不思議城の魔女(体験版簡易感想)

不思議城の魔女
不思議城の魔女[WLCソフト]
森の城に閉じ込められたヘンゼとグレーティの2人。しかし、彼ら2人では脱出ができないので貴方が助けよう!という館脱出系の謎解きゲーム。怖くないけど洋風ホラー風味。ゲームブック・TRPG風の味付けがされており、ゲームマスター視点の声で情景が説明され、様々な小物や背景をレトロ感のある白黒絵で表現。初めて新しい部屋に入った時、そして小物を調べた時にTRPG風の説明がされます。基本的に主人公含め登場キャラのセリフは最小限。あくまでゲームマスターの視点から描写されます。ただし、TRPG風ですが一本道シナリオな点は注意。

まず、このTRPG風のセリフがウィットとジョーク、そしてブラックジョークに富んでいて知的に面白いテキスト手法です。例えばヘンゼとグレーティの紹介時「青い鳥を追いまわしたりもしないし、ましてや老人虐待なんか、するはずもない。」。そこら中に骸骨があるのですが、「固くカルシウムが豊富な、白い何かがあるが」、トイレで骸骨を見かけたら「使用中だってさ、トイレは諦めよう。」別の骸骨では「え?仏さま、そんなのはそれこそホットケってことさ。」

おかげで、探索ADVに必要なのはテキストで楽しませる力かなと実感するほど探索が面白い。屋敷一室一室をワクワクしながら覗き、小物も1つ1つ丁寧に調べてテキストを探していました。

調べるだけで死亡するなど、理不尽な死も特徴。テーブルに飾られた美味しそうな食べ物で食事をしたら満腹になっても手が止まらない呪いにかかって死亡、祭壇に近づいたら幽霊にとり憑かれて死亡。死亡後は棺桶から復活。死亡時に入手するアイテムが必須なので死亡にも意味があるはずですが体験版時点では不明。死亡方法も一種の鮮やかさやブラックジョーク臭があります。

最後にある女性が復活し、ヘンゼが彼女にフェラをされ気を失った後、森で目覚めます。そして妹は行方不明。その数年後、幻と言われる森の城に入る方法を発見した怖いもの知らずの友人が知人を巻き込んで城を調査しようとします。男の主人公は妹を探すため、その一員に参加、再び城へ……という流れで体験版は終了。

おそらく体験版と製品版では内容が異なるので、製品版購入者はまずはじめに体験版をプレイしておく方がよいかと。