【エロRPG感想】てりぶるラボラトリー(製品版)

てりぶるラボラトリー_ニュース4 エロRPG

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てりぶるラボラトリー
てりぶるラボラトリー[あぶらそば日和] (DMMはこちら)
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エロRPGの黎明期は既存の全年齢RPGを基調としておまけでエロコンテンツが発生するエロRPGが多く見受けられます。最近はRPG部分が余分という風潮が強くなり「RPGがっちりエロもばっちり」、「片手間にクリアできる簡単なRPG要素があり、エロコンテンツ中心」、「RPG部分を削ぎ落し町探索系に特化」など、エロが主でそれ以外が副のエロRPGが多くなってきています。

本作はこれをもう一歩先に進化しています。RPG部分をより削ぎ落しつつも、必要最低限のゲーム性をしっかり確保しています。エロコンテンツ中心でありながらノベルゲームのような選択のみのゲーム性にはなっていません。エロ好きな方がエロを突き詰めてたら自然と出来上がった簡易的ながら洗練されたシステムです。

ラブリープリチー超愛してる の「ゼヴェンの孕姫」は、物量と段階による丁寧な分離分けによる女主人公エロRPGの理想形だと思っているのですが、本作てりぶるラボラトリーは物量と(プレイヤーが思う)無駄を省いたシステム設計による短編エロRPGの理想形に近いと思っています。今年は既存エロRPGをベースにしつつも独自に進歩した新たなスタンダードを構築する作品が増えそうですね。

あぶらそば日和ファンの方に分かりやすく述べると、前作ルシア・スクリプトから戦闘・歩行関連を90%以上省きつつ前作と同傾向のエロをサクサクと楽しめるようにしたゲームです。また、今回はスカトロ無し(代わりに放尿や尿ぶっかけは多い)のため、その系統を忌避して避けてきた方にも興味を持ってもらいたい作品です。

借金美少女博士が開発でお金を稼ぐ現代アトリエ系のエロRPG

本作は天才美少女博士の主人公コニカが経営難に陥った研究所を潰さないように資金を稼ぐ現代系エロRPGです。本作の主人公は経営能力無し、アイドルとしての人気がある、研究能力のみのコニカ。性格はちょっと天才やアイドルであることに自覚があるけれども誰からも好かれやすい普通の女の子像として描かれています。

経営難に陥った原因はスパイ社員が研究成果の集大成を破壊してライバル企業に寝返ったため。残った社員は主人公の裸目当ての変態のみ。彼らと協力しながら開発・スポンサーへの営業・アイドル活動など様々な手段で営業を行います。あぶらそば日和風に解釈した「民間正義会社」に近いかもしれません。

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▲研究の成果がスパイの手引きでドカン!ギリギリでやりくりしていた経営は一気に悪化します。

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▲盗撮カメラ付きのお風呂♪。モニターの変化などのこだわりも見えます。ちなみにお風呂は宿屋代わりの体力回復手段。なので体力回復のたびに所員達の盗撮が行われます。こんなことだからコニカちゃんを慕いつつも、敵の恥辱エロをさらに盛り上げる奴ら

基本は素材を町から探し出して研究所内の赤印で開発、開発した研究成果を青印の通販で売却します。他、フィールドでイベントで受注をしてお客さんに納品することもありますが、1回限定なので基本は通販での売却です。処女クリアを目指す場合はこのシステムで稼ぐ必要があります。ですが、実はコニカがどんどん恥辱に塗れるイベントを発生させる通常プレイは資金が勝手に貯まるので、あまり利用することがありませんでした。コニカの装備開発ぐらいですね。

また、スポンサーに資金融資してもらう方法があります。こちらは全てイベントですが、コニカが企業に訪れて何らかの条件を飲むと高収入が得られます。逆に条件を失敗してしまうと、ヒドい目に合わされます。むしろ後半はヒドい目にあってお金を貰うよう変化していきますが。

また、町にはライバル企業が雇った様々な敵キャラが主人公の評判を落とそうと恥辱的な嫌がらせをします。町で因縁を付けられ戦闘になることもあります。もちろん敗北すると、それはもう晒しものになることでしょう。基本的にこれら戦闘イベントをクリアすると新たなフラグが立ち次の敵キャライベ、スポンサーイベや新たな地域の追加、町住民のセリフなどが変化します。
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▲敗北すると衆人の中での痴態イベントが発生。その後もNPC会話で写真を撮った人がいるなどコニカの評判が悪くなります。

ちなみに短編のため、注目する箇所では無いのですが装備アイテムの仕様は上手いなと思いました。と言うのも、戦闘数そのものがメインイベントのみで少ないためレベルを上げる手法が取れません。つまり強化する方法は装備のみ。そのため装備変更で攻防だけでなくHPの増加もあります。そのため敵キャラを倒すために素材を集めて開発するアトリエ系手法が成り立ちます。と同時に最大HPは素材集めにも重要です。

素材をまとめて入手するとHPがごっそり持っていかれて0になると長いHイベントが発生、そのため研究所のお風呂でHP回復をします。ところが後半の装備アイテムはきのこが計100個以上必要など異常な量に見えます。これをどう解決するかですが、順番に装備品を作ることで徐々に最大HPを上昇させ、一回の採集で入手する素材数を増やすことで時間が大幅に短縮できるようになります。つまり装備は戦闘・素材収集両方に役立つようゲーム設計されています。

まとめると敵キャラを懲らしめつつ、素材合成と売買やイベントでお金を稼ぐ現代版アトリエ系ゲームです。ただ、アトリエ系はあくまで雰囲気であり、メインはエッチを見るためのゲームです。とにかく快適・簡単なゲーム性あり・プレイ時間の大半がエロシーンのみ・軽快で面白いやり取り、この4種類の特徴が合わさってユニークで品質の高いエロRPGになっています。

良質カジュアルなエロゲームを突き詰めたシステム搭載

本作のシステムを一言で述べると「カジュアルなエロRPG」です。間延びするであろう箇所をとことん排除しています。例えば町フィールド、研究所、町近場の山などフィールドやダンジョンは全て半マップで完結。広い町内を歩き回ったり、一つ一つ家に入って屋内のNPCに話しかける必要がありません。研究所は1画面内に研究・通販・シャワー・回想と必要な施設が揃っており、その他素材収集箇所やイベント発生箇所も1画面で且つ複数エリアではありません。1画面の中にNPCも揃っているため会話も楽。
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また、戦闘が発生する場所、エッチが発生する場所、会話イベントが発生する場所などは全て吹き出しが表示されているため、迷うことがありません。そして画面の右には解説が表示されます。この解説はエッチやイベントが発生する場所だと自動的に増えるため、攻略サイトいらずで分かりやすくなっています。そして1画面表示なので攻略ヒントを見るためにわざわざボタンを押下する必要もありません。会話イベントが発生する箇所に入ると、ダンジョンなどは無く簡単なノベルイベントが発生。ダラダラと長くもなく、それぞれ簡潔的に会話が行われます(それでいて面白いしエロ系はエロい)。

戦闘関連もとても簡易的でイベント戦闘のみ、且つ1,2戦で勝敗が決まります。勝敗の決め手は上述のように装備のためレベル上げをを意識する必要はありません。戦闘中の敵攻撃は基本的に全てセクハラ系。各敵や状況によってセクハラ技は変化。特に聴衆を意識した「敵に服を脱がされる」→「周りの人間に見られる」ような技が多く恥辱を盛り上げます。戦闘を楽しむゲームでは無く戦闘中公開恥辱を楽しむゲームです。戦闘結果はほぼ装備の強さで決定。
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▲各キャラの行動に対するカットインも完備

UIも全般的にオシャレです。右側解説欄もポップテイストで見た目が良いし、町フィールドの雰囲気もポップです。メニュー横のプロフィール解説のノートもオシャレです(記述内容はゲームが進むと悲惨なことになりそうですが)。そして音楽も明るくて都会らしい選曲をしています。また、研究所自室内でニュース記事があるのですが、このUIもとてもオシャレさが出ています。
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▲ステータス画面とニュース画面。ニュースはそれぞれの記事をクリックすると内容が分かり、その内容に対してコニカがコメントします。

合わせて、全体的に軽快且つキャラの特徴を生かしたコメディ色の強いテキストも非常に魅力的です。NPCや研究員との会話で主人公の個性が強く出ていますし、イベントで登場するおっさんやモブ学生なども、ちょっとクスっとなってしまうような内容で全般的に楽しさで溢れています。

つまり外見を意識しつつ極限的にプレイヤーの手間を省いてた上でテキストで楽しさを提供するゲームとなっています。こうなると心配なのがゲーム性やエロRPG特有のエロさを確保しているかどうかですが、心配いりません。多数のルートを使ったエロ系分岐やエロ後のイベントを取り入れており、実用さも非常に高いゲームシステムです。

分岐エロ多数、異なる場所での連続イベント多数、イベント後の会話変化多数

エロシーンは盗撮・気絶・知らない内にパンツ脱がされているなどコニカが知らない間にコニカの痴態が眺められ、時には写真や動画が流出してしまう傾向のエロシーン。そして、本人が意識ある状態で周りに見られながら痴態を強制的に晒されてシーン、ほぼこの2種類で構成されています。中盤以降はお金や契約などで脅されて仕方無しに痴態を自ら路上で晒したり、録画され全国放映されるシーンに変化していきます・いつものあぶらそば日和作品が得意としているシーンですが、今回はそれらに特化していました。

逆に密室でのエッチや戦闘敗北のエッチだけで終わるシーンはほとんどありません。必ずその場か後日に赤の他人、学校の友人、スポンサーの方々など他の人物に見られてしまうシーンが用意されています。ここは徹底していますね。

あぶらそば日和作品のもう一つの特徴はエロイベント後のNPC内容が全てエッチの痴態を反映したものに変化したり、エロイベ後際どい服装になった後そのまま通常状態に戻ることなくゲームが続行したり、敗北後の敗北のようにどんどん負の面に発展していくこと。当然ですが勝利し続けた場合の全年齢版クリアも用意されています(正史は敗北後めちゃくちゃにされる方ですが)。

本作のゲームシステムはおそらくこのエッチ後のNPC変化に焦点を当て、間延びさせることなくプレイヤーに体験させることを目指して考えたものと思います。そのため、とにかく分岐やエロイベ後にイベントが続きます。

例として2種類ほどイベントを紹介します。

まず、コニカがスポンサーに資金援助をお願いするイベント。この時、バニーガールになって100人にティッシュを配りきることを条件に資金援助を約束されます。その代わり100人達成できなかったら罰ゲームを受けることに。その後は実際にプレイヤー手動でオフィス街から始まり、フィールド上に点在する様々な地域にバニーガールで移動します。バニーガール姿を晒しながら恥ずかしげにどんどん配るイベントが発生しながら、その後も乳首チラハプニング(コニカは気づかない)やチンピラとの戦闘(敗北してしまうと……)など。そして配達が終了すると資金500万円の融資を受けられてイベント終了です。
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▲これらは一つ一つがフィールド上で場所を選択した先で起こる個別のイベントです。

ところが、100人配り切れなかった場合(イベント途中で切り上げた場合)、罰として役員に犯されることに。その犯された内容はライブ中継で研究室の研究員達も覗くことに。その後コニカが研究室に帰った時は、ごまかす姿が哀愁を漂います。
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ここでひとまずイベントは終了ですが、その後も町の人たちの会話を聞くと評判が変化していることが分かります。また、犯されるイベントが発生した後、自室のホームページをチェックすると犯された時の動画が共有サイトに投稿されていることが発覚、痴態が全国配信されていることに気づきます。その後、役員に文句を言って1000万円受け取ることになりますが、乙女心はもう傷物。

もう一つの例として山での素材集めを紹介します。この画面のみで2種類の素材を簡単に集めることができます。ですが、素材集めには体力が必要で体力以上に集めてしまうと気絶してしまいます。左上の鉄くず、右のキノコのどちらを入手時に気を失ったかによってイベントが異なります。左上の場合は階段を上る時にパンツを覗かれるイベントあり。鉄くず置き場で気を失った場合はパンツを盗まれるイベント発生、その後はノーパン階段イベント後に研究室に戻ると研究員との会話が変化。
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キノコ場で気を失った場合は、全身を触られるイベントが発生。ここでコニカが途中で目を覚ますか覚まさないかを選択でき目を覚まさなかった場合は写真を撮られた上でオナニーのおかずにされるイベントが発生、逆に目を覚ました場合は戦利品に白衣以外を盗まれてしまいます。こちらの場合、白衣だけで街中から研究所まで戻るイベントが発生、フィールドでイベントマークを選択すると白衣一枚で駆け巡る様々なミニイベントが発生します。その後研究所に戻ると、今度は研究員とイベント。
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また、ここで一旦イベントが終了しますが、白衣で街中を駆け巡ったことによってNPC会話が一部その話題に変化します。また、ニュースを見ると衣服と裸写真がオークションにかけられており、自分で購入して取り戻すというイベントが発生。

他、ちょっと変わったシチュとしては銭湯イベントです。女風呂は男風呂から覗き放題。その中で無防備に肢体を晒すコニカ。ところが堂々と女風呂で撮影している男がおり、彼の動画を削除させるべく追うとそこは男風呂。盗撮魔で覚えているのはチ〇コの形だけ。そこでコニカは裸のままで男風呂にいる全ての男のチ〇ポを鑑賞することになります。
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▲女風呂鑑賞、男胸像の目の前で、男風呂乱入、盗撮魔との戦闘など盛り沢山。敗北すると学内に盗撮写真がばら撒かれます。ちなみに、その後もこの風呂屋は様々な覗きイベントが用意されています。

一つのイベントが複合的に様々なイベントを生み出しており、さらにそれぞれのイベント後にNPC会話だけでなく、エゴササーチ結果や次のイベントフラグなど様々に変化することがわかります。また、一度終了したイベントは再度行えますので、1回のプレイで全分岐を体験できます。このことからイベント探しも楽しいし、短時間の間に連続性のある様々なミニエロイベントを体験できる構図となっています。
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▲エロイベントの後にエゴササーチ結果が変化し、さらに新しい差分のCGが用意されていたりとエロ後イベントにはこだわりを感じます。ちなみに後半のエゴササーチ結果はとことん卑猥で天才科学者とは思えないくらい。

今作は企業系や科学系のエロと恥辱を絡めることが一つのテーマとして考えられており、科学者が発明した何かの(エロい)モニター実験、企業が儲けるために企画したコニカを恥辱に合わせる新商品アピールなどが目立ちます。それに公開恥辱が加わっており、例えば遠隔操作で透けるボディスーツ(コニカは知らない)を着て街頭アピールをするような内容。やはりというか、この系統は恥辱が進むごとに、その後のNPC会話がよりエッチくなります。特に研究室の面々や知人が沢山いる学校内など。また、銭湯を初め、公開恥辱をテーマにしながらも個々は独創的でオリジナリティの強いエロネタが大量に仕込まれています。

後半の恥辱エロオンパレードはそろそろ終了かと思ったらさらなる絶望を用意

前半・中盤と比較して内容が一気にどん底まで堕ちてしまう後半。前作で言う奴隷ルートを想像してもらえれば良いと思いますが、後半はとにかく絶望状態で、そしてNPCの噂はコニカのエッチばかり、スポンサーからの依頼もエロ前提、研究所に残ったNPCもコニカのエッチを鑑賞することが当たり前のような状態になります。ここで凄いなと思ったのはその分量。そろそろエンディングかなと思ったらさらなる絶望を用意しており、下には下があると思ってしまうぐらいに深みにハマっていきます。物語上は明らかに最終盤なのに、プレイ時間の半分はこの後半に集中しています。基本CGの半分もこの後から登場。
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▲精神的にもいっぱいいっぱいの状況に陥ります。

フィールドが特殊状態になりセリフがそれ専用になるようなイベントもいくつかあり、様々な痴態を晒しながら町中を動き回ります。そんな状態で大量のエッチなイベントが発生、弱みにつけこまれて公共環境の中でセックスしたり、マ〇コを広げてオナニーしたり。そして研究所に戻ると泣き出す日々。1度の特殊状態でほとんどのイベントは学校、スポンサーが多くいる繁華街前、研究室付近などあらゆる町内を回ります。イベント終了後はフィールドのほとんどでセリフも変化。町中のセリフも良いけど、インターネットのエゴササーチも良い具合に乱れてきます。ストレスフリーなシステムにより、イベントごとに短時間であちこち探索できる点は他エロRPGに無い特徴ですね。
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▲エゴサ結果がどんどん汚染されていきます。

ちなみに本作はクリア後も探索ができます。借金を返済した後はエッチなことをする必要もないので、それ系のイベントこそ発生しませんが、過去には山ほど恥辱に塗れ、様々なヌードやセックスシーンが全世界に流れたため……。エロイベントが無いのにエッチな会話を読むことができます。

あぶらそば日和過去作総出演のお祭りゲーム

最後に余談的なことですが、過去作主要キャラ(サブヒロイン含む)の顔見世もあります。異世界勢も旅行と称して現代に来ており、様々な地に登場。基本的にはエンディング後のため、一応は平穏になったヒロイン達がコニカと意気投合したりと会話を楽しませてくれます。1人を除いて一応はゲスト出演です。ですが、それなりの会話量を確保しておりコニカに便利アイテムを授けてくれたり、同じ恥辱にあった面々なので境遇を一緒に嘆いてくれたりと、その存在感はコニカにとって大きくなるようシナリオに絡めています。過去作プレイ済みの方用の小ネタも転がっており、ニヤりとなってしまう側面も。過去作未プレイでもシナリオは破綻しておらず、ニヤりが無くなる程度。

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▲前作ルシア・スクリプトプレイ者にはどんなTシャツか分かるはず。残念ながらNPC会話はありませんが、ちゃんと着用するコニカちゃんの立ち絵もありますよ。

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▲こちらはsteamにも進出した処女作キャラ。コニカ「友人が処女奪われちゃった」、マヴィ「私の友人も無理矢理」な共感会話、作者のセンスを感じます。

特に重要な役柄が「QrinSway01」の主人公ナズナちゃん。本作ではとある理由でコニカとお友達になり番組を何度か共演。後半になるまで仲良く過ごしている姿を何度か見かけるようになります。ところが、過去作組で彼女のみエッチシーンも用意。他の作品と異なり彼女のみ本編のような扱いで敵役と戦っている状態なんですよね。コニカも巻き込み、QrinSway設定上の敵キャラが大活躍します。
てりぶるラボラトリー_ナズナ
▲過去作勢で唯一カラー立ち絵が用意されているキャラ。

また、立ち絵ありサブキャラとしては喫茶店で働くコニカの友人が登場。外部絵師さんです。お助けキャラで、どうしても勝てない&素材集めが面倒臭い場合、そのキャラに一度だけ敗北して彼女を訪ねると何故か裏の情報を集めて襲撃者を脅し、彼らから金をむしり取ります。彼女もエッチイベントがありますが、恥辱凌辱とは全く別のシチュです。
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▲作中最強キャラ。彼女のエッチを含めた裏事情が分かると、彼女がチンピラ達を懲らしめれる背景がわかります。

プレイ時間は3時間。回想は基本19、段階差分や一連のイベントを含め64。基本CGは15枚ですが、構図の見せ方や背景、衣装差分の使い方などが上手くて、異なるイベントで使用すると全く異なる基本CGに見えることも。プレイ時間とシナリオを圧縮するゲーム構造から想像付くかと思いますが、短編と片付けれないほどに膨大なエッチシーンが用意されています(少なくとも中編以上の分量)。

基本的に全てのイベントが「同一イベント内でフィールド間の各エリアを訪れる連続イベント」、「フラグを消さない限り何度でも試せる同一イベントの分岐差分」から成り立っており、本当に分量が膨大です。それを短時間で消費するような構造のため、本当に次から次へとエッチが発生します。

また、ゲーム後半に移行するにつれコニカへの世間の認識も変化し、エロイベントのNPCセリフなども柔軟に変化。それらをノベル系みたいに読むだけで無く、しっかり主体的に行動できる等エロRPGの面白ろエロさが凝縮されています。

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