Survive3～孤島の生存者達～[星の夢]
星の夢の原点且つ代表作とも言うべき「Surviveシリーズ」。crotchの「無人島脱出サバイバルRPG～もう帰りたい～」などサバイバル無人島RPGシリーズの一つです。このSurviveシリーズは一般的なサバイバル無人島系列に男2人×女1人の寝取られ要素を加えた点で個性を発揮しており、「浮島の生活」など別サークルでもコンセプトをリスペクトする作品が出ています。
本作は、そのSurviveシリーズの正統続編、シナリオは一新しながらもコンセプトはしっかりと引き継いだ作品となっています。
主人公である琉太は、ある日乗っていた船が沈没し、無人島に辿り着きます。たまたま、同級生の風羽も一緒に遭難していますが他は行方不明。救助の様子も無く、2人は無人島で暮らし始めることになります。琉太が島の探索、風羽が洞窟周りの整備を担当し、二人は二人三脚でサバイバル生活を送ることで仲良くなり急接近、生乳や裸で抱き合って寝る程度のスキンシップを行いつつ、二人は告白することでお互いの愛を自覚します。
捜索していたある日、琉太は、同じく遭難サバイバル生活を送っていた大学生の康人を発見、大学生側からの要請で、拠点に連れ帰ることになります。ところがこの大学生は2人の前ではフレンドリーに接していながらもヤリチン且つ粗暴な性格をした男、懇々と風羽を狙っています。果たして2人は無事に愛を貫き島から脱出できるのでしょうか。
▲途中から間男を入れた共同生活へ。
体験版は、主に2人での生活部に焦点を当ててサバイバル生活を通して二人の仲が縮まるまでを中心に描いています。
素材収集サバイバル系のため、島での材料収集が基本。素材で生活に必要なアイテムを合成して風羽に渡し、1日休むことでシナリオが進みます。他にも素材での武器防具作り、「橋」など新たな道を確保するためのアイテム、風羽の好感度を上げるアイテムなど様々。
道具系のアイテムは風羽に渡すことで、拠点におかれて徐々に賑やかに(本人達はたぶん住みやすくなっています)。来る日も来る日も素材集めと合成、そして寝る日々。アイテムをプレゼントすると上昇する風羽の好感度パラメータがあり、増えることがイベントトリガーにもなっていて、純粋な恋愛ものRPGをプレイしているような気分でした。うっかりラッキースケベな覗きイベント、風邪で寝込んだ琉太の看病、お互いの告白など、だんだん二人の絆が狭まっていくピュアな恋愛模様が描かれます。
▲ラッキースケベに赤面しながらも覗いてしまう主人公
▲ふとした偶然の添い寝。
▲いつも頑張っている主人公に射精のお手伝い
▲風邪を引いた主人公への看病
▲思いが通じ合ったキス。手コキなどですでにペッティングをした後である不思議に2人は感慨深く話します
そして近辺だけでは埒があかないと遠征し康人を連れてきた後は、遠征での野営が可能になります。この遠征が寝取られのポイントで、もし日帰りで帰れなかった場合、康人の好感度が上がってしまいます。そして一定好感度を迎えてしまうと、間男による覗きイベントが発生。その身体に魅力を感じた康人は、琉太のいない時に強引に抱いてしまい、後から心を奪う算段を立て始めます。
▲奇しくも、琉太が覗いた時と全く同じ状況。
遠征中の宿泊をするかどうかで恋愛か寝取られか分かれそうなシステムとして作られています。内容はわりとサバイバルもののオーソドックスですが、寝取られのツボはおさえている印象でした。また、恋愛系で進めるならそちらも見てみたいなと思う序盤の恋愛ドラマでした。ただ、現在の体験版は素材収集バランスが悪いので、そのあたりの改善は必要に感じます。
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