【エロRPGレビュー】くノ一椿(製品版)

くノ一椿_遊郭2 エロRPG

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くノ一椿
くノ一椿[とらいあんぐる!] (DMMはこちら)
とらいあんぐる!のRPGシリーズ第二段は和風世界でくノ一が悪と戦うステルスRPG。主人公は新人くノ一の椿。悪行により民を苦しめるブショー一味を成敗するため、今日の屋敷に忍び込みます。時代劇に則った勧善懲悪ものエロRPGです。
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▲正義感溢れるくノ一椿が主人公。メインパートは真面目になるつつも、お団子を喜んだりと女の子らしい一面も。そして身体がえろい

前作RPG「淫魔ネムのChuChu精液探検記」と同じくシナリオ「えじむら」氏とCG「開栓注意」氏のコンビ。エロのテーマも前作同様にM向けの逆レイプシーンとS向けの男性責め系がバランス良く分かれて配置されています。前作のレムと同じく問題があると目が回ってしまう顔絵も可愛い。
くノ一椿_ステータス1 くノ一椿_ステータス2
▲ステータス画面は切り替えるたびに立ち絵の表情が毎回変化。

ステルス避けゲー&色仕掛けパートの組み合わせアクションダンジョン

町で情報を集めつつ、敵の本拠地を探し出して屋敷に侵入、最奥にいるボスを始末するとダンジョンクリア。このダンジョンはステルスアクション&女中色仕掛けの2方面で進むパズル&アクションパートとなっています。全部で5つのステルスダンジョン+チュートリアル。アクションパートのメインはあくまで女中S&ステルスMのエロを楽しむために作られており、難易度は低めです。その代わりエロとの親和性は高めでエロRPGとしては理想的。

ステルスモード

まずステルスモードの説明から。特定の法則によって動き、常に歩行キャラ前方一定範囲に視界を持つ敵。その場に動かず全方向数マスに視界を持つ敵。この2種類が配置されており、適宜避けながら進みます。また、敵の背後から決定ボタン押下で奇襲すると戦闘を回避して倒すことが可能。経験値こそ入手不可ですがアイテムは入手可能。

敵の視界に入るとターン制バトルの戦闘です。隠密を得意とするくノ一なので攻撃力はそこそこありますが、防御力が低め。そのためダンジョンに登場する敵1人1人倒していくと、みるみる体力が減少します。

戦闘中は敵から拘束攻撃を受けることも。拘束中は必ず敵がエッチな先制攻撃を仕掛け普段より強力なダメージ+敵体力回復。そのため長期戦の場合は「体勢を整える」ですぐに拘束を解く必要が。敵のHPが自身の攻撃力に対して低めのバランスなので、雑魚戦の場合は拘束中の攻撃をごり押しして勝利することも可能。本作はエロ拘束時に攻撃力が減少しない珍しいパターンですが、そのおかげでエロシステム導入によって戦闘のテンポが悪くなることがありません。
くノ一椿_戦闘1 くノ一椿_戦闘2

また、拘束中のダメージは淫力(TPに該当)上昇の効果もあります。スキル使用に必要な力のため、わざと受ける必要も時にはあります。ただし敵味方共に攻撃力が上昇するため、ほどほどにしないと雑魚戦でも敗北するぐらいの一撃必殺状態になります。

また、後述の町エロや敗北エロ、色仕掛けなどエッチイベントを起こすと快姦値が上昇。快姦値によって淫力が上がり、よりエロく強くなります。

この雑魚戦に敗北した場合は正常位、後背位などランダムな敗北エロイベントが発生。敵に責められて絶頂するも、さらに責められて何度もイってしまうようなシチュ。いわゆる前作のMパートに該当するエッチです。
くノ一椿_敗北

また、特定場所を調べると壁尻やロープ吊りなどの罠にひっかかてしまってもエロイベントが発生。最終的に逃げ出すことに成功して拠点に戻ります。敗北エロは快姦値による最大3の段階差分イベントになっています。1段階目は無理矢理犯されるも、くノ一の性ゆえか最後には感じてしまい何度も絶頂するシチュで3段階目は、軽く抵抗しながらも犯されると期待しつつ、あくまで男が責めですが積極的に性交を楽しみます。壁尻やロープ吊り系も段階差分になっており、同じ罠が別のダンジョンに2,3配置されて別々のイベントが発生します。

くノ一椿_トラップ1 くノ一椿_トラップ2
▲トラップはデストラップで調べるだけで専用敗北エロへ。実は女中パートでトラップらしきことのヒントが分かるようになっています。正攻法は女中モードで探索してから……ですが、まあエロRPGなのでトラップ見つけたら突撃ですね。

また、ボス戦も敗北イベントがあります。こちらは最終的にゲームオーバーになるような敗北シチュ。ただ、何事も無かったかのように拠点には戻りますので安心

女中モード

各ダンジョン内には、必ず鏡があり、鏡の前で着物に着替えて女中パートとなり屋敷ダンジョンをうろつくことも可能。この女中モードの間は敵が一切襲い掛かってきません。また、ステルスモードの時は見にくい視界も完全に広がり安全且つ進路を確認できるパートです。女中の間は敵に色仕掛けを仕掛けることが可能。

色仕掛けはランダムで正常位、後背位、騎常位。パイズリなどを使って相手を搾り取ります。色仕掛けは基本ランダムでエッチ内容が決まりますが、一部の敵に関しては固定エッチイベントもあります。いわゆる前作のSパートに該当するエッチです。快姦値が高くなると、それぞれ最大3段階の差分でエッチ内容が積極的になります。第一段階だとくノ一の仕事だからと割り切って相手を攻めるシチュですが、第三段階は相手の愚痴を聞きながら自分も気持ちよくなって積極的に……などのように自分もエッチを楽しみながら完全女性上位で相手を責めていきます。
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すると敵は最終的に搾られて気絶、見逃して帰宅するなどでその場から消えます。これはステルスモードに戻っても同様。そのため、プレイ方針としては、「まず鏡を探す」→「女中になり目ぼしい敵を色仕掛け&マップ配置を覚える」→「ステルスに戻りボス戦へGO」の流れになるかと思います。

女中でしか通れない場所を通って扉のカギを開ける、その場を動かない敵の視界を通らないと先に進めない場合に女中モードの色仕掛けで始末するなど、両パートを組み合わせた簡単なギミックになっています。また、色仕掛け回数には制限回数があり、回数を超えると一度戻ることに。

その他のエロ要素としては、女中・ステルス両方共におじいさんが屋敷に隠れていることも。彼に話しかけると、ステージごとに内容が変化しますが、パイ揉みやら尻揉みやらのセクハラを受け、そして淫力が回復。
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▲ダンジョン侵入時の淫力は必ず0から始まるので、アイテムを使わず敵との戦わず淫力を大きくする唯一の手段。

その他戦闘敗北やトラップに引っかかるなど拠点に一度戻ってから再度侵入することになった場合、敵シンボルが基本的に全て復活します(一部イベント敵は未復活の場合あり)。これがアクションパズル性を高めており、女中・ステルスモードを切り替えながらボスまでなるべくダメージを受けずに、そして適度に淫値を上げて辿り着く手段を計算してプレイすることになります。

遊郭に按摩、温泉……和風に名称を変えながらもエロRPGらしい町エロもたっぷり用意

物語の流れは町で事件が発生→ダンジョンに乗り込み事件を起こしているボスを撃破→町で別の事件が→etcと繰り返していきます。最初は越後屋が住民のお金を脅し取る時代劇悪役の定番ですが、「町に主人公達含む女性住民の春画がばら撒かれる」、「媚薬がばら撒かれてレイプが横行する」など町は常に何らかの被害に遭っています。町にいるNPCは事件に応じてテキストがちゃんと変化しています。建物内のNPCは全く変化無しなので若干の違和感はありますが。
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サブヒロインとして情報収集担当のくノ一と住処を貸してくれた女性もいますが、彼女達もエロイベントあり。くノ一はゲーム開始時椿と異なり色仕掛けが完璧な人間で、情報収集のために騎常位セックスで相手を絞りつくすようなイベント、住処を貸してくれた女性はひ弱なので、事件が起こるとレイプされそうになったりと事件に巻き込まれます。あくまでサブなのでシチュ数も出番も少なめですが、それぞれ完全にSシチュMシチュと分かれており、本作を象徴するような代表的なエッチでした。
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▲青髪の子が天然小悪魔キャラでよい味を出しています。見習いながら色仕掛けに関しては師匠も認めるほどの腕前。

さて、町でも段階差分系のエロがタップリ。基本的にはメインイベントの進行と共に段階が解放されていくようです。こちらでまず目立ったシチュは睡眠姦。例えば、とある理由でおんぼろ宿屋に泊まるのですが、宿屋の主人はこっそり睡眠薬を混ぜ込んで……。これが2段階+遊郭で宿屋の主人が訪れるフラグになっており、最終的にこの生理的に受け付けない宿屋主人のチ〇ポの形に何故か既視感があるという変わった内容の娼婦イベントが楽しめます。また、この宿屋だけではなく、睡眠姦関連は他の町エロやステルス敗北イベントにも混じっており、作者の作りたかった感が伝わってきます。
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▲とある理由で住居を追われた椿たちはお金稼ぎと一時的な宿を探すことに。このようにメインイベントによってだんだん施設が解放されます。

他には温泉で受付主人に薬を盛られる、按摩店でエッチなマッサージ、ショタ筆おろし、スライム姦など。シチュ内容がSかMか明確に分かれており、例えば筆おろしであれば優しくリードしますが、それでも連続射精を促すS系、上記宿屋のイベントはM系にあたりますね。そして遊郭に関してお客さん7名が1シチュずつですが、お客さんによってSかMに分かれる特殊なイベントです。例えば強引で遊郭に言葉で貶すお客さんの場合は膣を使われるようなシチュになりますが、M男君であれば忘れられないシチュにしようと騎常位で膣を操りながら射精をコントロールするような内容でお客によりエッチ内容が丸っきり異なります。
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▲遊郭はシチュが豊富でセックスの内容がお客さんによってがらっと変化。個人的にはどれも好みでした。

エッチ関係は表情差分や動きの差分が非常に多く、テキスト2,3クリックで差分変化していきます。しかも手の動きなど細かなところがフェチを突いています。例えばこちらの手コキ。手の動きが2,3種類あり、射精直前になるとチ〇ポが3,4段階大きくなりながら最後に射精するという細かな差分を用意しています。それに合わせて椿の表情も常に変化。エロイベント1つ1つが丁寧に作られています
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プレイ時間5時間ほど。雑魚戦敗北は5×2,3段階差分+単発が2の計19。ボス関係は7、トラップは2種×3段階差分+単発4の計10、サブヒロインは2人の計6、町は3×2,3段階差分 + 単発6 遊郭7、単発5の計26、合計約70。基本CGの使いまわしはありますが、差分が多いためあまり気にならないかと。ライターや絵師を選択できることが企業同人の強みだと思いますが、前作・本作共にコンセプトにあい、相性も抜群な方を選んでいると感じます。また、一般的な女主人公ものに加えて女主人公逆レイプ系を扱える点では希少なサークルだと思います。

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