ドットアニメーションはエロ系の1ジャンルとして確立していますが、AfterEffectやLive2Dの洗練されたアニメーションにはない独特のエロさがあります。エロアクションに限っていえば、ドットエロアニメの宝庫なのですが、エロRPGに関して言えば、それなりに名作は揃っているけど数多くの新作に埋もれて目立たない状況になっているのかなと思っています。このまとめでは、それらの作品群から「ドットアニメエロの質が高い」ゲームに絞って一覧を作りました。紹介したゲームのほとんどはツクール製ないしウディタ製ですが、既存のマップキャラサイズに依存せず、見応えのある大きさまでサイズを大きくしたエロばかりです。
性拓三妹~ポルルカ色欲物語~
性拓三妹~ポルルカ色欲物語~[不志陀羅亭](DMMはこちら)
豊富なドットアニメーションエッチを用意したアドベンチャー形式のRPG。村で発明を生業にしている女性が奴隷の男の子を購入したことから物語ははじまる(主人公は奴隷の子)。
主人公と同居する3人の女の子+1人がヒロインで、逆レイプ風味のエロが満載。ついつい女の子が暴走してしまって連続射精を強いられるようなハードシチュが特徴。1エロシーンに5つ以上のドットアニメを用意しており、例えば優しくキスしてからベッドに入り、手コキをして射精したところで、今度はフェラをはじめ、そして慣れた頃に搾精アイテムを使用して強制射精するなどのように1シーンに複数の体位などを組み合わせて非常に長いシチュになっている。回想数も一般的なドットエロアニメRPGより断然と多い。
ゲームは農作物をクラフトの要領で育てながらお金を稼ぎつつ、朝昼夜と移り変わる時間の中、村の人達と交流する日常ゲーム。ドットアニメは日常シーンの会話にも頻繁に使われている。そのため、コミカルな会話の中でドットが常に動き回り、まるでアニメを見ているかのような楽しさがある。間違いなくドットアニメゲームとしては一流で外せないゲーム。村のドットマップチップもほぼオリジナル。男キャラも含めて村の住人のドットキャラも表情が豊か。とにかくドットも話も面白いゲームだった。
体験版プレイすればわかるけど、初プレイ時は常に「すげーーー」と感嘆することばかり。
なお、過去作として猥訓道δシリーズが3作ある。それぞれ性欲の塊であるデルタが女の子を調教していく話のため、本作とは雰囲気が異なるが、ドットエロの質は高い。また、同一シリーズでありながら、それぞれゲーム性が異なるのも興味深い。
- 猥撮道δ~巫女に首ったけ~(DMMはこちら)
- 猥訓道δ~姫は淫奔な弟子~(DMMはこちら)
- 猥魔道δ獣欲まみれの艦
MilkyQuest
MilkyQuest[BlueLab]
4つのダンジョンで魔物娘とセックスバトルしながら、最奥の魔物を倒すRPG。RPGとして見ると、ひたすら時間がかかる戦闘、ストーリーらしきものはおまけ程度、バランスの悪い経験値バランス……と色々言いたいことあるけど、M嗜好のドットエロに関しては文句をつけにくい。サークルさんとしては過去最高の魔物娘を用意している。
基本は、どのモンスターとも戦う時は本番のみ。戦闘も戦うか逃げるだけの単純な物なのでRPG風のシステムでドットエロアニメを堪能すると割り切ったゲームと認識しておくといいかも。体位はほぼ女性上位だけど、騎乗位、対面座位、後ろ向き女性上位と魔物娘など。お尻の動きなどが卑猥でたまらない。
そして、HPが0になってしまうと延々と連続射精を強いられる逆レイプモードに切り替わる。一応、搾精死系だけど文章的にはそこまでハードではないので、基本的にはM向けのゲームかな。お姉さんが出来の悪い子供を叱るような口調で言葉責めしてくる。これでRPGとしても面白かったら完璧だった。
補足しておくと、3000オーバーのDL数を誇っており、RPG部分が駄目でそれだけ売れたのは、ドットエロの戦闘が良かったからと言える。楽しいRPGとしてはおすすめしないが、エロ特化の抜きゲーアドベンチャーとしてなら一考の余地あり。価格が安いしね。
BlueLabさんは本作の他にも低価格・手軽に楽しめるドットエロアニメのRPGをリリースしている。
あのこクエスト ~天使の路地裏~
あのこクエスト ~天使の路地裏~[あのこクエスト ~天使の路地裏~]
「ゲームセンターのあのこ」で有名な三久ら木商会のドット絵RPG。ゲームセンターのあのこシリーズはロリビッチがドットアニメでとことんエッチなことをするアドベンチャースタイルのゲームだけど、本作は同系統のノリ・シチュを引き継ぎつつもRPGスタイルで楽しめる。
クリアは簡単で妹の風邪薬を買って家に帰ること。ゲーム開始から5分で可能。ただ、街の中では様々なサブイベントがあり、それを探すフリークエスト形式のRPGとなっている。妄想豊かな女の子で、街の石ころをスライムに見立てたりと、街にある様々な物をモンスターと思い、倒してゴールドを得る。そのため、妄想が炸裂している間は現代が舞台のはずなのに、ファンタジーな妄想が垂れ流しになり、音楽もピコピコ音。
エロはドットエロのアニメ。ロリビッチサークルさんらしい、官能的な目、舌使いと頬の形を意識したフェラ、ガンガンと騎乗位で絞ったりと相変わらずのエロさ。ぺったんこな主人公だけじゃなく、巨乳ちゃんなども出てくるよ。過去作のキャラもちらほら。
手軽にロリビッチのドットエロを堪能したい方はゲームセンターのあのこシリーズもどうぞ。
- ゲームセンターのあのこ
- 不機嫌ないちごちゃん -ゲームセンターのあのこたち-
- はだかのめがみさま -ゲームセンターのあのこたち-
- ペッタンコ公園 -ゲームセンターのあのこたち-
- 裸の王様ゲーム -ゲームセンターのあのこたち-
- ゲームコーナーと少年と裸のお姉さん -ゲームセンターのあのこたち-
堕落乙女異聞―堕ちたる勇者と真実の魔剣―
堕落乙女異聞―堕ちたる勇者と真実の魔剣―[サークル・エクセルガ](DMMはこちら)
魔物娘図鑑の二次創作と言っても世界観と一部キャラを利用しているオリジナル物と考えてよい。高潔な騎士の女主人公が、魔物娘の住処を探索し、身も心も魔物娘化するまでの過程を描いた物語。RPG風の戦闘画面でドットエロアニメーションが行われるツクール製アドベンチャーゲーム。
エロは魔物娘が女主人公を気持ちよくさせる。最初は人間のまま魔物娘にレイプされて絶頂、絶頂後、2段階目として魔物娘は主人公を魔物化させ、3段階目には魔物娘に変化した主人公が敵魔物娘と一緒にエッチを楽しむ魔物化シチュ+レズ物が基本(確か触手などもいたけどね)。それぞれがドットアニメエロとして行われる。
一応、行為後は人間に戻っていて夢なのか?と自問自答しながら遺跡の謎に迫る話になっている。そして、人間に戻っているはずだけど、その快感は身体に覚え込まされているようで……。
このまとめで紹介しているゲームの中では、ドットの大きさが小さめなのでどちらかと言えば玄人向きと言うか、ドットエロの良さがわかっていないと抜けないかも。
神精伝
神精伝[フルフラップ]
突然勇者に選ばれた男の子が、補佐としてつけられた女の子と一緒に魔王を倒す旅に出るRPG。独自プログラムだが、操作などに違和感は無く、独自のマップタイルもいい具合に表現していて楽しいRPGとなっている戦闘などもドラクエ式の独自戦闘で、ツクール・ウディタに慣れた私としては新鮮。ドットキャラの動きがしっかりしており、ヒロインや街の女性が歩くとそれだけで巨乳がユサユサ動くのが気持ちいい。
イベントシーンは基本CGを使ったエロなのだが、戦闘中に敵が仕掛けてくるエロ攻撃はアニメーションで表現している。その巨大ドットアニメーションは、本来はエロアクションを開発しているサークルさんだけに、流石にクオリティが高い。売れてるだけはあるなーと感心させられるゲーム。
敢えて欠点を述べれば、ストーリーが淡々としていることと、短編で終わっていることかな。まぁ、ストーリーが短くてもエロに関してはドットエロ、CGエロ含めてボリュームがあるのだけど。
ドットアニメ町中探索ゲーム 茜町物怪録
ドットアニメ町中探索ゲーム 茜町物怪録[Sprite Hills]
ドットアニメ町中探索ゲーム 続茜町物怪録[Sprite Hills]
街中で多発している事件を追う探索系のエロRPG。事件を解決しているうちに、怪異の存在を見つけていく物語。ミステリー要素が強く、事件発生→聞き込み→準備して犯人に突撃→解決の流れは普通に面白くて話に引き込まれる
続茜町物怪録は茜町物怪録の2年後を舞台にしたW主人公の続編だけど、前作をプレイしていなくても楽しめるしボリュームも1.5~2倍ぐらいある。まあ初っ端から前作のネタバレオンパレードなのでプレイは茜町物怪録から進めたいところだけど。
エロは巨大なドットで何度か体位や構図を変えながら行われる。男性側や風景もシチュの一つとして組み込まれていて飽きない。茜町物怪録のエロの傾向は選択肢失敗によるバリエーション豊かな凌辱系。続編は主人公がビッチと言うかセックスで力が増すような設定のため、女性上位シチュも多かったのが印象的。こちらもシーンや構図に工夫があり1つ1つが飽きない。勿論それでもハードな凌辱系が混じっていたのが印象的だった。
戦闘無しの探索系で気軽に楽しめるし話は面白いのでドットエロって何?と思う方の入門的なゲームとしておすすめ。
DOT・ダークアウトトリガー
DOT・ダークアウトトリガー[ギンギラドット☆スター]
宇宙レベルのSF設定があるけど惑星1つを舞台にしたファンタジーRPG。スターオーシャンのような感じと認識しておけばいい。記憶喪失の女主人公物だけど、とにかく彼女を守り助けになろうとするヒーローがかっこいい。ストーリーが練り込まれており、キャラの会話、物語の面白さ共に高い。とにかく登場する人物、誰もを好きになれそうな魅力がある。
ツクール製ながらシステムがかなり独特で、ドットで作られた表現豊なフィールドマップ、横視点で動く探索アマップ、そして綿密なドットの動きが最大限分かるような戦闘システム。少なくとも私は、エロに関係の無し戦闘に関してもマップキャラのドットアニメをふんだんに使っているゲームはこれしか知らない。
勿論ドットエロに関しても、すごいヌルヌル動いており見応えがある。シチュは触手に犯されるなどもあるが、、基本は主人公とヒーローとの和姦物。王道的な恋愛エッチを楽しめる。
正直、作品の質に対してDL数が比例していないと思う。もっと売れて欲しい作品。まあドットの動きに慣れてくるとカスタマイズされた戦闘のテンポが悪く感じるので、そのあたりに要因があるのかも。
なお、前作のドット彼女も手触りがいいドットエロ作品で、こちらはバカ売れしている。数多くの女性が出てきて皆とセックスできるからね。ドットエロの良さとボリュームで追及する1作
NTRPG2 従順なフィリア 男達の性欲処理に逆らうことは許されない
NTRPG2 従順なフィリア 男達の性欲処理に逆らうことは許されない[はなたか](DMMはこちら)
エロはドット絵のみで、立ち絵を含めて一切のイラストがないファンタジーのNTR物。NTR系としては、かなりガチで心が痛くなる。主人公は幼馴染みに一切触れることができないのに、彼女は勇者の物として無理矢理凌辱されていく。主人公はそれを見ているだけ&勇者が見せてる。
この勇者が高慢な性格でプレイヤーに嫌な感じを与えたり、彼女の境遇が「村の所有物」だったため、勇者の物にならなければいけない苦悩などが伝わるも、どんどんエロに対して感じるようになり、最初は勇者だけのものだったのが、どんどん主人公以外の村人などもエッチに参加するようになり、……まあ、いろいろとネトラレのハードな王道を貫いている。
ツクールXPサイズの歩行キャラで統一して、ドット歩行キャラがエロアニメーションする。つまり、エロドットとしては、ちょっと物足りないかな……と言うサイズなのだけど、これがまたなかなか興奮する。あくまでツクールベースに合うように作られているのだが、それでも4マス分のベッドや十字架などエロを盛り上げるためのアイテムが豊富。そしてエロの時はおっぱいプルンプルンだし、置物の配置やエロの構図がもうネトラレに特化していて、絵無しでも用意に想像できるレベルでアニメや効果音などが行われる。
なお、ストーリーも世界観も異なるけど同路線を貫いているNTRPG1や本作のヒロインの妹を主題においたまりくりマリークリスマス in NTRPG2(100円のミニRPG)も発売している。
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