たまには雑談的にいくつか作品をピックアップその3

雑談

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ソニアの製品版感想を書くかどうか迷ったのですが、取り合えず雑談で挙げようと思ったので、合わせて他2品ほど少し前にプレイして製品版感想を見送った作品をいくつか紹介。

ソニアと催眠都市 / スタジオ名瀬

ソニアと催眠都市
ソニアと催眠都市

ソニアと催眠都市(体験版感想 + 製品版追記)
住民が催眠にかかっている都市の調査に訪れた聖騎士がどんどん催眠にかかっていくエロRPG「ソニアと催眠都市 / スタジオ名瀬」の感想です。

体験版のプレイ時間は1時間でシーン8、製品版のプレイ時間は加えて1時間と加えてシーン28。この事からも分かるように序盤はストーリー方面に注力して状況をプレイヤーに認識させつつ、中・後半はストーリーを省きほぼエロシーンに特化した作りになっています。なお、注意点として、体験版時にオナニーや公衆トイレイベントなどに続編を匂わせていますが、ほとんどが1回あるか、文字だけの簡単描写で済ませることがほとんど。それよりは新規シーンを作ることに専念しています。風呂場系はやけに多かった気がしますが。

まず、個人的に気になったところ。体験版時はエッチに至る前振りなどにも時間を割いていたのですが、製品版はエロ本体に集中しハイスペースに進みます。体験版時は、お供の騎士2人が洗脳され、催眠で行動が抑制され、徐々に包囲網が狭まっていく感じが好きだったのですが、製品版以後はこういう、計略的な物語関係はほとんど無しに、ひたすら催眠エッチとなります。また、同じく物語関係は教会の神父や領主をはじめ、催眠側のまとめ役にソニアがどう気づいて、討伐するかが楽しみの一つではあるのですが、頭脳戦では無く、敵がおまぬけだったため、力押しでなんとかなってしまう点は消化不良もあり。

そのため、体験版時に感じていたストーリーと密接した催眠エロという観点は薄くなりますが、単発エロは光るシーンも多々。次は製品版でアピールしたいところ。

催眠により毎日オナニーや宿屋の主人への報告(と言う名の催眠凌辱)を行うことによってソニアの自覚無くエロへの耐性が増加。この頃に「催眠をかけずに」情報と交換でソニアの身体を求められるイベントが直々入るようになります(一部は催眠で強引に了承するような場面もありますが)。処女喪失を含めセックス関連は催眠に寄らない傾向が強いですね。そのため、催眠ありエロと無しエロが混在するようになります。

また、自身が催眠にかかって淫欲に塗れていると自覚させながら、エッチ行為を強要し、最終的に催眠で記憶を消してしまうシチュなども良かった点。

ゲーム最終番でハッピーエンドへの分岐とバッドエンドへの分岐にストーリーが分かれます。この時バッドエンドへの分岐は本作一番のシコと言ってもよい催眠に犯されていないのにハイパー淫乱な状態になります。自分の身体が男を欲してやまず、自ら商店の壁尻に参加したり、町で露出して、(プレイヤーがソニアを操作して)モブNPCに話しかけたり。私には一番のシコ場で、ここからがエロいと言える本作の見どころ。欠点はここからのシーンがもっと見たかったのに、あっさりバッドエンド直行なこと。個人的には、この部分に特化したアペンドディスクを販売してくれたら即購入します。

RPG好きやストーリー系エロノベル作品好きにはあまりお勧めできませんが、普段からCG+ノベル作品を嗜んでいる層には普通に勧められる良作。ただし、テキストは(体験版時よりも)弱めでCGや差分で攻めるスタイルです。私個人としては、エロ系のシコさは十分だけど、ストーリー方面とエロの前フリが序盤ほど練ってあればもっと良かったという評価かな。

嘘の家ードルージョ・デマーンー / 名無し喫茶

嘘の家ードルージョ・デマーンー
嘘の家ードルージョ・デマーンー

嘘の家と呼ばれる謎の家に現れた主人公が8人のサキュバスのなり損ないに精を提供してサキュバスにしてあげるツクール製ノベルゲーム。サキュバスのなり損ないと言うと女性上位ものを思わせますが、普通セックスな恋愛和姦もの。間違えた、義務でエッチした後、お互いに恋愛感情を抱く恋愛もの。

家には8人に繋がる扉があり、入って担当のサキュバスなり損ないと話をして境遇を知った後エッチ、その後に使い魔にするか、そのまま屋敷に戻るか選択します。ただし、使い魔にすると真名を教えることになり、悪用されると主人公が屋敷から出られなくなる呪い付き。つまり、その女の子を信じられたら名前を教えますよという契約。そのまま屋敷に戻ると彼女は無事サキュバスになることでしょう。使い魔にすると現代にその女の子と2人で戻ってイチャイチャしてクリア。新たにスタート地点に戻り再開。

8人はそれぞれ何らか神の意思に背く行為をして罰せられ、強制的に性に飢えるサキュバス化を義務付けられた女の子達。元女神であったり元精霊であったり。そんな彼女と恋愛を育むゲームであるとも言えます。

とは言え本髄は女の子とのイチャイチャより「嘘の家」に纏わる謎だと思います。何故彼女達は閉じ込められるのか、嘘の家とは何か、主人公は何故1人使い魔を作った後に元の状態(初期状態)まで飛ぶことができるのか等いくつかの謎があります。これは8人をクリアすることで少しづつ解明していき、最後に受付にいる2人の女性に話しかけることで謎が判明します。いわゆる世界設定・考察好きさん用の短編。短編なので考察系美少女ゲームのように長時間プレイしなくても良い点は個人的な長所。1ヒロイン3~5分ぐらいかな。

なのだけど、明確に2つ欠点があります。まず無口系主人公と各ヒロインは基本的に1対1の会話であること。物語を作る上でキャラの魅力を作り上げるには、登場人物同士の交流が一番なんですが、それが全くできないプロットのため、いまいちキャラの魅力が伝わってきません。そしてもう一つ、世界設定は物語に没入した頃に気になるものであり、いきなり世界設定の説明ばかりになると、どうしても説明乙状態になってしまうこと。

その代わり、作者には確かな能力が2つあります。

  • 謎を各キャラに小分けしてプレイヤーに提示するプロット作成能力
  • 難しい単語を踏まえつつも、頭で理解しやすい綺麗な文章で綴る能力

今後注目していたい作者の1人。なお、今作も世界設定づくりはなるほどと最終的に納得できるお話だったため、世界設定重視さんは価格相応に楽しめると思います。

物語の世界に転移してモブ娘とえっちしまくるゲーム / 七転八起

物語の世界に転移してモブ娘とえっちしまくるゲーム
物語の世界に転移してモブ娘とえっちしまくるゲーム
NPCを犯せるゲームに転生した」に続くモブ娘姦ゲーム第二段(サークルは異なりますが)。

私にとって「NPCを犯せる~」ほどインパクトがあるゲームではないのですが、普通に良作。なぜインパクトがないかと言えば、モブ顔+RPG村の脇役に人格を与えた普通の町探索エロRPGだから。町に女の子を配置して彼女達に話しかけると単純にエッチできる簡易町探索エロRPGとしては、かなり丁寧。

各キャラ最初のエッチとその次ではエッチ内容が異なる2段階差分を採用しており、1つのエッチでそれなりの長文。特定道具があるなどでさらに発展する場合も。RPGあるあるネタを含みつつも、女の子を口説くような主人公の言葉や女の子がエッチにのめり込む様など、会話のほとんどはエッチ時ですが、まるで女の子に一人の人格があるような濃圧なエッチを楽しめます。

と言うより、こんだけ性格描写があるとモブには見えません(たぶんそれがコンセプト)。

RPG製作初心者が低価格エロRPGを製作する時、参考にしても良さそうなRPGとして挙げておきたいかな。

気が向いたらちゃんとレビュー書くかも。

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