魔王の使い魔(製品版感想)

魔王の使い魔
魔王の使い魔[ドージンオトメ] (FANZAはこちら)

魔王の息子(主人公)が一人前の悪魔と認められるために使い魔を召喚したら、何故か人間の女の子(ギャル系)サキちゃんが召喚されてしまいます。本作は現魔王が帰宅する30日後までに、毎日朝・昼・晩の3回彼女に奉仕活動の指示か催眠エッチ、休憩を選択して彼女を本当の悪魔にすることを目指す育成シミュレーションゲームです。

現在予告中のアニメーションノベル&ライフSLG「Succumate -サキュメイト-」をプレイして物語の作り方にセンスがあるなと感じたため、プレイしてみました。

いちおう育成SLGジャンルに該当すると思いますが、SLG部分は簡易的で、本作の肝となる面白さは、育成の合間に挟む会話パートと、おさわりクリック系のエッチシーン。

いわゆる序盤コメディで、その中に物語の核心となる伏線を入れつつ終盤シリアス展開に変化していく系統なのですが、とにかく日常シーンの会話パートが非常に面白いゲーム。分量そのものは超短編ですが、笑いの密度はかなり高め。シナリオ製作技術だけでなく、作者本人が面白い人しか作ることができない類のコメディです。

魔王の息子はどう考えても3枚目キャラだし、配下の骸骨達は魔王よりも可愛い召喚した女の子に忠誠を誓うし、側近の女の子は主人公に無茶ぶりをするしで序盤からカオスな雰囲気があります。なんとなくディスガイアのノリに似ているかも。
魔王の使い魔_魔王の息子1 魔王の使い魔_魔王の息子2
▲魔王の息子。色々ミスをしたり、部下におちょくられ慕われていたりしながら魔王の息子らしい堕落さと自尊心を持ったキャラ。なんか憎めないキャラ。
魔王の使い魔_サキ1 魔王の使い魔_サキ2
▲ヒロイン視点から見るとあかん異世界転生もの。悪魔にされるためサキの意思関係無く凌辱されたり、骸骨の部下ができたりと散々なヒロイン。物語の雰囲気のおかげでそこまでネガティブさはありませんが。
魔王の使い魔_サブヒロイン1 魔王の使い魔_サブヒロイン2 魔王の使い魔_サブヒロイン3
▲主人公を支える魔王の部下達。よく喋るマステマに無口系のプリム。

魔王息子と愉快な仲間達のキャラが濃すぎて、逆にゲーム内キャラでは最も常識人であるサキは少し影が薄い感じも。いちおう作中ではギャルとなっていますが、性格的には乙女ゲーの一般的な主人公に近いかも。ゲームの進め方によっては現代時代(召喚される前)の境遇が語られるなど出番もちゃんと用意されています。

魔王の息子である主人公の精液をギャルに流し込むことにより、徐々に彼女は悪魔化していきます。そこで主人公は彼女に「魅了の力」でエッチウェルカムな淫乱催眠状態に。普段は無理矢理連れてこられたことによる怒りと戸惑いを出している彼女も魅了には抵抗できず、主人公を受け入れてしまいます。
魔王の使い魔_催眠1 魔王の使い魔_催眠2 魔王の使い魔_催眠3
▲オープニング時のエッチ。魅了の効果により肉欲に素直になったサキ、そして効果が切れても記憶は残るので……。

実際のエッチは専用のお触りクリック画面。サキの好きな部位をクリックするとその部位への反応をサキが示し、場合によっては愛撫回数や中出し回数などの数値が増えます。反応は表情の変化+その部位拡大、それに数クリックのテキストで臨場感があります。お触りゲームとしての質は高め。部位ごとの違い、好感度による変化、プレイ中の初期時とフィニッシュ前などテキスト差分は豊富に用意されています。特に好感度は「催眠凌辱→恋愛感情」へと変化していく過程が分かり和姦系ヌキゲの醍醐味が味わえます。
魔王の使い魔_お触りエッチ1 魔王の使い魔_お触りエッチ2 魔王の使い魔_お触りエッチ3
▲触った箇所でカットインやサキの反応が変化します。

催眠中は主人公の行為を受け入れるも催眠が解けた後も記憶を失うわけではないので、初期の諦めや好感度が高い時の反応など事後もなかなか良い味わいです。

それぞれの触り方によって感度が上昇、愛撫を十分行ってから中出しを行うと一気に感度上昇などのボーナスも。最終的な感度によって忠誠度が上昇します。また、毎クリックHPが減少し、0になると強制的に翌日までスキップ。

さて、本作のSLGは魅了エッチとご奉仕と言う名のお仕事、それから休憩の3種を選ぶ簡易的な内容になっています。「奉仕」は「料理」・「掃除」・「洗濯」から選択肢、それぞれのスキルレベル上昇と共に好感度もアップ。また、掃除レベルが高いと奉仕中に拾い物をするようになり、掃除レベルが高いと最大HPが上昇するなど各奉仕内容によりメリットがあります。ちなみに奉仕では毎回一定のHP減少。「洗濯」レベルが上がるとメイド服やナース服などが入手でき、他、特定条件でエッチのバリエーションも増えます。
魔王の使い魔_奉仕1 魔王の使い魔_奉仕2
▲奉仕時のカットインアニメーションがなかなか。

また、サキの元には主人公の配下の骸骨がいます。そのため、各種スキルレベルが高いと配下のやる気も増えるということで、一部発生する戦闘にも関わってきます。

HPが低くなった場合は「休憩」で外を散歩することで一定量回復。また、店で媚薬等の買い物が可能です。その上で休憩に出かけるとランダムの報酬あり会話イベントが発生、一定日数経過ごとにメインイベントに関わる会話イベントが発生します。メインに関わる会話は好感度、忠誠度、外出中のイベント閲覧有無などによって内容が変化、最終的にマルチエンディングになります。
魔王の使い魔_外
▲外での何気ないイベント。

言い換えると、奉仕で各種スキルレベルと「好感度」を、魅了で「忠誠度」を上げつつ体力が減ったら「休憩する」しながらハッピーエンドに向けてフラグを調整するゲームシステムです。シミュレーションの基本は数値なのですが、本作の場合はお触りエロを全面的に出し、日常会話関係でゲームに惹きつける役目を持っています。むしろ数値はビジュアルノベルで言う選択肢分岐の代わりに好感度・忠誠度が作られたかのようなゲームデザイン。生粋の育成SLG目当てで購入する場合はアウトでしょうが、育成SLG風のエロゲームと捉えると簡易的に楽しめて良いデザインなんですよね。

基本CGは10~15枚(ほぼお触り用ですが、一部イベントCGあり)、プレイ時間は1周15分~30分ほど(時間がかかるのはお触りでお触りをがっつり堪能すると30分)で私は3周プレイして1時間30分ほど。お触りシステムやUI上のアニメーションなど短編の割には手間がかかっており、見た目で楽しませる要素がたっぷり、そしてクスりと笑いながら楽しめるシナリオで簡易的な短編なのが勿体ないと思うゲームでした。

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【エロSLG感想】Succumate -サキュメイト-(製品版)
サキュバスのリリムと同棲して彼女に精力を提供しながら、変死事件の謎を追うアニメーションSLG「Succumate -サキュメイト- / ドージンオトメ」の製品版感想です。非常に高品質な「セル画アニメーション+コメディ+サキュバス萌え+エロ」、そしてドットエロアニメも豊富で隙が無いゲーム。