メガ姉ちゃん~おねショタモン娘探索アクションRPG~[Pinkie Games]
魔王の娘の影響により、近隣の女の子がエッチな気分の女の子モンスター化。男を性的に襲うように。ショタな男主人公が魔王の娘を倒すため、冒険するメトロイドヴァニア。親切設計と簡単操作によるド派手な演出、可愛い多数の女の子モンスターの登場及び、おねショタ系敗北逆レイプ/女性上位ドットアニメーションを楽しめる作品。エロを抜いてもメトロイドヴァニアが好きなら遊んでほしい傑作。
ユーザビリティの高さと爆発的な快感のあるアクション
良作メトロイドヴァニアは、序盤から快適で爽快感があり、後半に進むほどより機能強化で快適になっていく特徴がある。本作は機能強化の面ではイマイチなのだが、序盤から快適で爽快感があるという面においてはR18メトロイドヴァニアの中でも抜群に優れている。
主人公は通常攻撃と弾攻撃が可能。どちらも連続攻撃の間隔が非常に速い。さらに通常攻撃の範囲が横にも上下にも大きいため、敵にヒットさせやすい。見た目の動作以上の範囲を持っていて予想外に攻撃が当たるパターンが多い。攻撃時のエフェクトや派手なダメージ表示、小気味良いヒット音など見た目の派手さも抜群。さらに二段ジャンプを駆使すれば1画面内であれば跳び越せるぐらい飛ぶ。「簡単操作でド派手なアクション」というスマホソシャゲで良く聞くフレーズがぴったり当てはまる。スライディングも初期から使用可能で、なんというか普通のメトロイドヴァニアの中盤から終盤で可能な操作感そのものだ。
▲攻撃時の当たり判定が大きいため、プレイするモチベーションになる。少なくとも、敵に当たらないというストレスとは一部の動き回る敵以外は無縁。
反して機能強化については、想像以下な面もある。各ボスを倒すと剣に属性がつき、その属性の剣に切り替えれば弱点の敵に大ダメージが与えれるようになる。併せて銃は属性ごとに挙動が変化する。各ステージのエリア移動の扉に属性を設けている箇所がいくつかあり、特定の属性を所持していないと通れないようになっている。また、炎エリアのダメージ軽減などステージを進むために必要なアビリティも覚える。
しかし、その程度で終わりだ。属性の剣については外見に色以外の変化がない。操作感覚が劇的に変化するような強化は、全く無いわけではないがほとんど無い。ただ、私が思う本作の大きな欠点はこの点ぐらい。挙動変化のリソースを他に割いたと考慮すれば納得できる範囲だ。
メトロイドヴァニア系でも特に快適なシステム作りとレベルデザインの素晴らしさ
本作は悪魔城ライクなエリア移動を基本とする。横スクロール2、3画面ごとで部屋に見立て、端まで進むと隣のエリアに切り替わる。興味深い点は上下でエリアが繋がっている場合でも、上下の移動は梯子に限定されることだ。特に上から下への移動が重要で、梯子以外の穴から移動すると、穴に落ちたことで即死亡という扱いになる。そのため、メトロイドヴァニアでありながら通常の横スクロールアクションのような面白さも維持できている。
各エリアそれぞれ敵配置やギミック、地形などそれぞれに工夫が見られる。プレイヤーに見た目の面白さを与えたり、ギミックの配置場所を工夫して同じギミックでも違う効果を与えたり。各エリアのマンネリ化を極力抑えており、同じような構成のエリアは無い。プロ集団である任天堂のマリオ系ほどとは言わなくとも、同じような思想でステージを作っていることは分かる。
マップそのものの移動も早めで、エリア移動が本当にサクサク進む。
プレイヤーが死亡した場合、そのエリアの初めからやり直しになる。セーブポイントからでは無く、そのエリアからだ。セーブポイントに戻るのが嫌いそうなVeryEasyユーザーが即死穴で死亡してもすぐやり直せる。Very Hardユーザーもエリア最初からのやり直しで済むならエリアの難易度が高すぎてもトライがしやすい。なかなか通常のメトロイドヴァニアでは見かけない斬新だけど便利で快適な発想だ。
なお、エリア最初に戻るとき体力やMPは全回復する。経験値やドロップアイテムを失うことも無い。その前提の仕様になっており、雑魚敵の攻撃力はかなり高め。どのエリアからでもセーブポイントへの移動が自由に可能。
バランスのよい成長要素や難易度
育成要素は通常のレベルアップの他に、実績解除、装備、装備品の錬金と多彩だ。難易度はVery Easy、Easy、Normal、Hard、Very Hardの5種類。育成とその時点の敵のバランスが釣り合っている。私はVery EasyとNormalのみプレイ。
Very Easyなら隠しダンジョン以外は全て主人公優位で圧倒性を持って快感を伝えてくれる。敵も強くなりつつ、主人公はさらに強くなるサイクルで育成の喜びも感じる。
Normalになると、油断すると死亡するけど多少の脳筋プレイも可能なバランスになっている。Very Easyの時は適当なレベル上げで良かったが、Normalは錬金で装備を作っていかないと少し厳しい難易度。レベル上げも適宜必要になる。
▲レベルアップ時は通常の上昇値に加えて適宜ステータスを選んでアップする。
▲実績もパワーアップ要素の一つ。
錬金は複数の装備品である素材が必要だけど、その素材は2つしか所持していないので使い方を検討……みたいな錬金する装備の厳選が頻繁にある。普通のゲームだと素材の有難みが薄いのだが、本作の場合、この状態が多いので素材を入手したら錬金を試したい欲求になることが多い。
本作の装備は枠が複数あり、レベルアップ時やスキルで枠が増える。そして枠がある分だけ装備が可能。グラブルなど複数装備のソシャゲをプレイしていれば想像つきやすいが、装備の入れ替えや枠が増えた時の追加が面白い。
▲錬金要素。装備品1つでステータスが大きく変わるため、素材ドロップ目的でボスを何度も狩るなどけっこう夢中になる。
序盤が終わったら全てのステージに移動できる中継地点に付く。ただ、レベルが高すぎたり、反対側から鍵がかけられたりで到着当初では好きな箇所に移動できない。よってある程度一本道のような進み方になる。ただ、ある程度はボスを素通りしても進めるようなデザインだ。ボスを無視して進み、属性鍵などの問題で本当に進めなくなったら戻ってボスを倒して進む。ここの自由度が高いため、一本道だけど分岐を自由に選んでいる感覚になる。ボスは再戦できるので経験値稼ぎにもなる。ボスラッシュのステージなど寄り道的なサブステージやクリア後専用ステージもある。
▲メトロイドヴァニア恒例のマップ。
エリアには宝箱以外にも資金入手のための緑の光点や鉱石がある。光点は触れれば入手できるし、鉱石は攻撃で砕ける。これらの入手も派手なので入手が少量でも気持ちいい。一度入手すると二度と現れないので何となくコレクション感覚で全てのエリアにて入手したくなる。
Very Easyの時は女の子モンスターをすぐ倒せるので、穴の近隣にいる女の子モンスターは、ダメージ覚悟の突進脳筋プレイが可能だ。ところがNormalで突進脳筋すると当たり判定+ダメージよろけで穴に落ちたり、そもそも攻撃力が高いため体力が順調に無くなる。そして次のセーブエリアまでの移動がギリギリ&厳しくなる。
なお、Very Easyでクリアしてもクリア後のおまけステージは、おそらくNormal程度の難易度に変化する。そのため、急に難易度が跳ね上がるため要注意だ。
敗北はスムーズな女の子モンスターによるオネショタ逆レイプ
ステージの雰囲気は偶然かもしれないが、全般的にRabi-Ribiをリスペクトしているように感じる。ステージには雑魚・ボス共に女の子モンスターが敵として登場。
女の子モンスターは共通してハートの弾幕を飛ばしてくる。規則性のある飛ばし方が特徴で、連続して一定方向に飛ばすキャラ、自分の周囲に円型で飛ばすキャラなど女の子モンスターの種類によってマチマチ。弾幕を放ちつつ移動するなど、物理系攻撃をする女の子モンスターもいる。
静止時、ハートを撃つ時の色っぽいしぐさ、移動している時など一人一人の女の子モンスターのアニメーションパターンは多め。特に顔が大きく目もぱっちりしているドットが目立っており、それぞれのアニメーションで表情豊かに変化する。喋っている時は口パクがある。
▲女の子モンスターは、ハート弾幕発射時にセクシーポーズをとる。
女の子モンスターと接触したりハートと接触すると拘束ターンがあり、ボタンを押して脱出しないと逆レイプがはじまる。女性上位オンリーのおねショタ。画面が主人公と女の子モンスターに拡大し、エロアニメーションが行われる。表情の豊かさや口パクはエロアニメーション時も健在。エッチ時は擬音文字も表示する。とにかく可愛いが前面に出ており、その次にえっちぃとなる。
ボス戦は、ほとんどが雑魚女の子モンスターの使いまわし。その時点でいない女の子モンスターも後のステージに登場する。ただし、雑魚の時よりも動きのパターンが複雑。各ボスは激しく激しく画面を動き回ったり、ジャンプを繰り返した。弾幕も5種以上ほどのパターンを持っている。さらに体力が一定以下になると攻撃手法に激しさが増す。
一度出会った女の子モンスターは回想でエロアニメーションを自由に視聴できる。
プレイ時間は10時間ほど、ドットアニメーションキャラは16体。エロを抜いてもメトロイドヴァニアとして本当に優秀なゲームだ。全年齢のゲームを含めても、これほど仕様に個性を放つメトロイドヴァニアは少ない。この種のジャンルが好きなら是非遊んでほしい作品だ。
購入はこちら
DLSITE:メガ姉ちゃん~おねショタモン娘探索アクションRPG~
コメント