ルビィとクロードの物語エトセトラ(製品版感想)

ルビィとクロードの物語エトセトラ_クラウディア_ルビィ5 製品版感想(スクショあり)

ルビィとクロードの物語エトセトラ
ルビィとクロードの物語エトセトラ[鈴屋] (FANZAはこちら)

戦乱時代の寝取られアドベンチャーです。平和な村で婚約し将来を誓い合った男主人公クロードとヒロインのルビィ。ところが内乱の冤罪をかけられ公爵軍により村は虐殺の憂目に合い、2人は離れ離れに。お互いに相手が生存している事を知らず、失意の中で新たな生き方を模索します。村虐殺の指揮を執っていた女将軍クラウディアも主要人物。愛憎劇ドラマがベースとなったストーリーラインの中、ヒロインの寝取られや知人が複数男性に抱かれる状況になる寝取られが発生します。

鈴屋はストーリーの描き方が上手いサークルで数年、もしくは仲良くなって数日などの期間を短時間で表現することで急展開を挟み、主人公の立場がどんどん変化するような緩急あるシナリオを作り上げます。加えて各部分単位のシナリオ量も過不足なく必要な情報を用意しているため、急に展開が進んだと感じるような違和感があまりありません。本作も主人公とルビィや他の女の子との関係や身分がどんどん変化していきます。

その中で知人が不特定多数に抱かれなければいけない状況に陥ったり、幼馴染みが他の男に自ら抱かれていながら自らは手を出せないような立場の寝取られを経つつ、だんだんと寝取らせに目覚めていくまでの物語が描かれます。なお、寝取らせそのものはありません。

今作のゲームシステムは「愛する人が~」と同様の物語重視&簡易ADVRPGとして作られています。基本はノベル方式ですが、簡易的な戦闘がある場面、町を探索できる場面など各メインイベント毎に多少のADV要素を入れて飽きないような工夫をしています。エロシーンも1シーンそのものが長め且つ1回のエロシーンにカットインを用いて6,7枚は使う贅沢な作り。段階差分イベントでも次イベントでほとんどCGが変わることもよくあり、同人の中でもトップクラスの豪勢さがあります。

大雑把なゲームの展開は「クロードがヒロインを発見するまで」「生き別れてからのヒロインその後」そして、「問題が片付いた後の後編」の3部に分かれています。それぞれで寝取られの形質も全く異なる点が特徴。

序盤はクロードが傭兵父娘に助けられある町で宅配の仕事に就くまでのあれこれ。ルビィは死んだと思っているクロードは夜に寝床でルビィの夢を見て失意に落ちています。それを傭兵の娘、宅配先で反乱軍の将軍を父に持つ娘、関西弁の女商人さんと交流することにより、新たな目標ができ、立ち直っていくまでが描かれます。
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▲平和に暮らしていた村に突然襲い掛かる軍隊。実際に反乱軍を匿った村人がいたかは不明。
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▲義理の父娘2人組の傭兵に助けられ、安全な町まで共に向かいます。

この頃に出会うのが仕事の上司であるデービッド。最初は成金で女好き、そしてクロードの恩人である傭兵娘を狙っている嫌なキャラに見えます。ただ、本作特有である環境の変化と共に、やり手の上司だったり、ひょうきんで一途なところもあり、だんだんと良キャラに見えてきます。クロードとも切っても切れない仲に。最初は傭兵娘に関する寝取りキャラですが、後半になるとクロードのパートナーと共に〇〇に寝取られるみたいな話も。

基本行き来できるのは「自室」「配達屋」「お店」「娼館」。配達屋で依頼を受けるとフィールドから目的地へ、その間に1画面ダンジョンがあり、突破すると配達先に届けて依頼達成。過去作「愛する人が他の男に~」体験版終了~製品版序盤あたりのシステムを流用しています。1依頼の雑魚数が決まっているので経験値・資金のため全シンボル撃破が目標。
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▲宅配。敵シンボル多そうに見えますが、戦闘が高速&1,2ターン殲滅且つ1マップのみのため、不快感はありません。

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▲ところどころで戦争の過酷さが分かるような描写があります。

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▲合わせてクロードの夢でルビィとの馴れ初めなどが描かれます。

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▲手紙のやり取りを仲介するうちに仲良くなる女の子。

ある日、上司デービッドに連れられてきた娼館で見つけたのは、これまで仲良くなった女の子が娼婦として働いている姿。最初は女商品次は宅配で仲良くなった〇〇のようにどんどんと知人の女の子が娼婦堕ちしてきます。彼女らを指名すると、何故娼婦になったのか、他の客とどんなプレイをしたのかなどの生々しい話を聞けます。商人さんとはセックスをしたり、元お嬢様とはアナル開発をしたり。この項では「女の子と出会い仲良くなる」→「内乱が原因で金策が必要になり、女の子が娼婦堕ちする」の繰り返しで内乱の悲惨さを伝えることになります。各女性達は段階差分になっており、どんどん開発が進みます。
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▲何回か配達中に出会って顔見知りになっていく女商人。
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▲娼館で再開。鈴屋はシリーズを重ねるごとにエッチが濃圧になっている印象があります。
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▲仲良くなった女の子も戦争の被害で娼婦になってしまいます。ルビィに操を立てているクロードに配慮するため、段階差分で少しづつアナルを解していくことになります。目的はクロードにアナル処女を捧げること。
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▲デービッドに知人の初体験を実況されるクロード

ある程度娼婦イベントが進むと、デービッドから声がかかり、「公爵の浮気相手を探す」イベントが発生。隠しカメラを砦に設置するのですが、その時におまけで娼館にもカメラを設置。今までお客として相手をしてもらった知人が、今度は他の男に奉仕する姿をカメラ室で覗くことになります。また、砦で公爵の浮気相手を探していると……。というような展開で進みます。
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▲ある程度娼館周りが終了するとこのように、全く赴きの異なる寝取られイベントとなります。

対して、ここからはヒロインのルビィ編に切り替え。前向きに生きようとするクロード編とは逆にルビィ編はかなり過酷な話です。ルビィもクロードは死亡したと思っており、助けられた場所は敵の砦。ここで村を襲った女将軍を、そして物語の途中からは公爵への復讐を誓います。力が無いルビィが持つ復讐の手段は体を使っての篭絡からの暗殺。

ただの村娘だった女の身一つで、周りは全て敵状態の境遇で目的のために身体を許さねばならない状況です(公爵以外にも)。そして公爵の趣味により何度も開発されていき、最後には淫乱な身体に変化してしまいます。日々の開発で否応なく敏感になってしまう性、憎き相手なのに感じてしまう身体。いわゆる女の身一つの復讐系物語としても面白く、且つその中でエロシーンも大量に盛り込んでいるため、復讐系エロとしても物量があります。
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▲身体と頭を使って復讐を決意するルビィ。
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▲調教と敵討ちの狭間で揺れていくルビィ

この復讐実行中にクロードのビデオカメラ盗撮と物語が結びつき、2人以外にも様々なキャラの思惑が入り乱れる中、中盤の大御所エロと結末を迎えることになります。クロードからは上記の状況が分からないため、ルビィの状況を探るため賢明にエッチを覗き見して声を拾っていきます。

この時にもう1点重要なのが、女将軍クラウディア。実は、本編プロローグの前に別枠プロローグとして公爵軍側将軍となっている女性の境遇が語られます。善政を敷く老公爵の元、1軍を信頼し率いていた女性。ところが老公爵が毒殺で死亡、圧政を敷く新たな公爵が誕生します。毒殺の証拠を暴こうと調査する中、女性の軍は公爵にはめられ盗賊達により殲滅。仲間は全て死亡し女性は凌辱の限りを尽くされます。その後、運よく助かった女性は新公爵に従い反乱軍討伐に乗り出します。新公爵の隙をつき復讐するために。
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クロードの村を襲った時の指揮官が彼女です。つまり、クラウディアはルビィに憎まれている、且つ公爵を憎む復讐系キャラとして物語中に暗躍しています。公爵による前公爵暗殺事件以降、復讐と他人からの侮蔑の中生きている悲運のキャラです。彼女の場合はエロシーン全てが凌辱であり、作中のほとんどで諦めきった顔と復讐に囚われた言動が目立つことも彼女の悲惨さを際立てています。彼女が生きる目的を見つけれるか、それともクロードやルビィに復讐されてしまうのかは本作の1つのテーマにもなっています。
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▲クロードの友人では無いので、唯一、寝取られとは一切関係ありません。その代わり凌辱オンリーで可哀想な役割。クロード・ルビィに続く第三の主人公と言ってもよいほどシナリオとして重要なキャラです。

こうして、身体を武器に公爵に近づくルビィ、公爵のスキャンダルを狙って監視するクロード、そして公爵への復讐を狙うクラウディア、他様々な思惑を経て中断最大のドラマに決着がつきます。

その後は、数年後の別の町で後日談的な話がはじまります。ただし、ボリュームは本編の1/3ほどあり、1つの大エピソードです。内容は伏せますが、クロードとルビィのラブラブっぷりが伺え、上司であるデービッドや各種娼婦落ちした各種女の子、クラウディアのその後などが描かれます。さらに言えばエンドを迎えた後もさらに後日談があり……とどんどん時代が移り変わりながらタイプの異なる寝取られストーリーが語られます。その中で未回収だった問題も解決していきます。
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▲医療都市を舞台に新たな寝取られイベントが発生します。公爵イベントとは全く内容が異なるので実質的にエピソード2になります。

物語としてのテーマは絶望の中で生きる目的を見つけること。今回は主要メンバー全員が初期の頃は絶望や復讐に囚われています。その中で各キャラはそれぞれの大切なものを最終的に見つけていきます。エロのテーマは様々な寝取られを見せること。知人の娼館入り、ビデオ盗撮での娼館入りしたキャラのエッチ覗き、上司による知人の寝取られ、憎い相手によるヒロインの寝取られ、それをビデオで、しかも調査のためじっくりと見ないといけない絶望さ、そして後半では……。

多分プレイスタイルによって寝取られの強さは変わっており、娼婦関連は「友人レベルの女の子が娼婦になったから買う」か「大事な女の子が娼婦になって多数の男性に抱かれる」かで印象は変化します。ルビィ編は「主人公の婚約者が他人に抱かれる」か「一人の女の子が復讐に翻弄される」かで印象は変化します。その意味で寝取られ好き・嫌いのどちらにもある程度アピールできる作品かと思います。

クロード視点からビデオで見る女の子達の痴態やデービッドによる傭兵娘を抱いた時の感想などは寝取られ感が強烈なイベントもあります。また、鈴屋の寝取られ系全作に共通する特徴ですが、女性達も逞しく、悲劇を迎えても逆境を生き抜く力を持っており後味がそこまで悪く無い点も挙げておきたいところ。

プレイ時間は2時間30分ほど。回想はルビィが9、その他ヒロイン4人が3づつ、全員が1の22が基本で、いくつかのイベントは加えて差分が含まれ実質は約30~40ぐらいです。私は女性が身体を使った命のやり取りを含む復讐系のお話は好物で、今回は単純にシナリオの面白さにも引き込まれました。毎作CGレベルが上がっているのですが、その一方で今作も基本CG100枚の大ボリューム。今回はストーリーエロ+様々な寝取られ好きにオススメできる作品かと思います。

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