プリンセスプリンス~女体化王子リュートのエッチな冒険~[みるくえんじぇる] (FANZAはこちら)
女体化した王子リュートが主人公のTSを主題としたエロRPG。TS系ですが、最終的な結末を振り返ると身も心も女になる系統では無く、女の身体でエッチをするうちに、あくまで男の心でありながら女ゆえの快感を享受していくことがテーマになっています。とは言え、TSファンだけでなく一般的な快楽でだんだん淫乱になる系統の女主人公エロRPGが好きな方にも勧められる内容かと。
魔族に対する王国の不安を取り除こうと魔王に挑んだ王子。ところが魔王の魔法により女体化してしまい、水路により脱出します。鍛えた能力を失い、剣も装備も無く素っ裸で辺境の地へと流れ着いたリュートは再び魔王と戦うために冒険することに。
▲魔王の力により女体化してしまった王子
一般的なダンジョンあり町ありのRPGですが、快適面に配慮されたゲームです。ダンジョンの敵は避けやすくマップも短め。敵そのものも弱く戦闘関連はサクサク。各町では1種のメインイベントがありますが、それぞれの前後でモブNPCのセリフが変わるようになっています。
▲フィールドから各ダンジョンに入ります。
リュートは典型的な正義の塊であり、そのためには自身を犠牲にしても良いと考えています。柔軟性と直情性を併せ持っており、融通がきかない面もあれば、素直に考え方を吸収する面も。オープニングの魔王は言動や状況から、明らかに人間の敵では無いと想像がつきそうな描写があるのですが、一方的に敵視する傾向。その一方で、冒険するうちに見えてくる王子の視点では見えなかった民の視点を知り学んでいく描写もあります。
基本的には、訪れた町で「盗賊、闇ギルドなど人間関係の敵が町に迷惑をかける」→「リュートが討伐」→「町の皆から歓待を受け、王子の時よりも民のためになっていると自覚する」→「敵が改心」の流れをいくつかこなしながら魔王城まで向かいます。
▲魔王というよりは、人間関係で問題が発生しています。
以下、最初のイベント盗賊退治の流れ。
▲村の危機に王子としての正義感から協力を申し出るリュート。
▲山賊の親玉には改心の機会を与えます。
▲そして問題を解決して村人達から大歓声の宴に満足感を得るリュート。
▲山賊と村人が共に暮らしているその後。この光景は王子の目指したいものの1つであり、このようなサクセスストーリーを繰り返して旅が続きます。
このようなイベントをいくつかこなしたうち、ラストで魔王関連のイベントがはじまります。魔王も人間も巻き込んでTS系を突き詰めたようなイベントが目白押し。
エッチ関係は、暴力的な内容が中心で、リュートが断れない状態での売春交渉や隙を付いてのレイプ。自分で鏡を見ても認めるレベルの美人であり、序盤に身体に慣れる前からガシガシと凌辱イベントが発生します。流れ着いた先で初めて出会ったおじさんには無防備なリュートの身体を羽交い絞めにされてお股をクチュクチュと責められます。辺境の村の門番には、スカートとパンツを自分で捲らせての身体検査を強制されます。そして宿屋に泊まると睡眠薬を飲まされて、そのまま宿屋の店主と睡姦セックス。この無理矢理系エッチの中でリュートの身体はどんどん開発されていき、リュートは女の快感を知るようになってきます。
▲本作に処女描写はありませんが、おそらく初エッチとなるのがこの睡姦。
▲そして、その後にはリュート君の自覚ある初エッチも(本当の初体験は睡眠中に行われています)。
▲そして、だんだんと女の気持ちを知っていきます。
▲各種ボス戦の場合、敗北後はそのままゲームオーバーに繋がる凌辱エッチが待っています。
ここで興味深い点は、民を知る上での成長と、女としての快感を同じ冒険で得ているため、快感をだんだん肯定していくこと。また、王子の性格がよく表れている点で印象に残ったエッチ関係は売春系。自分の身が穢れても、そのために魔王を倒すための手がかりを得られるならと女の身体も武器の一つとして利用します。多少の妥協みたいな心情は語られますが、このあたりは貞操観念が薄い男性だからこその心理状況かも。そのため、「売春ぐらい仕方ない」から、実際のエッチで売春も良いかもと変化していく描写が語られます。
▲この気持ちを割り切っての売春を行う感覚は完全な女主人公だとメンタル的に実現が難しいTS特有の感覚だと思います。
初めてのこの種のイベントでは、山賊の住処にいくため馬車の御者に依頼する前も身体を要求され、フェラの後にセックスを強制されます。この時、初めて女の身体が武器になることを知り(つまり今後も女の身体を武器にするタフさがあるキャラ)、そして心は男なのに、男のペ〇スで快楽に飲まれそうになって女の良さを発見するなど身体の淫乱さが如実に外に出るイベントになっています。
その他、門番系のみ続きものになっています。最初の村で身体検査を受けるわけですが、その風聞が他の町でも伝わってしまい、リュートの特徴を「常識を知らないために無茶が通る」と各門番が認識。そのため、各町・村に初めて入る時は身体検査が発生します。基本的に本作のエッチイベントは単体イベントですが、門番イベントのみ段階差分。最初の身体検査からだんだんと変化して見られる部分が増えていきます。
▲最初の門イベントでは、そういうものかと納得して頑張って身体検査を受けるリュート。
▲その後は門番ネットワークで広まってしまい、他の町でもエッチな身体検査を受けることが当たり前となってしまいます。
本作はエロイベントや戦闘時の淫乱スキルで溜まっていく淫乱度にて淫乱スキルを覚えます。そのため、覚えるスキルに順番みたいなものがあり、どんどん内容がエッチになってきます。序盤は敵にスカートを見せたり、おま〇こを見せたり、はたまたフェラをしたり。後半になると放尿や騎常位など、完全に開き直ったようなエロ攻撃。基本的にテキスト1クリック分に基本CG1枚。加えてクリック後はCG差分に切り替わるため、見た目が結構エロめです。
主人公のスキルに該当し、敵へ行動不能やステータス低下などの効果を与える攻撃。ただ、やはり使えるスキルは限られており、エロを見るために使用することはあれど実用的では無いスキルもいくつか。その代わり便利な状態異常なのに的中率が非常に高いため、使いどころによっては非常に効果的。
また、人間系の敵はリュートへの脱衣攻撃を仕掛けてきます。何回かに分けて立ち絵が切り替わる脱衣攻撃で加えて、SP減少効果(淫乱スキル使用に必要なポイント)。戦闘終了後も脱衣状態は反映されますが、町に入ると着替えます。
▲ダンジョン内は脱衣が反映。そのため、ダンジョン内にNPCがいる場合は脱衣差分ありの会話になります。
ただし、淫乱度がある程度上昇してからは町で着替えることができ、全裸徘徊も可能になります。町NPC全員のセリフが変化する他、わずかですが、一部エッチイベントの条件にもなっています。
プレイ時間は2時間30分。回想は23種、ボリュームは可も無く不可も無く値段相応ですが、エロテキストが上手いタイプのエロRPGなので満足感で言えば値段以上の作品かと思います。TSに嫌悪感が無ければ女主人公系が好きな方にもチェックしてもらいたいし、TS系としても女の身体への戸惑いなどは上手く表現できています。私は女主人公エロRPGをプレイする時、主人公に自身を投影する派なんですが、本作はこの観点において、驚くほど親和性が高く感じました。
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