DLSITEで特定の用語を置き換える案が浮上しています。各サークル宛てのメールで送られたようです。
- メスガキ→ざぁ~こ♡
- レイプ→合意なし
- ロリ→ひよこ→つるぺた
- ロリババア→ひよこばばあ→つるぺたばばあ
- 監禁→閉じ込め
- 鬼畜→超ひどい
- 逆レイプ→逆レ
- 強制/無理矢理→命令/無理矢理
- 近親相姦→近親もの
- 拷問→責め苦
- 催眠→トランス/暗示
- 獣姦→動物なかよし→畜えち
- 洗脳→精神支配
- 痴漢→秘密さわさわ
- 調教→しつけ
- 奴隷→下僕
- 凌辱→屈辱
- 輪姦→回し
- 蟲姦→虫えっち
- モブ姦→モブおじさん
- 異種姦→異種えっち
- 機械姦→機械責め
- 睡眠姦→すやすやえっち
- 催眠音声→トランス/暗示ボイス
今回の件は売春管理が禁止の日本でセックスあり風俗は危険だから本番有り風俗はトルコ風呂にしよう→トルコ人差別だからソープにしよう→ソープの意味が増えるという流れに似ています。
この件でX(旧Twitter)を眺めていると勘違いしている方も散見しているので、まず整理しておきます。
- 用語の置き換えはあくまでタグ限定であり、作品のタイトルがこの通りの文字に置き換えられるわけでは無い。
- 作品のタイトルは作者に委ねられるが、特定用語は伏字処理がなされる。
- 伏字化の対象用語は発表していない。ただし、今回のタグ変更と同じ言葉は対象だと思う。
- 作品の中身の言及は無いので、販売ページのタイトル、紹介文、スクショ内文字のみが伏字化の対象と思う。
私もXで流れてきた画像を見ただけで原文は見ていないので間違いの可能性もありますが、概ねこのように読み取れます。
例えば「ロリ監禁調教凌辱レイプ」というタイトルのゲームが「ひよこ閉じ込め屈辱合意なし」というタイトルになるわけではありません。「ロ〇監〇調〇〇辱レ〇プ」となるわけです。タグのみなので、おそらくロリがひよこになるみたいなムーブメントは起こらないと思っています。
ただ、ロリのタイトルがロ〇みたいになるとタイトルの訴求力が定価します。おそらくサークル単位で伏字を無くしつつも官能くすぐる新たな単語が出てくるのではと思っています。
Xでは色々と言われていますが、概ねクレジット会社の圧力に屈したと思って間違い無いでしょう。ただ、タグそのものが無くなるのではなく、言い換えで対応して下さったDLSITEには感謝です。本来はタグそのものの廃止を狙っていたのだと思います。より言論統制が過激化していくことも考えられるので要注意案件です。
ネット世界はクレジット以外のまともな決済手段が無くて困ります。コンビニ払いは面倒です。バーコード決済は決済元、例えばPaypayなどのチャージ手段にクレジットがあります。おそらくバーコード決済が主流になっても意味がありません。バーコード決済会社にクレジット会社からDLSITEを決済手段とするならクレジットによるチャージは禁止にするみたいな話になりそうです。エロ方面だけでもクレジット会社の関与が無い日本企業による決済手段が主流になってくれないかなと考えてしまいます。
今回の件でもう一つ感じた怖さが一つの企業が新たな単語を産んでしまうこと。幸い上記の通りタグのみなので影響は軽微で新たな単語のムーブメントにはならないでしょう。ですが、企業がゲームを何たるかを決めてしまう実例はあります。例えば曖昧だったローグライクとローグライトの違いはValveが決定づけてしまいました。
2020年から2022年頃、時はローグライクブームで様々なローグライクが生まれました。そしてローグライク・ローグライトの定義で様々な論争がありました。Steamタグの付け方も議論され、炎上したこともあります。これを良しとしないSteamは2022年にSteamが考える定義を発表しました。この発表以降、Steamのローグライク・ローグライトタグはこの条件で決められています。ところが、これ以降、Steam以外でもローグライク・ローグライトの違いはこのSteamの条件で語られるようになった気配があります。
今回の件は私の中で、今後同人会社が同人の定義やジャンルを作り出してしまうのではという恐怖が少し生まれた瞬間です。今後、ひよこがロリの隠語になってしまうのか、見守っていきます。
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