シンボル、及び収集アイテムは基本1回限りとなる。日数で増加という形こそあるものの、一度敵シンボルも倒してしまえば翌日再訪しても復活しない。そのため、少しづつ敵を倒しながら、制圧するようなイメージで進む達成感がある。
探索の舞台は近隣の町、工場、マーケットなどだ。フリーシナリオになっており、どのスポットから探索してもよい。純粋なアイテムを入手するのみのスポットもあるが、そのほとんどには最低1つ以上のイベントがある。序盤は各ヒロインが襲われていたり、特殊な敵が町を占拠していたりする。また、各ヒロインはそれぞれある程度好感度を上げると依頼が発生し、ヒロインの親族を調べたりする。
これらの仕様が本当に面白い。少しずつ探索を進め、敵を倒せば復活しないので毎日少しづつ進む実感がある。少しづつ素材を集め、いざ強力な防具を作れば一気に戦力アップする。時にヒロインを助ければ、ご褒美シーンがあるし新たなイベントのフラグも立つ。
特色ある都市での世紀末イベントと文明都市での成り上がりストーリー
各スポットには特色がある。世紀末ヒャッハーが町を占拠していたり、カルト教団が占拠していたり。特色により、哲也と対峙するイベントや凌辱イベントが適宜発生する。しかし、世界観の工夫がされており、マップの配置物や敵の種類、発生するイベントの内容などを組み合わせるとオープンワールドの世界に散りばめられた情報を集めるような面白さがある。各地の日記や書物もバイオハザード同様ゾンビアポカリプスで何があったかを匂わせる。
▲通常のアポカリプスもの書物の他、エロ関連の内容も目立つ。
ただ、各町のイベント量は探索時間の割に少ない。併せてレベルの概念がないため、プレイヤーへの探索のご褒美があまり感じられない点は欠点だ。シナリオの味気無さは、各町の行く末がもっと見たい、このヒロインのサブイベントをもっと見たいのような欲求が出てくる。エンディングの味気無さもあり、読了感の良さみは薄い。
本作は後半、まったく異なるシステムの都市に入る。町では市民が平和に暮らしている。腐敗と権力闘争も蔓延っている。お金というシステムがあり、ゾンビはいない。アルバイトをしてお金を稼ぎ、今まで苦労していた食料などの資源も容易に入手できる。他スポットと異なり一般・エロ問わず多くのイベントがある。町も広く会話できる住人も多い。いわゆる一般的な町探索系だ。サバイバルシステムに飽きた頃に訪問するため、モチベーション維持にも良い。
哲也は、この都市で成り上がりを目指す。終盤のネタバレなので深くは語らないが、イベント量は他と比べて10倍近くはある。
▲文明を維持しており、クエストや売店など普通のRPGのシステムがある。クエストは時間経過のアルバイトや固定戦闘。
レイプするけど懐に入れたヒロインには優しい俺Tuee系主人公によるハーレム
哲也は唯我独尊でランス的な性格。好き勝手自由に生き、自分の得にならない人物は見殺しにし、知らない女は襲うようなクズだ。だが、懐に入れたヒロインには少し甘い特徴がある。計6名のヒロインは、ゾンビから守る交換条件に身体と交換、騙してお近づきになるなど出会い方に禄なことがない。
哲也がヒロインを拠点で保護するために、必ず身体を条件にする。そのため、哲也は好きな時にヒロインとエッチが可能。それぞれ体位は各3種類。一定以上好感度が上がると、それぞれの体位で2回テキストが変化する。最初はイヤイヤ許していた身体も、最終的には恋人状態になり積極的にエッチするようになる。
▲拠点に保護したヒロインとはいつでもプレゼント、セックスが可能。また、ヒロインごとに毎日、満腹を回復するサンドイッチを作ってくれたり、ハグで健康を回復してくれるため、早急にヒロイン達と出会うことにゲーム的なメリットもある。
▲ヒロイン個別ごとに3体位+初回に特別なエッチがあるキャラ数名。それぞれの体位でCGは固定だが、好感度ごとにエロテキストは大きく変化する。
好感度が上昇すると各ヒロインで1つ、メインヒロインの綾乃のみ3つほど依頼が発生。探索中ヒロインに関わる調査や補助をすることになる。このあたりが哲也の懐が広い部分であり、ヒロインに甘い部分でもある。物品や女を漁るためでなく、ヒロインのために危険なスポットを調査する。
綾乃のみ別格で、彼女の親族に関わる大きなイベントでシナリオ的にも興味深い。終盤、ヒロイン化する元女優関連は仲間になるまでに大きなイベントがある。ただ、2人以外は仲間になる過程もあっさりしている。イベント以外だと拠点でのテキスト会話とエッチのみなのでヒロインに感情移入しにくい点は欠点。同じ拠点に住んでいるのにヒロイン同士の交流が全く見られないため、拠点の人間関係が全く分からない。
好感度で入手できるスキルが単純な戦闘ステータスのヒロインもいる。その他にも、各地へNPC女キャラ追加、素材の追加、イベントを起こすのに必要な非戦闘ステータスの上昇などのスキルもある。
その他に、ヒロインとは関係の無いサブヒロインとのエッチがある。各スポット探索中、家などに隠れている。こちらは哲也の容赦無さが出ている。わざわざバリケードを破壊して侵入した家で女を見つけた時には容赦無く襲い掛かる。また、現地のヒャッハーが支配している地域などでは、逆に襲われているイベントを見ることも多い。どちらにせよ、モブ系イベントはコロニー内を除いて凌辱が多い。単発、又は再会して2シーンのキャラがいる。哲也の魅力がスキルで上がった後は、哲也の追っかけが様々なスポットで現れるようになり彼女らとは一夜限りのイチャイチャとなるモブもいる。
▲ほとんどのモブは誰かに輪姦されているか、哲也が犯すかのどちらか。
なお、シナリオ関係は薄いと書いたが、反対にエロテキストに関しては1つ1つ適度にボリュームがある。イラストも独特の大人な背徳感がある。
DLCは追加ダンジョン1つとヒロイン6名のエロシーン追加だ。カルト教団が占拠していた地下鉄の調査、AV監督がビーチの2つだ。エロ関係は前者が卓也に悪魔が乗り移り、ヒロインのうち3名が凌辱される内容。後者は海辺でヒロイン3名がAVを撮影する内容。前者と後者のヒロインは被らないため、凌辱シーンがあるヒロインはAVシーンが無く、反対も同様。DLCはエロ追加のような扱いで探索は簡易。
プレイ時間は10時間ほど。本編のエロシーンは、ヒロイン6人×3体位×4関係性(初回・身体だけ・パートナー・恋人)。最初は2体位しかないや嫉妬時などで多少のシーン数は異なるが1人8～10シーンほどで51シーン。モブ系15シーン。エンディング3シーンの計69シーン。
DLCは、3キャラ×3段階の触手エッチ、及びAV3キャラ+AVモブ2キャラの計14シーン。
総評として、作業感で夢中になるサバイバル生活をしながら、時おり発生するイベントやエッチを楽しむ独創的なゲームだ。エロRPGの作業ゲーは珍しく、且つツクール作業ゲーの中では品質が高い。フリーシナリオも面白さの1つになるが、それ目的で購入すべきゲームではない。ただし本作の作業ゲーとフリーシナリオは相性がよいので、どちらも好きならとても楽しめる。
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