パニックパーティー[ダンボールマンション]
フローチャートなどの攻略はこちらで行っています。
呪いがかかると言われているエロゲをプレイした「りん(黄髪)」と「いずゆ(ピンク髪)」。このエロゲには本物の呪いがかかっており、彼女達は遊んでいたエロゲの世界に入り込んでしまいます。エロゲの内容はハードで男の欲望ががっつり導入された「廃ビルに拉致された女の子がトラップ満載のビルから脱出するために奮闘する、エロトラップ系のゲーム」です。
▲「りん」と「いずゆ」の仲の良さを訴えるようなオープニング。りんはノリが良く若干小悪魔系ながらも、明るさを感じる女の子、そしていずゆは天然でほんわりしている女の子
約1時間ほどのボリュームですが、ダンボールマンションらしさ溢れるこだわったエロ嗜好とアニメーション技術、そして快適に遊べるUIや操作が詰め込まれており、時間密度が高いゲームです。
エロトラップ満載のダンジョン
2人は別々の場所に囚われており、各自一人で廃ビルの中を探索します。ホラーゲームの体をなしており、鍵やスイッチを押すなどの一般的な探索ゲーとして進めていきます。また、エロトラップをじっくり堪能することに注力した脱出ゲームで、プレイヤーに脱出ゲー特有のストレスを与えないように配慮しています。
謎解き等も極力減らし、ミニゲームもプレイヤーの判断で簡単に勝利・失敗を誘導できる簡単難易度です。2人主人公お馴染みの交互にギミックを操作する仕掛けもありますが、面倒臭さはありません。。そして、ホラー特有の怖さも一切無し。物語やエロを楽しむ上での脱出ゲームにすることを割り切っています。
では、手を抜いて作られているかと言えば、様々な面白さを提供できるように配慮されています。エロステータスを意識したスマホ端末、たった1エロシーンのために作られた様々な手の込んだミニゲーム、狭いながら工夫されたマップ、エロ現場に簡単に行き来できるショートカット機能、ちょっとした仕掛けへの2人の会話から伝わる2人の魅力。
探索中にはバイオハザードをオマージュしてエロゲを作ったとされる作者の計画書や日記などが。怖さは無くエロゲを作る妄想全開で彼女達もツッコミを入れます。また、屋内にあるゲームセンターの各台を調べると明らかに平成初期のゲームでは?と思うゲームのパロディについて感想を言ったりとネタも豊富。
りん・いずゆはそれぞれスマホを所持しており、そこには勝手にアプリがインストールされ、「クチ」「ムネ」「クリ」「ナカ」の開発度や現在の発情状態が分かるようになっています。発情状態はエロトラップにかかっている間に上昇、立ち絵アニメーションもリアルタイムに変化し、喘ぎ声や上半身露出などのエッチな状態になります。時間と共に発情状態は回復し、立ち絵が2段階で元の通常状態に戻ります。
▲2人は別々の場所にいますが、会話することも
また、本作はダンボールマンションお得意の立ち絵アニメーションを全面的に採用。発情に関わる立ち絵3段階分は勿論エロトラップ系イベントのアニメーションも全て基本的に発情に応じた3段階分+αのアニメーション差分を用意しています。単純に表情の変化をする系統では無く、体位をそれぞれの段階で似せながらも全面的に新たな書き起こしをしているぐらいに変化させています。アニメ分量で言えば相当なもの(シーン数は少ないのですが、それでいてクリア後満足度が高かった一番の要因)。通常立ち絵からトラップアニメーション、そしてトラップ時の発情した状態から通常の発情状態への変化などもリアルタイムで変化します。
サークル特有の「分かっている」嗜好も大事。各種発情段階によっての表情変化は、とてもエロチック且つそれぞれの段階で可愛く見えるように描かれています。イった後は身体がわずかに痙攣するような細かなアニメーションを導入しています。着衣や服の着こなし方にこだわっており、「セックスしているけど股が上着に隠れている」「胸チラ状態でのセクハラ」「第二段階が胸チラからの第三段階胸出し」と合わせた欲情している表情の組み合わせ。これらアニメーションの細かな動きが前作以上によく出来ています。エロ同人的なアニメーションのまま技術力が高まっており、他サークルや企業製アニメーションとは明らかに異なる独特の良さがあります。
▲絶頂度による立ち絵の変化が妙にエロい2人。これは通常絵ですが、これにイベント関連立ち絵が加わることでさらなるエロさが出てきます。
廃ビル内は純粋なエロトラップダンジョン。上述のようにトラップそのものはプレイヤーが簡単に回避できるのでトラップに「わざと」かかってエロシーンを楽しみます。エロトラップ系作品も増えてきた今、ある程度定番エロトラップはあるはずなのですが、良い意味で既存のエロトラップダンジョンから外れた「その発想は無かった」系のトラップが多く、初プレイでは新鮮に楽しめると思います。
ただし、声を出して言いたいのは「その発想は無かった」。ています。トラップを紹介。いずれも胸、又は股を集中的に狙ったトラップばかり。以下、序盤で登場するトラップの紹介。
いずゆが通路を歩いていると特定マスで定期的に手が出現し、触れてしまうと「拘束され胸を揉みしだかれてしまう」トラップ。画面にあるボタン連打で拘束から逃れますが、放置していると着衣上の胸触り→がっつり触り→生乳とどんどんアニメーションも変化します。
いずゆが通気口を進む。エロトラップではありませんが、這いずって進むと乳首が地面に擦れて表情が変化するアニメーションに。
▲いずゆとりんで対照的な胸のつっかえ方
いずゆがロープを登る。変なロープであり、登るたびにお股に食い込みながら一段一段登っていきます。
りんが水路を歩く時に間違った場所を歩くとピンポイントウォーターガンとして、乳首に水鉄砲。何度もぶつかると胸あたりの水面積が上昇と同時にりんの恰好や表情が変化。
りんがクイズ選択に間違えるとピンポイントウォーターガンとして、股に水鉄砲。
りんがUFOキャッチャーで外れを引くと呪いのぬいぐるみが登場。3回まで外れがあり、片胸舐め、両胸舐め、そしてアソコ舐めと数が増えるごとにぬいぐるみに舐められる場所が増えます。ちなみにUFOキャッチャーをしているリンの立ち絵は前屈みで胸チラしています。
これ以降も、面白いものでは、ガムが口の中をいやらしく暴れるなんてマニアックなものまで。様々な発想というアイデアと、アニメーションという技術力で非凡な才能を見せてくれます。ガムイベントは着衣している状態でガムを噛んでいるだけなのに、いずゆの表情が時間と共にどんどん発情し、なんとか口から吐き出そうとする変化でエロさを感じる不思議な体験でした。
エロトラップにクリーチャーと大忙し。中盤以降からは対人エロが増大
基本的に上記のようなエロトラップが中盤以降も続きます。が、中盤以降のもう1つの特徴がクリーチャー徘徊。廃ビル内の探索が進むと、バイオハザードのタイラントよろしく2体のクリーチャーがウロツクようになります。出現場所は固定なので他のエロトラップと同じくミニゲーム扱いですね。主に特定場所まで逃げる避けゲーとなっていて(簡単に逃げれるので任意に接触するかどうか)、接触すると場所に応じたエロイベントが発生します。さらに特定の場所ではエロテキスト有りのイベントが発生する場合も。カタカナで片言ですが、竿役らしいセリフも健在。ダンボールマンション特有で実際にレイプされた場合も嫌悪さより、感じてしまう描写を強めています。
▲逃亡ミニゲーム。途中で捕まった場合のエロシーンやはたまた逃げる場所を間違えてダンボールに隠れたら、クリーチャーが隠れたダンボールを穴に見立ててオナニーをし始めるようなシーンまで。
▲いずゆにもクリーチャー関係の凌辱イベントは多々。
フェラやパイズリは1種づつで、ほとんどのメインはセックス関連。彼らの登場から主人公達2人ののナカの開発も進むようになります。彼ら関連のシチュ数もほぼエロトラップと同数あり、対人関係が好きな方にもアピールできています。
対人関係のちょっと変わった点としては、りん・いずゆ共に衣装替えでのミニイベントが1種づつあることです。例えばりんはメイド衣装に着替え、お屋敷のゴミ拾い掃除のミニゲームを行い、失敗するとご主人様(クリーチャーではないので何者かは不明)からエッチな体罰を受けることになります。エロアニメーション用のCGも用意していますし、各種立ち絵の変化も3差分用意されています。
▲リンのメイドイベント。この画像は通常時のメイド状態で、この間にご主人様の罰イベントがあります。
基本的にエロトラップ(クリーチャーも含む)は発情の状態によって3差分に変化するアニメーションとテキストはイく時の一行のみであるパターンと、エロテキストベースで進み、テキストの進行に合わせて発情度が上がりアニメーションも変化していくパターンの2種類です。テキストベースなエロトラップの場合は必ず2段階目差分があり、1段階目を思い出しながらセクハラ・犯されることになり、さらに1段階目前半で行われるプレイは早急に進み、その後は後半の責め方をじっくり描写している点が特徴的です。つまり1,2段階目でエロ内容が一緒でも印象が大きく異なります。
▲第一段階は未知のエロに対する恐怖と期待
▲第二段階は前を思い出しての恐怖と期待
プレイ時間は1時間ほど、回想はりん、いずゆ共に22、その内テキストありはいずゆ4、りん6(それぞれ2段階分あり)、またバッドエンド関係エロがそれぞれ5(すべてアニメ+テキスト系)と2人同時が1(アニメ+テキスト系+α)用意されています。傾向は機械姦か対人。プレイ時間は短いのですが、その中に込められたアニメーション量と独特なエロトラップ関係のエロさが光っている作品です。過去からのダンボールマンション好きな方はもちろん、エロトラップゲーや難易度の低い脱出系ゲーム好きにもアピールできる作品だと思います。
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DLSITE:パニックパーティー
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