【エロRPG感想】ゆきいろ*くえすと(製品版)

エロRPG

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ゆきいろ*くえすと
ゆきいろ*くえすと[ポテト生活](DMMはこちら)

女主人公のエロは凌辱オンリー短編RPG。いわゆる一般的な女主人公RPGですが、CGの線画がとても細かくレベルが高いこと、エロは100%レイプ・凌辱系に徹底していることが特徴です。シナリオに絡む人達は良い人ばかりなのに、NPCにひどい人が何人かいて街イベの人間凌辱と戦闘敗北魔物凌辱が半々ほど。

サクサク進むし、エロも頻繁に発生する丁寧に作られた、オーソドックスな良作エロRPGです。シナリオに関しては描き切れていないところもありますが、エロに関しては妥協していません。白い綺麗な肌をした心優しい雪女が徹底的に凌辱されます。

ぼっちの女の子が人のぬくもりを知る話

主人公は両親が他界し、人に怯えて山上の一軒家に住む雪女。ある日、奴隷商人に攫われ脱出したものの、隣陸まで来てしまいます。主人公は慣れない人間世界で、元大陸の自宅に戻るために船賃を稼ぐことになります。

とにかく人間を避けていたため、とても臆病で、でも心優しく困った人を見ると助けたくなる守ってあげたくなるぐらい純情な子。でも、雪女なので氷の魔技が得意で実は強い(本人はそう思っていない)という設定。
ゆきいろ*くえすと_サヤ1 ゆきいろ*くえすと_サヤ2 ゆきいろ*くえすと_サヤ3
▲ええ娘や~

話が進むと日記にいろいろ書き込まれます。主人公の性格が反映した日記なので、可愛いなー可哀想なだーと見ていて楽しいし場合によっては興奮する日記も。
ゆきいろ*くえすと_日記1 ゆきいろ*くえすと_日記2

ゆきいろくえすとのテーマは、「主人公が人間に触れて成長していく姿」とはっきりわかります。お金を貯めるゲームですが、基本はギルドの依頼を受けて解決しながら街の人達と仲良くなること。金策をしなくとも自然とお金が貯まります。

そして、隠しているけど魔物なので本当は強い主人公。毎回トラブルに巻き込まれながら、想像以上の成果をあげ一目置かれる存在になっていきます。ギルド会話は俺Tueeeeみたいな進行で個人的に好き。
ゆきいろ*くえすと_街人3
▲だんだん頼られる存在に

エロイベのために例外はいるものの、この街にいる人達ってほとんどが優しく良い方達ばかりなんですね。奴隷船から脱出して衰弱しているのを助けてくれた町長の息子、主人公に合わせたギルド依頼を斡旋してくれるギルド長、魔物向け変態紳士だけど一線をわきまえてる魔物博士など。凌辱系エロRPGがこんな人ばかりでいいの?って方ばかりです。
ゆきいろ*くえすと_街人1 ゆきいろ*くえすと_街人2 ゆきいろ*くえすと_街人4 ゆきいろ*くえすと_街人5
▲みんな、ほがらかな良キャラです。イベントで少し会話するだけの出番しかないのが残念(短編ゆえ仕方ない事ですが)

最初人間を怖がっていた主人公が「人間っていいな」と考えが変化していく。そして、人間も彼女の強さや優しい心を見て信頼してくようになります。かけ足気味で話が進む欠点もありますが、テーマがはっきりしているので読みやすかったです。

そして、もう一つのサブテーマが「魔物の愛」。人間と性質が違い「直情的な愛」を見せます。

この世界の魔物は「生殖は本能」なんですね。雄雌共に貞操観念が薄く、子作りのため(強い雄がいいなど好みはありますが)誰とでも簡単に生殖好意をしあえる関係のようです。その中で珍しく主人公の亡き両親はお互い愛し合っていました。その影響を受けた主人公は貞操観念が強く処女は好きな人に捧げたいと思っています。

そんな中、ある魔物が主人公に一途な恋をします。戦闘敗北で進むイベントですが、敗北だけで終わらず、別イベントやエンディングにまで登場する、多分ゆきいろくえすとの中で主人公の次に出番があるキャラです。

戦闘敗北なので凌辱から始まるイベントなのですが、これは愛からくる凌辱。当然、凌辱された主人公が簡単に魔物の愛を受け入れるわけがなく……。また、その魔物が実は他の魔物から好かれていて出会いさえちゃんとしていれば主人公とお似合い……と思うような良い魔物なんですね。(良い魔物がレイプするかどうかは置いといて)
ゆきいろ*くえすと_魔物の愛1 ゆきいろ*くえすと_魔物の愛2

短い話ですがこのすれ違いは「主人公逃げてーーー」という気持ちと「魔物の気持ちも分かる。成就して欲しい」という気持ちが両方沸くような切ない物語になっています。結果はエンディングで。

このような出会いをしながらもお金を貯めて雪山へ帰ることが目的となります。ちなみにベストエンド以外にノーマル(適度に凌辱)と凌辱されすぎた場合に魔物出産エンド、人間出産エンドがあります。個人的に魔物出産、人間出産は、人間と触れ合い成長した主人公という結果が生かされる結末の一種でいい話となっています。なので安心?して凌辱されまくりましょう。

処女喪失時のオーガニズム理由が明確な設定

エロイベは主に街中でのセクハラ・レイプと戦闘敗北エロです。冒頭でも述べた通り凌辱オンリーで8割は無理矢理挿入を伴います。

まず特徴的なのが処女の扱い。魔物は貞操観念がなく、その影響か処女喪失時の痛みがゼロで、普通のセックスでは得られないオーガニズムを体験できるようです。1発目のセックスから淫らになる理由を明確に与えている点がよいですね。且つ、全てのセックスに処女差分テキストがあるゲームです。
ゆきいろ*くえすと_オープニング3 ゆきいろ*くえすと_オープニング2
ゆきいろ*くえすとはこの設定のため、処女喪失は非処女の時よりも淫らになり、それでも処女を失った悲しみの心も吐露する、一風変わったエロシーンになります。回想で、処女・非処女を比較するとそれが明確になります。普通の処女喪失が好きな方だとアウトかもしれませんが、これはこれで非日常シチュエーションであり別種の興奮があります。

戦闘敗北エッチ……だけでは終わらない2段構えの凌辱

戦闘は衣服着脱があるターン制バトル。雑魚・ボス共に戦略性は薄めでサクサク進むことに重点をおいています。ただ、ボスは単純な力比べで接戦なので、もうちょい弱くしてもよかったかな。
ゆきいろ*くえすと_バトル3ゆきいろ*くえすと_バトル1ゆきいろ*くえすと_バトル2
▲HPで衣服が破れてしまいます。

各モンスターで1つ拘束技っぽいスキルを持っていて、発動すると主人公の立ち絵が変化します。扱いはよく見かける状態異常ではなく、固定の連続ダメージ技です(HP回復の段階を測れるので良かった)。ちなみに拘束状態の立ち絵、全て回想で拡大観賞が可能
ゆきいろ*くえすと_戦闘拘束
▲敵により拘束状態の立ち絵はそれぞれ変化します。なお衣服の破け状態により、この拘束状態の立ち絵も変化。

戦闘敗北エッチは雑魚戦・ボス戦の両共にあるのですが、雑魚戦敗北後は、そのモンスターの巣穴からスタートして脱出します。それを踏まえてか、雑魚戦の敵は全て2段階目のテキストがあります。(まぁ、脱出時専用のエロテキストなど脱出してるぞ……と感じる仕組みも欲しかったですが)
ゆきいろ*くえすと_雑魚敗北ゆきいろ*くえすと_スライム
▲負けたら徹底的な凌辱を受けます。そして、開始はその魔物の巣穴から。

ボス戦は一通り凌辱した後、自分の巣穴に連れ込み囲うようなゲームオーバー系特殊エッチです。ボスによって多少展開が異なるのですが、どのボスも凝っています。(一番凝っているのは上記で紹介した一途な恋のモンスターですが)

基本はその場の凌辱と、凌辱に屈して快楽を求めるようになった主人公の二段構成(+その中間にドットエッチがある場合も)。個人的にこの構成はかなりいいなと思いました。

たいてい1回目の凌辱の前後に、「仲間が助けがきたのに敵が裏口から主人公を連れて脱出」、「口を塞がれて助けを求めれない」……など折角助かるのに邪魔されているシチュや、囲われて延々犯されているシチュなどがドットで表現されます。それが、主人公の絶望を表現しきっていて妙にエロい。そして、ボスによっては手動でいろいろ動ける場合もあります。(バッド確定の状態ですが。)
ゆきいろ*くえすと_足
▲担がれている主人公の足がじたばたしているドット。後の期待感(主人公の絶望感)を煽るシーン、上手ですね。全般的にドットコマはそれほど多くないのですが、「わかっている」作者さんで、動いて欲しいところが動いているんですよね。

その後、一か月などが過ぎ、初回は抵抗していた主人公も快楽に流されるようになり、腹ボテなどにされながらさらに犯されている描写の2段階目が始まります。
ゆきいろ*くえすと_ボスバッド1 ゆきいろ*くえすと_ボスバッド2 ゆきいろ*くえすと_ボスバッド3

ちなみに戦闘敗北バッドエンドもボスの何人かは幸せそうな結末を送る場合も(凌辱系の幸せじゃなくて、本当に幸せになってそうな1枚絵)。主人公の初期状態がボッチなことやもともとセックスに忌避感のない体質(心はともかく)なども影響してそうです。

悪人に凌辱される……でも相談できない

みんないい人達なのに凌辱エロ?となるのですが、メインイベには関わらないゲスが数人おり、この人達が関わります。例えば酒場でバイトすると店主や同僚はよい人ばかりなのに、客のほんの一部が不良で主人公をセクハラしたり、いい感じの主人公には紳士になってくれる執事さんがアルバイトを募集してたらご主人様が主人公を虎視眈々と狙っていたり。こういい人と悪い人が対になるイベントが多かったです。あとは掃き溜めの集まる場所もあります。

それぞれの場所でエロの内容が異なるのですが、印象的なのは、酒場で最初に絡まれた時は店主に助け出されたものの最終段階あたりになると、襲われたのに店主にいえない主人公……のような

イベントは酒場のセクハラ・領主のセクハラ・掃き溜め街のレイプ関連・ある施設へ拉致レイプ→脱出イベントなど。ちなみにセクハラ系は段階が進むとレイプまでいきます。輪郭が綺麗で繊細な絵がすごい映えてて、儚げな主人公が悪人にいたずらされる凌辱感が強く感じます。

ゆきいろ*くえすと_街エロ1 ゆきいろ*くえすと_街エロ2 ゆきいろ*くえすと_街エロ4
▲メイド・ウェイトレス姿が可愛い主人公。街エロは回想画面のヒントを参考にすれば簡単に探せます。

ちなみに街エロでもボス戦敗北エロと同じく、周りに人がいるのに相手に邪魔されて助けを求められない・相談できないシチュが豊富にあります。そういうシーンに興奮する方はかなり楽しめるかと。

プレイは2時間30分ほど。CG35枚。回想は魔物敗北は15種(それぞれ処女差分と2回目差分あり)、街イベは8種(うち4つは2~4段階の差分)また街イベも処女差分と一部は2回目差分あり。
基本的には街エロ・戦闘敗北エロがある絵が綺麗な一般的な女主人公RPGです。しかし作者さんの凌辱へのこだわりみたいなものがエロシーンにしっかり反映され、個人的には想像以上に満足できた1作となりました。

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