ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~(製品版感想)

ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_エロ1 製品版感想(スクショあり)

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ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~
ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~[ゲームコロン]

サキュバスによる「淫魔の呪い」により発情状態になった宿屋の娘さんが、呪いを解くために夢の中でサキュバスを探すウィザードリィ系の3DダンジョンRPG。ゲームコロンの初期作で久しぶりに遊んでみましたが、2012年の3Dエロ作品とは思えないくらい快適且つ練られたゲームでした。
ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_オープニング1 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_オープニング2 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_オープニング3 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_オープニング4
▲呪いで発情する→男を漁ってエッチする→夢で男の精を奪うという循環でエッチせずに精だけ奪うサキュバスがいるようです。

ゲームの流れは、昼に商人から売買したり、シスターや女性客からエッチなセックスの手解きを受け、夜にお客さんの部屋へ押し込みサービスと言う名の性欲を満たすためのエッチを行います。

そして、夜は自身の夢ダンジョンを探索することも可能。ただし、サキュバスは男の「精」という餌が無いと現れずに、経験値稼ぎのランダムダンジョンになってしまいます。夜のエッチはセックスバトル形式となっており、勝利すると精が入手できます。精がある場合は固定ダンジョンで、ダンジョン内ではイベントも随時導入、最奥でサキュバスと戦闘し、勝利すると次のシーンに移行します。

ダンジョンには宝箱と経験値アイコンがあり、宝箱のアイテムは売却をしてセックスバトル用のエロステ上昇やスキル取得に、経験値はレベル上げに使用します。また、一部のスキルは特定アイテム所持が条件で使用可能。敵は経験値アイコンに擬態しており、位置が完全固定です(探索中動き回っても敵が出ないのは3Dダンジョンでも非常に嬉しい)。
ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_ダンジョン1 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_ダンジョン2 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_ダンジョン3 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_マップ
▲ピンクの珠が経験値(たまに敵が入っている)

つまり、構造としてはランダムステージのアイテム売却&エロステ購入によりセックスバトルを勝利することで、ボスダンジョンへの挑戦権を得て、経験値で戦闘強化を施すことでボス戦を勝利する流れになっています。どちらもほどほどに必要。ボス戦後はランダムダンジョンの宝箱・経験値共によくなっていきます。
ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_ボス戦
▲ボスはサキュバスなので女性(例外もあり)。戦闘は攻守のバランスある発情モード、SPの回復が可能な賢者モード、逃走や道具使用が可能な通常モードを使い分けて戦います。

ただ、ここまでの内容は良質な3Dダンジョンにプラスαバトルファックの要素があるよという程度です。4,000DL以上も売れる理由にはなっていません。本作が人気なのは、おそらく、このバトルファック関連の良さです。

夜は何名かお客が泊まっており、HP、エロス(攻撃力)、自制力(防御力)を確認し、1人だけ訪れることが可能です。一応バトルファックですが、お客さんは純粋にエッチを楽しんでおり、コニーが必要だから先にイカすように頑張るという設定です。
ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_バトルファック1 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_バトルファック2

戦闘中に選べるコマンドはムードによって制限され、最初はキス・手コキ・オナニーしかできません。戦闘中は敵・味方の行動によりムードが上昇、フェラやパイズリなどが可能になり、ムードが50を超すと挿入関係のコマンドができるようになります。ただし、挿入後は敵ダメージも一気に上昇するため、必ずしも有利ではありません。

その後、男からコニーへの攻めを経た後に次ターンとなります。

プレイヤーの攻撃時、敵からの反撃時にそれぞれ思い浮かんだ淫語3拓から1つを選んで追加ダメージを与えることが可能です。ただし、手コキ時に「私の中、気持ちいいですか?」などシチュと反するセリフを選んだ場合は相手のHPが回復してしまいます。

淫語は完全ランダムでコマンド選択前から把握できるため、プレイヤーは淫語に合わせたシチュを選択するか、シチュを優先して淫語を諦めるかの選択を迫られます。その他、敵の弱点を把握する「女の勘」や淫語そのものの数を追加する「ピンクソウル」などの技も。
ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_淫語
▲上二つはパイズリ系で現在は選択できないので、下のセリフと手コキというように選びます。

コニーから男へ、男からコニーへをそれぞれ別に全てのシチュに専用の体位とモーションを用意しています。2012年発売のため、モデルの質は今の最前線から比べるとポリゴン数が少ないこともはっきり分かりますし、古さは感じます。当時はPCの性能が低かったため、それに合わせなければいけない事情もありますが。

ただ、それを踏まえても、要点をおさえてモデリングしたためか、非常に可愛いキャラとなっており、モーションもどう動かせばエロく見えるかをそれぞれで工夫しています。3Dアニメーションン中の目や眉毛の表情もしっかりと感じているように作られています。執筆時点の2019年においても色あせておらず実用性を持ち合わせています。

また、基本的にムードが上がるとコメンド選択を変化させてダメージを上げるため、自然と毎ターン異なるシチュのアニメエロを見ることになります。エロアニメ×バトルファック×1戦闘で次々エロアニメシーンが変わることにより、質の高いエロバトルを提供しています。
ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_エロ1 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_エロ2 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_エロ3 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_エロ4

また、ほとんどの体位を「購入」という形で覚えるため、購入した後に新たに使ってみる感覚が非常に新鮮。実は同じ必要ムード量なら与えるダメージは敵の弱点依存のため、弱点が分からない間は気軽に試せるのです。淫語との妥協もありますが。
ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_スキル1 ウワサの宿娘~コニーとウブな淫魔たち~_スキル2
▲シスターさんが教えてくれるノウハウが全てマニアックな件について。

また、序盤はひたすら責める戦法だったのが、「女の勘」を覚えてからは攻めれるようになったり、ムード回復スキルを使うなど新たに覚えるスキルによっては、有利な戦法が刻々と変化します。このあたり、同じ仕様でありながら序盤と中盤、終盤でプレイ感覚が異なる体験を提供できるバランス作りができるのはゲームコロンの強みだと思います。「ウラレタウン」なんかは、そのあたりの匙加減が絶妙で感動した覚えがあります。

本作で個人的に欠点と思ったのは、プレイ時間のうち、ダンジョン攻略が9割、バトルファックが1割の割合であることです。本作の売りは間違いなくバトルファックですが、本編攻略中ではあまりプレイする機会がありません。もちろん、バトルファックをする制限はないので、寄り道的に何度もプレイすることは可能ですが、利点もないのでエロ以外の動機にはならず。

おそらく、このあたりの欠点は作者さんも気づいており、それが本作のバトルファック部エンジンをアレンジして全編エロの調教シミュにした「密室ブリード」や育成パートにも経営的エロを出した「ウラレタウン」に繋がっているのかと思います。

プレイ時間は1時間30分、回想はコニー→男が17、男→コニーが15の計32動画です。今見ても、システムの使い方に目新しさがあり、育成バランス感覚に優れたRPGとなっています。

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