【エロRPGレビュー】トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス(製品版)

トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス
トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス[6colors] (DMMはこちら)
トランス・フィメールシリーズの最新作(過去作は現在販売を停止しています)。6COLORSは女装男、女体化、アンドロイドとの純愛をテーマにしたゲームを製作していますが、本作の場合はゲーム序盤「女装男」でゲームを進めると女体化していきます。壮大な冒険RPGの元、男が身も心も女に変化していく行方を楽しむことができます。近年はどちらかと言えば短編ツクールMV製ノベルゲームを中心に製作していましたが、本作は長編RPG。本格的なドラクエ型RPGで、複数の町・ダンジョンが存在。そしてフィールド移動手段には船まで存在します。

サクサクとエロを見れるRPGではありません。本格的な良RPGを楽しみながらエッチを探すゲームです。ただし、エロ関連も相当力が入っていますしRPGらしいエロです。TS(性転換)を題材にしていますが、合わせてパーティー内での百合が好きな方も対象になるかと思います。

トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_女体化1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_女体化2 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_女体化3 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_女体化4
▲作中でどんどん女体化していきます。心も女に変化していくためかセリフな心理描写なども変化。ネタバレ防止のため当サイトでは掲載しませんが、さらにもう一段階あります。

がっつり長編、仲間との交流を主軸においたハーレム?TS主人公の物語

貧乏貴族の長男として生を受けたイツキ君が主人公。娘がほしかった家族の策略で王国には女性として出生届を出されており、女性しか参加できない女神の儀式に女装して参加することになります。ところが儀式中に邪神が乱入、主人公と王女を除いて全員が石化してしまうことに。主人公は女神のお告げを受けた王の命令により王女、男騎士と共に冒険を行うことになります。もちろんバレないように女装で。小さな冒険がだんだん大規模な世界を救う話に変化していく王道ヒロイックファンタジーになっています。平和な町を冒険しながらも、行く先々で不穏な内容が小出しで登場し、終盤になって大きなどんでん返しが発生するスタイルです。シナリオプロットは想像以上にしっかりと作られています。悪役側の描写が少なく敵側の行動や思考がしっかりと伝わっていない欠点はありますが、主人公達の成長という着眼点で見るとよく出来ています。
トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_オープニング1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_オープニング2 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_オープニング3 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_オープニング4
▲親愛の儀と呼ばれる儀式で邪神が乱入してしまうオープニングイベント。約10分ほどの大イベントです。

さて、メインストーリーもRPGの王道を則り安心できるレベルなのですが、本作の良さはそれよりも魅力あるパーティーメンバー達の交流と成長の物語でしょう。親に反抗しながらも逆らえない思春期のような性格をした男主人公のイツキくん、そして表では下々に優しい王女を演じつつ、冒険中などは少々毒のあるセリフなどが魅力な王女様、仕事中は真面目にプライベートでは女を抱きまくるナンパな男騎士、そして主人公と両想いながらお互いに打ち明けていない幼馴染みの4人でパーティーを組みます。

本作のドラマ部分の演出はとても丁寧で心を揺さぶるものがあり、昔の6COLORS製RPGから考えると大きく進化しています。その代わり1回イベントが開始すると長いこととウェイトを多用していることを気にする方もいるかも。
トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_メインイベント1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_メインイベント2 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_メインイベント3

物語に対する描写もそうですが、特にメンバー達のやり取りを通して友情や愛情を育みつつある様をしっかり表現しています。例えばおちゃらけそうに見える騎士さんは部下件友人がいますが、彼との信頼関係の良さを何度かメインイベントで演出しつつ、その信頼関係が前提の上での重要なイベントに絡ませます。例えば仲間になる前から主人公と幼馴染みの仲の良さを見せつつ、2人を取り巻く環境が冒険のたびにぐるぐる変化し、笑って信頼して泣く様子が描かれます。
トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_姫1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_姫2
▲公式として表にいる時とパーティー間のラフな時では性格も口調も丸っきり異なるおてんば姫。

トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_騎士1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_騎士2
▲仕事をしている時は真面目でプライベートでは女たらしな騎士団長。

トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_幼馴染み1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_幼馴染み2
▲可愛い幼馴染み。彼女に関してはパーティーとして仲間になる前からどんどん境遇が変化して、それに合わせて主人公の気持ちも素直に変化するキャラです。仲間になる前から何かと存在感があります。

また、メインストーリーやエロイベントの進行条件によってNPCのセリフがころころ変化する点も重要です。例えば主人公が生まれ育った町は主人公1人、幼馴染みとペア、騎士様とペア、騎士・姫とペア、シナリオが少し進んで、さらにシナリオが少し進んで……と本当に頻繁にセリフが切り替わります。また、セリフも単純にNPCが喋るだけでなくメンバーが応答するものも含まれており、なんと言うかセリフが面白い。町によってテキスト変更が行われるタイミングや回数に違いがありますが、シナリオが進みセリフが切り替わったと感じた場合は今までの町全てを訪れてNPCと話しなおすことも何度か。興味が無ければ無視もできます。
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▲NPC達それぞれに個性があることと、パーティーメンバーが会話に参加することもある2点でNPC達との会話が楽しいRPGになっています。(シナリオ重視ゲームだと、これ大事ですよね。)

そして宿屋に泊まると夜、主人公一人で街中を歩けます。夜の町でNPCと話したり、宿にはメンバーがいるので話しかけたり。昼と雰囲気が変わった街並みを楽しめます。なお、家に入れないなど昼よりも進行不可能な箇所が多め。

ゲームシステムはあくまで王道だけど主人公のみ女体化イベントと連動した仕組みが

ドラクエ型のゲームでフィールドを歩いて様々な町やダンジョンを巡る楽しみがあります。フィールドはシンボルエンカウントで敵も少なめ、ダンジョンはランダムエンカウントで出現率も少し多め。だけど逃げる成功率は高めです。ダンジョンは一つ一つが広大でレベルを上げながらしっかり探索する必要があります。一部イベント戦闘のみダンジョンあり。ダンジョンマップそのもののデザインは悪くありません。時にはやけに凝った面白いマップ配置もあります。敵は雑魚戦優しめ、ボス戦はほどほどの難しさです。

育成は純粋なレベル制ですが、資金入手量が低めです。そのため基本は金欠で町販売の装備は選別して購入する必要があります。ただ、その条件でバランスが取れているため、難しいようならレベル上げと同時に強力武器を購入する戦略が取れます。

戦闘はオーソドックスなサイドビューバトルですが、主人公の扱いだけ少し特殊です。主人公の女体化には魔法の使用回数が関係してきます。そして一定以上の魔法を使用した後、女体化のフラグを立てた場合などに戦闘中イベントが発生します。ブラをしていない胸の擦れる痛さに顔をしかめたり、美人になりメンバーが感嘆したりと言った内容。また女体化が進行すると魔法を使用した際にボイス付きセリフが発生するように。合わせて、主人公のみ女体化が進行した際やメインイベント、ダンジョンの特定場所などで魔法を入手します。これ単体ではイメージが付きにくにのですが、後述する女体化エロイベントの進行に合わせて戦闘中のテキストやイベントが発生するので実際にプレイすると没入感が高いイベントです。
トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_戦闘1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_戦闘2
▲特定のメインイベントではなく、任意の女体化イベントで一定数のフラグを溜めた時……が条件のため、不意打ちで戦闘中会話イベントが発生します。そして大抵は魔法を覚えるなど強化も行われます。

そして、1本道ストーリーですが、そこに至るまでの自由度はそれなりにあります。大抵、「東の〇〇町と西の〇〇村に問題が……」のような2拓でどちらから進めても問題ありません。また、後述の女体化イベントとは相互の関係があります。一定以上の女体化がメインイベントの進行条件になったり、逆に一定以上メインイベントを進めたらさらなる女体化が解放されます。女体化イベントは言わばエロイベであり、エロの中にストーリーも紛れているため、これも自由度の高さのように感じます。女体化、メインイベ進行の2つと女体化進行度やメインイベの状態で変化する各町々のNPCテキストの変化が自由度を感じるポイントですね。

欠点としては、自由度が原因でフラグが分からず詰まってしまうこと。サークルページに攻略情報がありますのでこちらも参考に。

身体も心も女体化して各パーティーメンバーとの淫蕩に明け暮れる主人公

TS系シチュのゲームということで、主人公はシナリオ進行と共にどんどん女体化します。具体的には戦闘で魔法を使うこととエッチなイベントを発生させることをキーに女体化ポイントのような隠しパラメータがたまり一定値になると女体化が進行します。序盤は単なる女装男だったのですが、第一段階ではちっぱい+ショタチンポのような両性具有に、第二段階では美乳+完全女体化に、第三段階だと巨乳+抜群スタイルに、そして第四段階は……と変化します。そして、身体だけでなく心も変化している点がポイント。

第一段階では身体が勝手に変化してしまう恐怖を持ちつつも少年の心はそのままにという状態だったのが、第二段階になると若干ですが女言葉が混じり初め、両性っぽい性格に。そして自分は男と思っているのに女体セックスの快感に翻弄されてしまう状態になっています。それが第三段階になると若干男の時の面影を見せつつもセリフはほとんど女性言葉に、セックスも翻弄というよりは女性の身体であることを受け入れて恥じらいながらも積極的に行うようになります。そして第四段階は…。

第一段階と第三段階など二段階差があると心も身体も多少面影はあっても別人だよね!と思ってしまうぐらい異なるのに第一段階と第二段階、第二段階と第三段階など一段階差で比べると性格的な違いはわずかです。この少しずつ変化していく心と身体にフェチを感じるかどうかは本作のエロを楽しめる大きなポイントです。
トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_ブラ・パンティ1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_ブラ・パンティ2 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_ブラ・パンティ3
▲胸が大きくなってから発生するブラ着用イベント。戦闘やダンジョンで胸が擦れて痛いというイベントから始まり幼馴染みの元に相談しにいく内容。TSらしいイベントです。この後、様々な柄の下着購入ができるように。

エッチシーンはトラップによる触手責めや風俗店のポールダンスなど町エロやメインイベントエロもほんの少しだけありますが、それ以外ほぼ80%が仲間とのシチュです。宿屋に泊まると夜になり街中を一人で行動できるようになります。この時、鏡を見ると自分の女体化についての感想やオナニーを行い、そして同じ宿にいるパーティーメンバーに話しかけると個別エッチになります。
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▲どんどん女体化していく自分を客観的に見る一幕。主人公が女体化していく自分をどう思っているのかが一番理解しやすい場面です。

結果的に女3人男1人のパーティーですが、女体化した主人公に女2人男1人がエッチを迫る妙なハーレム関係が出来上がります。第一段階はまだチンコがあるので胸タッチなど下半身の責めがあまりありません。ちなみに3Pは無し。あくまで3人が個別に主人公とエッチします。3人で1人の女を共有しながらもお互いを認めているような関係。

騎士さんは唯一の男枠で少女漫画のヒーローのような性格をしています。女好きで旅先でも常に誰かを口説いているようなお調子もので同じ男として主人公は序盤に嫌悪しているのですが、主人公を危機から守ったりとかっこいいところを見ているうちに……。思春期女性のあこがれ役を担当しています。エッチシーンもR18乙女ゲームのような雄の匂いを強烈に感じさせる内容。ぐいぐいと迫ってきます。女体化の精神面での影響が一番わかりやすいパートナーです。
トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_騎士エロ1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_騎士エロ2

王女様は元々レズっ娘。多数の女性と愛人関係だったらしいのですが、主人公をロックオン。女の先輩として主人公の性的に弱い部分を的確に攻めるレズの攻め役を担当しています。後半になると魔法でフタナリ化、チンポを使った攻めが中心に。百合の快楽を追求するエロが描かれます。
トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_姫エロ1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_姫エロ2 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_姫エロ3 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_姫エロ4

幼馴染みとのエッチは途中で仲間になるキャラのためか騎士・姫よりシーン数は少ないのですが、対応の女同士ということでキスから始まる丁寧で愛情のあるエッチが行われます。
トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_幼馴染みエロ1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_幼馴染みエロ2

トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_エロイベ事後パーティー会話1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_エロイベ事後パーティー会話2 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_エロイベ事後パーティー会話3
▲各エロが初めて発生した時は、翌日の宿カウンター前で小イベントが発生。パーティー間でそれぞれがイツキ君と肉体関係であることを知っていながら、全員で共同することに文句が無いハーレムパーティーらしさが分かる一幕です。

トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_メインエロイベント1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_メインエロイベント2
▲夜の宿でのパーティー内エロイベントが中心ですが、一部メインイベントでも。

また、主人公は日記を書いており、過去のあらすじを読むことができます。そして女体化による心の変化が文章中に現れているため、最初のページから読み比べると内面の変化が理解できるようになっています。
トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_日記1 トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス_日記2
▲その時の心理状態でその時の出来事を綴っています。2枚目最後の下着を選ぶところなど些細なところで心が変化していることがわかります。

クリア時間は18時間(たぶんダンジョン探索などを除いたテキストリソース箇所であるメインイベントとエッチだけでも8時間以上はあります。)、私がプレイしたのは回想ありバージョンではないため体感ですが、パーティー3人×エロシーン2~4種、各女体化段階によるオナニー3種、町エロやメインエロ、その他細々でエロシーンは20~30ほど。1つ1つのエロシーンは相当に長いです。

終盤に限っては若干だけ駈け足気味でしたが、全般的に丁寧な仕上がりの王道RPGでした。メインイベントと女体化進行が密接に関わりあっており、主人公がだんだん女になっていく行方が外見、エロ、心理描写などあらゆる方法で表現されています。

補足として、残念ながら現時点ではまだストーリーの一部分が未完成です。イツキ君が身も心も女になることと本作最大の問題となっていた女神のお告げ関連については解決しますが、国内のごたごたはまだ残っています。エッチ関連もイツキ最終女体化形態のエッチがほぼありません。サークル情報によると、アペンドディスク発売が決定しているので、そちらでの補完を待つことになります。

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DLSITE:トランス・フィメール・ファンタジー ネクサス
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