エンジェリック・フォース・ユキ (DMMはこちら)
変身ヒロインもののエロRPGは、近況だとダイジョビ研究所の「ナコの魔法と純欲の怪人」が注目を浴びていますが、古くから定期的にリリースしているジャンルです。ストーリーRPGですがシナリオが優れている「魔法戦士ハルティエル2」は傑作RPGの一つだと思っています。
そして有名サークルenuemuがこの変身ヒロインものに挑戦をかけてきました。過去ファンタジーRPG「SACRED EYES ver2.01」、「二つの剣の物語ver2.0」は共に段階差分、肉感的イラスト、豊富なシチュでエロRPGの歴史に残る傑作だと思うのですが、初の現代ものRPGの今作は前作までの経験を活かしつつ手軽にエロを楽しめるゲームとなりました。
ダイジョビ研究所も含めて、人気サークルが変身ヒロインものを手掛けることに、なんらか流行の兆しが見えます。(先日紹介したクリメニアの民間正義会社2も広義の意味では変身ヒロインに近い部分がありますし)
昼間はエッチなお願いを叶えて負の心を取り除こう
ストーリーを排除して、エロに特化させたゲームと言えるかもしれません。
ヒーローから力をもらい意図せず変身ヒロインとなった女性が悪魔達と戦うゲームです。一応、ヒーローとの出会い、悪魔達を倒す活躍など要所要所のイベントはありますが、淡々としており、エロ要素を盛り上がるのみにストーリーを作ったという印象です。学業や恋愛などプライベートをほぼ省略して、変身ヒロインとしての活躍を意識したアプローチです。
それに合わせて、戦闘・育成・ダンジョンも簡単で、それ故にエロイベントが次から次へと発生します。
▲凌辱から危機一髪、よく分からない薬を飲んでヒロインとして活躍。変身シーンもあります。
▲イベントが少なめながら、敵幹部や味方ヒーローなど定番が揃っています。
悪魔は人の負のエネルギーを集めるため、この世界の侵略を企んでいます。そのため、昼は人が持つ「負の念」を、その人の悩みを解消することで取り除き、夜は敵の地球への進出中継点である「次元のいずみ(ダンジョン)」を制圧する必要があります。
ゲームの進行は昼夜2パートで探索を行い、日付が経過するゲームです。PCで調べると「負の念」「次元のいずみ」の位置が全て把握できます。昼・夜共にワールドマップから商店や町、体育館などを自由に行き来できますので、該当位置に移動して1ヵ所づつ昼は悩みを解決し、夜はダンジョンを攻略します。また、戦闘敗北でも強制的に翌日になります。日数イベントもあるので戦闘敗北系は注意した方がいいかも。
一部「負の念」の上位版が後半に登場しますが、それ以外の「負の念」「次元のいずみ」は序盤から全ての発生個所が登場します。そのため、共に好きな順番にイベントを攻略することが可能です。ダンジョンは難易度があるため制限がありそうに見えますが、わざと敗北エロを見るために序盤から高難易度ダンジョンを挑むこともできます。
▲探知で紫渦がある地区のどこかにイベントやダンジョンが存在します。例えば繁華街ならそのマップ内のどこかに渦があります。
昼間は負の念解消以外に、敵が襲撃をかけた地区への救援、特訓などが1日1回可能です。
特訓は、教室で補講を受けると魔攻+1、校庭でランニングを行うと素早さ+1など単純にステータスアップイベント。本作はレベルアップの概念がないため、重要な機会です。
▲様々なエリアを歩き、一部エリアで訓練が可能。
また、日数経過で敵の侵攻が進むため、数日に1度、襲撃イベントが発生します。毎回地区が異なりますが、どこかを襲撃しており、主人公がかけつけて雑魚怪人やボスを倒すという流れです。このイベントの特徴はどのボスもパターンの決まった2段階の敗北イベントがあるということ。
1段階目は主人公が衰弱している、拘束されているなど動けない状況の中で、怪人がモブの命を担保としてモブが主人公を凌辱することを命じるイベントです。つまりシチュを少しづつ変化させつつ、ヒロピンお約束芸の一つ、救おうとした人類に犯されるシチュが襲撃イベント分存在します。そして翌日以降再戦して敗北すると2段階目としてボス直々の凌辱イベントに移行します。
▲その場にいるサラリーマンを脅して人間に主人公を襲わせるシチュ。ヒロピンものの定番です。
そして昼で一番肝心なのが負の念を取り除く作業。PCで調べると大量の「負の念」がありますが、どれから進行してもOK。負の念を取り除くには、その人の悩みを解消する必要があります。実際は対象者と話すだけでイベントが進み悩みが解消されます。ただし、一部だけ選択肢でエロを回避できるイベントもありますが、基本的には悩み解消にエロが関係する内容がほとんど。
▲何故か悩みはエロいことばかり。
例えば、一人暮らしが寂しいおじさん、悩みを聞こうとすると何故か悩みを教えて欲しかったらスカートを捲れと(いいえでエロ無し終了)。願いを叶えて負の念を消すため、主人公は仕方無しにスカートをちょびっと捲ると、「もっとよく見せろ」と。恥辱を感じながらさらにスカートを捲るとおじさんは射精をして、何故か悩みが解決したのでした。
他の例では、学校の空手部顧問。指導すべき生徒がおらず鬱憤が溜まっている様子。主人公も特訓の必要があり、師事をお願いすることに。ところが邪な考えを抱いた顧問は指導を体育倉庫で行うことに。そして準備運動と称して身体を触りまくる顧問。このイベントがシコくて、最初は普通の準備運動なのに、ちょっとだけ太ももに、そして少しずつ大胆に、太ももに慣れたら次は胸を手の甲で偶然を装って触れて……と過激になるところ。主人公も最初は嫌だけど偶然だよねと思っているのに、次第に気づいていき……。
そして、「負の念」のイベントはこれで終了ですが、実は特訓イベントとして残っており(毎回攻撃力+1と体術伝授)、今後は計5回の段階差分イベントが発生します。
本作の段階差分イベは他に4段階が2シチュ(1シチュは同様に負の念解決後継続したイベント、もう1シチュは下記カメラ小僧イベント)と少ないのですが、良かったのは毎差分基本CGが変化することです。当然CGの変化なので、同じシチュでも発展性があり、今回のイベントでも準備運動だけで終わらず、体育倉庫にありそうな別のアイテムを各段階で使い分けながらどんどん発展します。
他、特殊なイベントとしてはユキの追っかけをしているカメラ小僧ですね。とある理由で脅されるのですが、その後は街中で主人公を追うようにして出現。捕まるとエロイベが発生して、その日は「負の念」イベントが消滅してしまうようになります。
夜は次元のいずみ探索、エロポイントに戦闘中エロ、戦闘敗北エロまで完備
夜は発生している「次元のいずみ」に入り、それを発生させる装置を破壊することが目的。中は一般的なダンジョン構造か、入口そばに装置とボスがいる2パターンのどちらか。ダンジョンの場合も構造は小じんまりして、敵シンボルは少なく、エロを見るための冒険と考えると快適なダンジョンです。
ダンジョンは宝箱からジャンク品が、敵勝利やダンジョンクリアで魔魂を入手。昼、主人公を変身ヒロインにしたヒーローのところでジャンク品を利用して防具を入手、魔魂を使用しステータス各種の上昇とスキル習得を行います。
戦闘はオーソドックスなコマンド型。ただし、一部雑魚と全てのダンジョンボスがエロ攻撃を仕掛けてきます(「次元のいずみ」ボスは敗北エロ無しですが、後半とある理由で増える「次元のいずみ」ボスは全て敗北エロと戦闘エロあり)。
HP、MP以外にSTというステータス項目があり、これはエロ攻撃で減少します。HPと同様0になると戦闘不能扱い。エロ攻撃はまず拘束されるところからはじまります。するとコマンドが選択できなくなり。「嫌ぁ…(抵抗せずヤラレル)」、「離してっ!(確率で脱出)」、「もうダメ(諦める)」、「足踏み!(弱攻撃)」から選択。数ターンエロ攻撃を受けると、服が破れた上で脱出(ダメージ量増加)。
そしてダンジョン系の次元のいずみはダンジョン内に必ず1ヵ所不自然な宝箱が存在します。近づくと実は罠で必ずエロイベが発生。例としてレベル1ダンジョンでは悪魔の罠で主人公は蔦に絡まれます。そして蔦にいいようにお股を擦られて絶頂。CG側もこの「擦る」ことを意識して、蔦が動いているかのように錯覚する差分を用いています。
▲2枚目の画像のお股に食い込んでいる蔦が動いているように見えるよう差分が作られています。
また、本作は後半に敗北イベントの一種で悪堕ち化が複数あります。敗北後、人間とは別の何かに変えられて洗脳されてしまうエロイベ、その後人間を襲う戦闘エロ、最後に悪堕ちしたたまま敗北した相手に抱かれるイベント群で構成しています。
▲それぞれ専用の立ち絵あり。
プレイ時間は3時間ほど、戦闘エロは15、敗北エロは9×2段階、ダンジョン罠イベント5、段階イベント3×(4,5段階)、負の念解決エロは12、後半ダンジョン敗北エロは4×2段階。ストーリーはかなり弱いのですが、今回のテーマは手軽なエロ発生でしょうか。負の念でもダンジョンでも、最低1個はエロイベや戦闘エロが存在し、それぞれ簡単にクリアできるため、プレイ中継続してエロが発生する状態が常に継続するゲームです。秀作RPGといったところですが、エロイベやCGが魅力で、抜きゲとして安定しているゲームです。
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