【エロRPG感想】狂想のヴァルキュリア(体験版)

狂想のヴァルキュリア
狂想のヴァルキュリア[azcat] (DMMはこちら)

azcatさんは1作目の頃からRPGを自作プログラムでゲームをリリースしており、着々と開発力を上げているサークルさんです。当時から自作故の強みを活かしていたのですが、それでもツクールとの競合は避けられなかった印象があります。RPG専門サークルでしたが、前作「クロノスゲート」で横スクロールアクションをリリースしたところミドルヒットしました。

そして、新作の「狂想のヴァルキュリア」は再びRPG、ツクールとの競合は大丈夫か?と気になるところですが、画面を一目見ると「タクティクスオウガ」のような雰囲気のクォータービューマップ、過去作のライトな世界観を覆すような洋風のダークファンタジー、一度に複数の攻撃を選択する独特な戦闘シーンと、とても気合の入った一作になっています。見事にツクールじゃ絶対に作れない世界観を作り上げています。ダークソウルやウィッチャー、ドラゴンズドグマのような雰囲気と言えばわかりやすいでしょうか。

TPRGを意識した本格的な洋風デザインに二次元キャラ

身体のどこかに紋章が出現したら影の病にかかったとして島流しになる、このような決まりで女騎士として名高い主人公のクロエは辺境の島に送られます。そこは盗賊などを放置する衛兵、魔物に苦慮する村民、詐欺行為が横行する風土。設定も古風で洋風な雰囲気漂い、太陽神信仰のある世界で宗教を否定する村民、影の病と同時に発生した太陽の朽ちゆく世界、紋章があると死ねない身体と陰鬱で怠惰な雰囲気が漂っています。
狂想のヴァルキュリア_オープニング1 狂想のヴァルキュリア_オープニング2
▲冒頭、身体検査の恥辱を受けるクロエ。ちなみに股間上の紋章はコンフィグで表示可否を選べます。男側の立ち絵が西洋風キャラで二次元では出せないリアルさがあり、これはこれで有りかなと感じました。

村民や冒険者などモブキャラの立ち絵も洋風のファンタジーっぽさが如実に見られます。ドットもツクール系タイルより良い意味で古臭さがあり、クォータービューも相まっていい具合に中世ファンタジーなんですよね。ライトノベルやドラクエFFを元にしたRPGとは一線を画す雰囲気がある感じ。
狂想のヴァルキュリア_人々1 狂想のヴァルキュリア_人々2 狂想のヴァルキュリア_人々3 狂想のヴァルキュリア_人々4
▲この殺伐とした雰囲気さ

また、フィールドマップは「プリンセスサクリファイス~供犠姫フィーナの冒険~」「限界!?お兄ちゃん シスタートラベル」などと同様、一枚絵マップの指定点をクリックするとメッセージやクロエの会話、敵エンカウントが発生して新しい道や景色が開かれるTRPG風マップです。村は最初から全て見えています。
狂想のヴァルキュリア_フィールド1 狂想のヴァルキュリア_フィールド2
▲このようにクリックすると先の風景や通路が明らかになります。エンカウントすることも。

また、洋風さに反比例するかのようにクロエに関しては女性騎士らしく、ちゃんとエロとして成り立つ絵柄です。清廉さもあり、自身が島流しにあっても騎士としての誇りは持っているようなキャラ。二次元キャラが、欧米スタイルファンタジーの中を彷徨うような感覚があり、しかもそれにあまり違和感を感じません。
狂想のヴァルキュリア_王女
▲クロエを慕うプリンセス。島流しにされる主人公とは会う機会がなさそうですが、立ち絵があるという事はなんらかの活躍とエロがありそうですね。

メインクエストを進める一方、村人と話すと大量のサブイベントがあり、サブイベ報酬でゴールドを稼ぎレベルを上げてメインクエを進めるようなゲームです。サブイベもダークな世界観を反映した依頼内容や結末が用意されています。海外オープンワールドゲーでよく見かける、わずかな会話の簡易的なサブイベばかりですが、エピソードは興味深いものばかり。ある1つのサブクエを例にとると、「娘が森でいなくなった、探して」と依頼があり森に向かうと魔物に寄生された女性が襲い掛かってきます。そこには娘の特徴である赤い帽子が……。それを母親に届けると涙しながら報酬を入手。
狂想のヴァルキュリア_娘捜索1 狂想のヴァルキュリア_娘捜索2 狂想のヴァルキュリア_娘捜索3 狂想のヴァルキュリア_娘捜索4
▲ちなみに敗北すると主人公が犯されます。

さて、azcatさんは1作目の頃からマウス操作でプレイできることにこだわり続けてきました。2Dタイルの場合は、あまりその旨みにあずかりにくかったのですが、狂想のヴァルキュリアはクォーターでTRPG風のデザイン、クリックしたら一瞬で場所移動をしてイベントが発生するマウスでの動作はなかなか機敏でよい感じになっています。また、右クリックしながらでマップの縦横移動もでき、操作感はなかなか良さげ。

職業スキルを活かしたオリジナリティのある戦闘

戦闘はシビアでオリジナリティがあるターン制のコマンドバトル。敵味方共に最大3つ(3つ目はパッシブ系のみ)の行動をまとめて選択します。行動はターンなどで回復するTP消費を伴い、残TP量を越える行動はできません。
狂想のヴァルキュリア_戦闘

2回攻撃+防御を選択すれば、敵の攻撃を軽減しつつ、2回敵を攻撃し、カウンター+防御で、敵の攻撃を軽減しつつ、反撃を行うことができます。この行動数やTPの概念は、敵にも当てはまり、カウンターを狙いつつ攻撃もしてきたり、攻撃と防御を同ターンに行う敵もいます。そしてTPが枯渇して回復するしかない状態の場合も。

職業ナイトのレベルを上げるとパッシブで敵の1回目の行動がわかるようになるので、これを元に計画を立てて、敵が攻撃ばかりだから、ここは防御とカウンターは必要だとか、敵がTP回復に専念しているので、こちらも攻撃のみにしてTP回復を狙おうなど戦略性はかなり高めですね。

戦闘難易度が高め(ここも洋風ですね)で、雑魚戦のダメージも大きいし、回復手段も限られているし、ボス戦では簡単に敗北してしまうので、何度も村に戻って宿に泊まり武器防具を強化しレベルを上げてプレイする必要があります。

まあ、戦闘関連は独特で面白いのですが、操作性に不満ありなので、ここは改善希望かな。戦闘前に3種の行動を選択してターンが開始するのですが、開始までに最低7回(3回行動に見出し・サブ見出しがある)マウスをクリックする必要があります。事前にメニューでいくつかパターンをセットしておき、戦闘中にパターンをマウス1回で呼び出せる等なんらかの対処が必要かなと思いました。2ターン目以降は1ターン目のコマンドが残っているので楽ですが。

さて、経験値を入手したら、職業を選択してレベルアップします。ナイトを選択するとHPや攻撃、防御が伸び、攻撃・防御系のスキルを習得し、マジックナイトを選択すると魔力・魔防御系等が伸び属性魔法や防御系バフスキルを覚えるなどです。この2職業はほぼ、戦闘スキルと化していますが、他2職業のソードダンサーは交渉、アサシンは索敵など街やダンジョン攻略を楽にするスキルも覚えていく模様。
狂想のヴァルキュリア_スキル

各職業はその職業分のステータスアップとスキルを覚えるだけで、実際主人公はなんらかの職に就くわけではありません。そのため、全職業で1回ずつレベルを上げることも1つの職業を極めることも可能。マジックナイトで魔法、ナイトでカウンターを覚えて魔法を使い同じターンでカウンターによる物理攻撃を叩きこむなんて戦法も生まれます。ただし、次レベルに必要な経験値は皆共通で増加します。例えばナイトLv3,マジックナイトLv1の状態だと、ナイトをLv4にするのとマジックナイトをLv2にするのでは同じ経験値が必要で、さらにレベルを上げると次に必要な経験値も増えます。

器用貧乏か、何か特化させた方がいいのか、それとも基礎スキルは覚えてから何かを特化させるのかはプレイヤーそれぞれで変化しそうですね。

ダークな世界観と前フリが一体となったエロシチュが捗る

体験版内のエロは全て戦闘敗北後の輪姦や異種姦でした。ただ、「紋章が現れた人間は死なない。死ぬたびに精神を摩耗し、最後は狂った存在になる」この設定が深みを与えています。これがシステムとして導入されており、ボス戦敗北後は犯されて殺されるのですが、経験値を入手して復活します(勿論通常戦闘で殺されるだけの場合もあり)。本作はクトゥルフTRPで有名なSAN値システムが実装されており、この時に減少してしまいます。さて、これが0になるとどうなるのか……。
狂想のヴァルキュリア_死の恐怖
▲復活時には、自身が狂っていないか怯える描写もあり。なお、イベント戦闘で敗北するとサブクエストの場合はクエスト失敗として扱われる模様(この辺がやけにリアル。お金が貰えなくても経験値は入手できるし)

また、ボス戦に敗れて凌辱後、復活という単純な戦闘敗北もありますが、ちょっと変わった進行も。酒場で依頼を共同で引き受けようと誘う冒険者がおり、話にのると味方となります。役立たずでHPが低くなると勝手に逃走し、その間に依頼を片付けると報酬の半分持っていくキャラです。そのまま森の探索をすると小屋を発見し「疲れたから、この部屋で休もうぜ」と。そして部屋に行くと、後ろから盗賊が2人部屋に入り、この仲間も盗賊の一味として襲ってきます。実はカモを狙う盗賊家。

このような前フリと共に戦闘、これがなかなか強敵でレベルが低いとおそらく敗北してしまい3人に輪姦されることになります。
狂想のヴァルキュリア_盗賊輪姦1 狂想のヴァルキュリア_盗賊輪姦2 狂想のヴァルキュリア_盗賊輪姦3 狂想のヴァルキュリア_盗賊輪姦4

一方、製品版以後はイベントエロも発生します。体験版クリアで2つの回想が解放されるのですが、1つは謎の触手に股間を吸われ、その後ペニスが生えてしまうフタナリ物。回想はこれで終わりですが、股間に逸物を抱えたまま、ストーリーは続きそうです。しかも性的興奮を呼ぶ効果もあるため、常にペニスを使う行為が必要となります。この後はクロエが女の子を襲うイベントが増えそうですね。
狂想のヴァルキュリア_ふたなり1 狂想のヴァルキュリア_ふたなり2 狂想のヴァルキュリア_ふたなり3 狂想のヴァルキュリア_ふたなり4

もう一つは酒場の踊り子。プレイヤーが観客に答える形で選択肢を選び、踊りで観客にケツを向けてポールダンスしたり、胸を強調するポーズを取ったりします。そして客の要求で上着を脱ぎ、ブラを脱ぎ……とだんだん肌を晒して、あまりの恥ずかしさに悶えてしまうシチュでした。
狂想のヴァルキュリア_ダンス1 狂想のヴァルキュリア_ダンス2 狂想のヴァルキュリア_ダンス3 狂想のヴァルキュリア_ダンス4

この回想2つからは、戦闘敗北以外のエロも充実してそうな点、そしてシナリオ進行に大きな影響を与えそうなエロがある点が想像できます(もしかしてフリーシナリオ?)。全体的な暗さや陰鬱とした展開は洋風な世界観と物語に合わせて清廉な女騎士がどんどん淫欲に堕ちていくのでしょうね。

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DLSITE:狂想のヴァルキュリア
DMM:狂想のヴァルキュリア

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『【エロRPG感想】狂想のヴァルキュリア(体験版)』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2017/05/09(火) 03:13:47 ID:e1c2fc771 返信

    今のところ一番期待してる
    TRPG風のダークソウル感ある。
    読み落としでなければ、サブクエは失敗した場合にやり直せないものがありますね(畑の警備)
    まぁ、しかし何と言ってもクロエちゃんがシコいことだね!

    • 名前:さたける 投稿日:2017/05/09(火) 08:31:14 ID:f77a57c50 返信

      私も期待してる1作です。ダクソについては、あー確かにと頷きました。
      海外産だとウィッチャー、日本産だとドラゴンズドグマも似ていますね。

      サブクエの情報有難うございます。確認したらその通りでしたので、文章を少し追加しました。他には、盗賊輪姦後、盗賊達もどこにもいなくなりましたね。
      クロエちゃん、エロい身体と表情ですよね。特にクリア後の回想2つを見て期待せざるを得ませんでした。
      どうやって、あのイベントが発生するのか、今からでも楽しみ。