淫魔ネムのChuChu精液探検記[とらいあんぐる!] (DMMはこちら)
サークル「とらいあんぐる!」は甘々系の逆レイプ、女性上位シチュ、及びイチャらぶ系の和姦シチュなどのノベル、CG系作品を出しているサークルです。なので、ハードな展開は少なそうですが、抜きゲとしては強そうです。そんなサークルが手掛けるサキュバスもの。
尖っているゲームではありません。むしろRPGとしては無難と言った作りですが、それでも安定した抜きゲとしての良さがあるゲームでした。
注:本作はSとM、両極端に分かれるイベントですが、私自身の嗜好からもS関連が良いとの主観が入った感想になります。実際はM関連の質も悪くありません。その点をご了承の上で以下を参照願います。
奔放的な新人サキュバスが求める精子探しの旅
本作「淫魔ネムのChuChu精液探検記」は、森で産まれたサキュバスが精液を求めて次々新たな村や町に冒険するRPG。
全般的に明るく可愛い系のキャラ像や絵柄。そして、本作のような女主人公が逆レイプするエロRPGは、まだ珍しいジャンルだと思います。(ビッチ系とはまた別だと思っています。)
サキュバスの本能故か先輩サキュバスに教えられ精液の良さなどを瞬間的に把握、村に向かい無邪気に男性を襲います。
なんだけど、このサキュバスの天真爛漫な無邪気さがいい味を出してます。限界まで吸うけど、死までは与えない、何故か憎めないサキュバスです。とにかく村や町の男達がいっぱい餌食になります。
▲先輩サキュバスのエッチな洗礼。ゲーム全般的に始終明るめの雰囲気。
▲一見はエッチに積極的な女の子。
RPGとしては戦闘、フィールド共にツクールデフォなオーソドックス系で突筆すべき点は無し。だけど戦闘コマンドやメニュー画面などのUIには力が入っているなと。しかし、戦闘バランスの悪さやダンジョンのマップ構成などから判断すると実務的な部分で甘さが見えます。実はこの点はあまり問題無く、エロRPGとして考えるとこの欠点を利点に変えるような工夫をされています。
ダンジョンマップに粗さがありながらも、敵シンボルとの回避が用意です。戦闘バランスは大雑把なものの、レベル上げが容易です。そのため、RPGの雰囲気を味わうエロゲームと考えると、むしろ快適とも言えます。おそらく戦闘で苦戦するボスは体験版の序盤で戦う兵士ぐらい(ヒールが追っつかないから)。
また、ダンジョンこそ粗さがあるけど、エロイベが大量発生する村や町は丁寧なマップ作りです。手を抜く仕様、力を入れる仕様の取捨選別が上手いなと思います。
戦闘やダンジョンはあくまで雰囲気に徹していて、あくまでRPG的なエロを体感させるゲームということです。そして、雰囲気に徹するからにはストレスを与えさせないよう配慮しています。
▲頭がポンなので何か困ると頭がグルグル。瀕死状態でも頭がグルグル。この仕草が可愛い。そしてUIのカスタマイズ。
S淫乱を伸ばすかM淫乱を伸ばすか?
本作はS淫乱、M淫乱と2つの項目があり、シチュもどちらかの傾向に寄ります。戦闘で勝利したり逆レイプ系のイベントが発生するとS淫乱レベルが上がり、逆に戦闘で敗北したり抱かれる系のイベントが発生するとM淫乱レベルが上がります。それぞれのレベルが上がると戦闘のステータスアップ、スキル習得もありますが、それぞれ固有でしか発生しないイベントがあります。
そして、ここがゲームの肝ですが、エロシチュは全てS淫乱かM淫乱かに振り分けられ両極端なエッチになります。また、ライトなサキュバスもので、男が搾精死することもないし、レベルドレインもありません。サキュバス系統のエロは、吸い殺さず快楽を延々と与える甘々女性上位に近いジャンルと徹底的に吸い殺すパターンに分かれることが多いですが、本作はその中間に位置します。
この2つの要素が組み合わさって、気を失うまで膣や手で攻めて連続射精を強いたり、男性に強引に抱かれ、気持ち良くなっていたら、男性の腰が止まらず男が気を失っているようなハードシチュ、優しく軽く筆卸しをするだけで解放したり、男性に気持ち良くなってもらって終了するライトシチュなどハード、ライト、S系、M系と本当に多種多様なパターンがあります。ハードシチュでも、人の死がないので、その系統が駄目な方でも安心。
また、可愛らしさと淫乱さ、そして産まれたての無邪気さが混ざったテキストがなかなかシコりやすいく一つ一つのシチュが満足できる出来。
▲実際のエロシーンだけでなく、エロ前後の会話もエロさとサキュバスの天然さが出ています。
エロは町でのイベントと戦闘勝利・及び敗北によるパターンです。
町・村の場合、NPCに近づくと、SかMどちらかのマークがある場合、その趣旨のエロが発生します。ただし、SレベルやMレベルの必要数やアイテムの必要など条件がある場合もあり。エロイベばかりじゃないかというぐらい町や村のそこらに点在しており、条件を満たすと発生する仕組み。一部ですが、このS/Mレベルによって2段階差分が発生するイベントもあり。
Sは哀れな青年、老人、兵士がサキュバスである主人公に跨られ徹底的に絞られて気を失うタイプ。主人公は悪気がないので、木を失った後も「ちょっとやり過ぎちゃった」程度。被害者の一例としては主人公を何も知らない生娘と思い込んで騙してフェラさせた老人。サキュバスの方は乗り気で、「やめて」と言われても気を失うまで吸っちゃいます。和姦から、もしくは女性上位の押し倒しで始まり、命は取らないけど枯れるまで絞るのが特徴ですね。ライトなシチュも沢山ありますが。
サキュバスらしさを追及しているため、吸われたいプレイヤーが満足するのはこのシチュでしょう。
▲見た目は清純で何も知らなさそうな女性ですからね。果たして騙されたのはネムかじいさんどちらでしょうか。
Mは男がサキュバスを拘束し、ガンガン犯すようなタイプ。例としては、勝手に鍵を使って家に入ってきたサキュバスに躾と称して正常位でガシガシ突くようなセックスをするシチュがありました。主人公は犯されるフリをしながらも、やはりサキュバスで積極的にエッチを堪能しているようでした。こちらは一部限界まで腰を振るシチュもありましたが、基本は男性が満足したら終了するようなライトな内容。
▲M系は男に強引に抱かれながらもサキュバスの性ゆえエッチに感じちゃうシチュ。
このMシチュに関しては、一般的な女主人公RPGの主人公がサキュバスだったらこうなるといった展開が不思議な気分でした。無理矢理エッチされる場合も、事後はしっかり満足して「また、犯されたいな」となりますし、逆に男性がドン引きしてしまうこともありますし。
ちょっと変わったシチュとしては軽いくすぐり感を伴う脇舐め。4種ぐらいあります。サキュバス主人公というより、ドM女主人公ものとして考えられる内容でした。
村や町はこのようなタイプのSやMのエロが揃っています。村・町は計3種類で最初の村こそオーソドックスタイプですが、次の町からは教会の影響下がある町など、ちょっと個性を持たせています。教会だと神父が己の欲望に負けて主人公を襲う、逆に己の欲望を懺悔した男の子に(エッチな)欲望を叶えて上げたり。全て対人。
対して、戦闘エロは勝敗で変化するのですが、戦闘・村町の違いはシステム的な意味合いよりも対人かモンスターかの影響が強いかもしれません。ボス戦は一部を除き、オークなどモンスターです。つまり戦闘勝利後はそのモンスターに対して逆レイプするかレイプされるかと言った分岐になります。
▲異形のスライムが女の子を犯すエロRPGは多いけど、ショタ型のスライムがサキュバスとエッチしたり襲ったりという展開は珍しいと思います。
売春宿でも持ち前のサキュバスらしさが健在
後半のメインエロは、売春宿になります。こちらはSプレイ4種、Mプレイ4種の計8種。上述した女主人公エロRPGの主人公がサキュバスだったらを体現したようなノリの接客を見ることができます。上から目線の客に、ギブアップ寸前まで手コキして、トドメにセックスをして躾けるようなシチュや反対に風俗経験が少なそうな人に一夜の夢を見せ、ファンにしてしまうような内容など。サキュバスらしい奔放さがあり、濃いシチュばかりです。他シチュが1CGに対して、売春宿系は2CGを使うイベントが多いことからも力の入れようを伺えます。
▲エッチ相手の態度が前後でコロっと変わってしまうのがS関連イベの特徴。このイベントは売春関連でも強烈な印象があります。
プレイ時間は1周3時間ほど、回想はモンスター7(勝敗によりSとMがあり)、町関連31(+段階差分が数個)、その他(オナニーやサキュバスお姉さんなど)8(+段階差分)。基本CG枚数は体感ですが20ぐらい?。なのでCGは使いまわしもありますが、それが気にならないぐらいシチュが豊富です。SルートとMルートでラストはシナリオが分岐します。
主人公の性格描写が良く、フワフワで淫乱なサキュバスが男を食べたり食べられたり。無意識に村の男達を手玉にしてしまうサキュバスの旅です。町にエロイベが集中し、ダンジョンは簡単にプレイできます。お手軽にサキュバスが食い散らかす姿をこれでもかと眺められるのでMな方に(Sシチュが)おすすめなゲームです。ちなみにMシチュも女主人公RPGの淫乱度が3段階目ぐらい(快楽堕ちする手前)ぐらいの状態で、(嫌々抱かれる場合がありながらも、)セックスを楽しんでいるのでなかなか良かったです。
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