NoTearsSchool~アル姉ぇと学園生活~(製品版感想)

NoTearsSchool~アル姉ぇと学園生活~_対人エロ2 エロRPG

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NoTearsSchool~アル姉ぇと学園生活~
NoTearsSchool~アル姉ぇと学園生活~[NoTears] (FANZAはこちら)

前作「NoTearsRebirth」のキャラを用いた序盤ハーレム・中盤以降女主人公冒険ものとして2種類のゲーム性があるエロRPGです。中盤になると戦闘等が混ざりはじめますが、基本はメインイベントを追いかけつつ、分岐と言ってもよいほどエロイベントと物語が次々に進行していく戦闘敗北バッドを追いかけるノベル色が強い作品。

前作とは並行世界を舞台にしており、魔法が発達し物理系はようやく認知されてきた世界が舞台。文明水準は現代レベルにありそうで、魔科学などファンタジー用語やスライムなどの魔物(大人しい設定)が出る傍ら、テニスサークル、プールや体育館がある学園、部活動など一般的な現代学園ものとして作られています。前作続投ヒロインの性格は前作を踏襲していますが、シナリオ関係は完全に独立しているため、前作は一切未プレイで問題ありません。

本作は2部に分かれており、前半はケンジを主人公とするハーレムアドベンチャー、後半は前半ヒロインの1人アルネを主人公とする異世界冒険譚。後半は戦闘もあります。なお、紹介文からは5人のヒロインが平等に活躍するゲームという印象を受けますが、異世界編以後はアルネが大きくピックアップされ、他ヒロインはわずかに出番がある程度です。

前半はケンジを主役として前作続投ヒロインであるアルネ、クー、エリザ、そして今作初登場となる中二病妹コウメとギャルセクシー系姉サクラの姉妹達が同じ部活でイチャイチャする物語を追っていきます。物語開始当初からヒロイン全員がケンジラブ状態。魔法や物理が存在する世界ですが、その両者では説明できない特殊能力が学園内で流行りだします。部活のメンバー達はこの特殊能力を追っていきます。
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▲5人の女の子と暮らすハーレム生活。

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▲校舎の中には不穏な情報も。これらは後半になって予想もつかない形で活きてきます。

学校内は自由に動けますが、基本は一本道で学校の中を指定された場所に進むとイベントが発生するノベル色が強いシステム。基本は各ヒロインが主人公へ好き好きとアピールしていますが、アルネだけは特別枠で若干他キャラよりも優遇されています。幼い頃からケンジと共に暮らしており彼への愛情度が一段と高いキャラ。
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▲アルのみは頻繁にケンジと愛情あふれるエッチ(セックス未満)をするシーンが何度か。

エッチ関連については序盤は風呂場でスライムが紛れ込んで水着が溶かされているハプニングエロの他にアルネが主人公へアプローチするためのパイズリなどオーラル系のエッチ。
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▲プールで戯れているとスライムが侵入して水着が解かされるハプニング。現代ファンタジーならではのユニークなシチュ。

そして、前半の後半になると、ケンジが「性的欲求が溜まるとショタ化してしまう特殊能力」に目覚めます。その後は各ヒロイン達に性欲発散の名目の元、1回づつ本番無しのエッチシーンが用意されています。基本的にアルネ以外のエッチシーンはこのショタケンジとの絡み1回づつ(体験版でクーだけアルネとコンビとして例外がありますが)用意されています。
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▲ショタっ子となったケンジの性欲を解消してあげようとヒロイン達が他の子に隠れてあれやこれやと迫ってきてくれます。

代わって後半は主人公達の校舎が魔物が暴れる異世界に飛ばされてしまいます。ここから主人公がアルネに切り替わり、元の世界に戻るため、そして散り散りになった仲間を集めるために校舎の探索や外の世界を冒険することに。校舎や街道などでは魔物シンボルが配置され戦闘があります。マップは学校内と異世界の人が集うマップ、街道など小じんまりとした数マップ。
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▲荒廃している校舎、そしてメニューが解放。アルネが部活動のメンバーと手分けして他の部活動メンバーを探したり、異世界に来た原因を探ったりします。

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▲敵が彷徨うフィールドや異世界の人が住む地域もあります。マップそのものはあまり練られていませんが、まあ本作はノベル系で重要なのはテキスト関係なので私としては許容範囲。

また、ボス戦に限っては敗北するとそのまま敗北バッドに進行します。つまり、女主人公エロRPGに近いシステムに変化します。ただし、後半も基本は目的地に進むとメインイベントが進むノベル色が強い作風です。そして後述しますが、戦闘敗北は物語が続いていると思わせるほどに1竿役キャラのボリュームが多いことも特徴。

戦闘はじゃんけん方式の運ゲー。各スキル(通常攻撃もMP0のスキルとして扱います)横にグー・チョキ・パーを表す手が書かれており、ターン毎にシャッフルされます。敵も同様で頭上にグー・チョキ・パー、又は不明(3つのうちどれか)が表されます。そして、敵の手にじゃんけんで勝利するスキルを利用した場合、ダメージ向上&敵ターンを封じて再攻撃が可能です。

先制的に敵の手は分かっているため、必ずじゃんけんに勝利できるスキルを利用していれば、敵ターンを完封して一方的に攻撃できる爽快感が特徴。その代わり敵の攻撃力はかなり高く設定されています。じゃんけんの配置は完全ランダムな上に敵の攻撃に勝てる手が無い場合、MPが尽きて回復させなければいけない状態になった場合、敵の手が不明でじゃんけんに勝てるか不明な場合など、敵ターンが回ってきた場合は大ダメージを覚悟しなければいけません。また、スキルも打撃系は高ダメージを与えやすく魔法系が弱いなどがあり、魔法は追撃できるけどMPを消費しちゃうし、物理で攻撃したいなど悩ましい時があります。
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▲敵とスキルのじゃんけん表示は見えているため、スキルが増えていくほど一方的な攻撃ができる可能性も高まります。スキルが少ない序盤は一方的な攻撃も運ですが、敵ステータスが低いためなんとかなります。つまり序盤はステータスによるごり押しから後半はじゃんけんによるごり押しへと戦略が変化していきます。

そのため、ボス戦などはギャンブルに近い運ゲーにもなっており、その系のドキドキ感があります。スキルの選び方もポーカーやっている気分だったし(もちろんゲーム性やルールは全く異なりますが)。

ただし、ボス戦はそれなりのレベルを要求されます。また、敗北回想を見る条件がイベントを見ることでは無く、雑魚含め戦闘後にドロップする回想を見るためのアイテムを集めて各回想を解放する必要があります。そのため、シナリオを進めるため、又は回想を見るためにレベル上げのような戦闘が必要です。

さて、後半のエッチは全てボス戦敗北から発生します。そのため、後半の凌辱エロに関してはアルネのみ用意されており、他キャラのエロ的な出番は全くありません。イベント数で言えば4種。2種がスライム・オークの魔物敗北。2種が人間戦敗北(誰かは体験版でも予想できる方々です)。こう書くと少なそうに見えますが、人間関係の敗北イベントが物語性のあるツクールノベル形式(歩行キャラなどが動くイベントもあり)になっているため、ボリュームの面で言えばかなりのもの。最初、竿役1人目が強くて戦闘敗北した後、普通にエロ物語が進んだのでメインシナリオが続行しているのかと思いました。ちゃんと読むと1竿役30分以上はあるボリュームで、ルート分岐と言っても過言ではないレベルの敗北シナリオです。

基本的に凌辱する相手が戦闘相手で固定された状態で複数シチュが次々と発生します(竿役の命令で複数の赤の他人が凌辱対象になることもあり)。ケンジのことが好きなのに無理矢理に体を奪われる苦痛を表現。いちおう前作は寝取られに属しますが、今作の印象は好きな男性がいる女主人公が永遠に、その好きな男性とは一生会えずに強姦されてしまう凌辱もの。

まず、魔物姦はそれぞれ3段階差分。第一段階は体験版ラストでも確認できますが、その後の妊娠やさらなる凌辱まで続きが描かれます。基本的に魔物姦系は他のエロRPGと似たようなものですが、サークル特有のねっとりとした描き方や処女喪失、中出しへの絶望表現などテキストの個性は強く発揮しています。
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▲魔物系でも、独特のねちっこい責め方は健在。大事な絶望シーンでは大きな文字を使ったテキスト。

さて、本作の竿役2種ですが、前作プレイ者には、前作ラストの町で起きた出来事をアルネに集中させ、舞台を現代にしたバッドエンド物語と捉えると分かりやすいかと思います。アルネは物理方面では弱い設定のため、戦闘に敗北する=力づくで凌辱される運命になります。その上で、実際に挿入することを拒否するよう懇願しながら、処女喪失を体験したり、中に出すか出さないかの交渉をするために無理矢理喜んでセックスしているような言葉を強制されたり、と言った前作にもあったねちっこさが全開になっています。絶望感や未来の無さ、凌辱相手に好き勝手されるようなシチュが続きます。
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▲対人エロシーンに関してはシチュ全てに背景付きCGを用意しており、その絶望を盛り上げていきます

また、魔法ありの世界なので、前作でも本作特有のエロさを出した妊娠紋が登場。これは妊娠していた場合に淫紋のように股間上に印が出現する魔法の道具。射精後すぐ後でも妊娠が決定していると確実に紋章が出ます。凌辱系の話しなので、男側が使用を許可する場合は……。
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▲妊娠紋章は前作でも人気のあったシチュであるためか、何度か別竿役で使われます。

現代なので、旅館でセックス、エロ動画出演、コンビニで露出などの行為が次々と出ていき、エロ内容が進むたびにアルネがどんどんと心で絶望し、さらに物理的にも証拠などでどんどん追い込まれていく様子が描かれます。

また、もう1つの特徴として、竿役2人は共にアルネ戦闘敗北以後、とある理由によって現実世界と異世界を行き来できるようになってしまいます。つまり、「空間転移」を活かした凌辱シーンを上手いこと作っています。例えばアルネが凌辱者の手から逃げられたとします。しかし、そこでさらに未来の竿役が登場して逃亡を阻止し、逃げ出す方法が一切無いような絶望を負わせます。

ゲーム全般のシナリオ関連は愛と生死感をテーマにしたエピソード。長編プロットを小・中編にまとめているため展開が次々と目まぐるしく変化していきます。私個人の感想としては、プロットは練られていますが、表現手法にはまだ改善の余地ありの印象を受けます。いくつかプロットにキャラが引きずられている箇所と、各展開のエピソードが少なくてプレイヤーがおいてけぼりになってシナリオが進む箇所が見受けられました。

ただし、メインのテーマはしっかりしており、突如として訪れることになった異世界で数々の困難に遭いながらも目的のために動こうとするアルネの姿はよく描けています。また、凌辱に特化した対人敗北後のエロシナリオに関しても徐々に絶望に向かっていく様子がエロシーン、ツクール系イベントシーン共に感情豊かに伝わっており、非常にレベルの高い凌辱エロが楽しめます。

なお、本作は敗北バッドで並行世界移動を多用していますが、メインシナリオでは並行世界の説明を中心とし、ギミック的なものはほとんど使われません。また、敗北バッド以降も正規であった出来事だと証明する痕跡が、体験版範囲にも存在します。その他、やけに重要そうなオカマキャラがいますが、意味深なことを喋るのみで大きな活躍は働きません。あくまで平行世界はテーマから外れながらも自己主張しており、世界設定を意図的に伏せたシリーズ化の流れかなとも想像しています。
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▲体験版でも登場するオカマキャラ。本作はあくまで見守る脇役に徹していますが、色々知っていそうでシリーズ化すると重要人物になりそうなキャラ。

プレイ時間は5時間ほど。回想は前半アルネ5、クー、エリザ、サクラ1、コウメ(クーに参加)、後半はアルネ敗北バッドが5でそれぞれ差分が凡用魔物敗北1、スライム3、オーク3、対人Aが6、対人Bが6の計24です。対人の敗北凌辱が非常にねちっこく、ここに魅力を感じるかどうかが購入のポイントですね。それにしても、主人公ケンジは前作も今作も童貞を貫いていますが、どの並行世界に行っても卒業できない運命っぽいですね。

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