【エロRPGレビュー】ルーシィと欲望の街(製品版)

ルーシィと欲望の街_オープニングエロRPG


ルーシィと欲望の街[風来の団] (FANZAはこちら)

待ってた。本当に待ってた。風来の団の新作RPG。前作「Elf&Succubus メイプルと奪われた宝剣」から約5,6年間のブランクを開けての新作。フタを開けてみれば過去作と同様のシコりポイントをおさえつつ、快適性は過去作より増している作風となっている。

風来の団の特徴としては、可哀想な女の子を演出している点がポイント。追い詰められながら罠にはまり逃げ出せなくなる状態での凌辱多めのエロが中心。一つのエロが連鎖的に後のエロに続いていく点がポイント。序盤からセックスも比較的早く登場し、終盤からエンディングでも快楽に飲まれることなく嫌がってくれる。

盗まれた学生証探しでどうしてこんなことに……

主人公のルーシィは魔術学院の卒業試験を受けるための中継街に向かう馬車で痴漢に遭遇。その後街に着いた時に学生証を紛失していることに気づき、痴漢の犯人が盗んだと確信して街で学生証を発見すべく探索するRPG。4日後に卒業試験に間に合う最後の馬車が出発するため、それより早く学生証を取り戻すことが目的。
ルーシィと欲望の街_オープニング ルーシィと欲望の街_オープニング ルーシィと欲望の街_オープニング ルーシィと欲望の街_オープニング

サークルRPG処女作「ルーシィの卒業試験!」の前日譚であり、ルーシィーは、サークルの特徴である不幸体質な性格と境遇をしっかり持っている女の子で、本作でも男に騙されてどんどん追い詰められていく様子が4日間を通して描かれる。ちょっと怪しいかなーと思いつつプレイヤーの選択で、気にせず他人の親切を当てにしたり、他人の強気な命令に逆らえずに妥協したりして、最終的にエッチから逃げ出せない状態になっていく。

学生証があれば本来無料で宿泊できるホテルも毎日高額の宿泊費を要求され、学生証はルートによっては、はやい段階で発見できるが、返却に高額請求され借金返済系に近い要素もある。

探索系で基本は街を動き回ってイベントフラグを立てていくが、街のアルバイト等以外にギルドクエストでも稼ぐことができる。

街の探索は、主に会話で登場する選択肢の選び方による小さなシナリオ分岐が多く、複数回プレイ前提になっている。全3日のプレイだが、何気に選んだ1日目の選択肢が2,3日目に影響を与える。

クエストはダンジョンに潜っての素材収集か魔物退治系。ルーシィは魔物を倒す魔法がないため、炎を出せる魔法の杖を使って戦うことになる。銃の弾丸のように店で魔力を込め、魔力がある時に敵シンボルに接すると、一撃で倒し魔力が1減る。魔力が0の時に触れると1発で強制敗北エロに進み街に戻される。

素材収集の場合はなるべく敵シンボルを避けて素材を見つけていく。魔物退治の時は魔法の杖に魔力がある状態()で敵に接すると敵を倒すので規定匹倒すとクリア。
ルーシィと欲望の街_クエスト ルーシィと欲望の街_クエスト
▲ギルドクエストそのものは本編とは内容も別で、お使いクエストなのでシナリオ的な面白さはない。ただ、各敵ごとに用意されている敗北エロがある。
ルーシィと欲望の街_敗北エロ
▲敗北エロ。本編と独立しているため、シナリオと密接に関わるエロさはないものの、シナリオの都合上、毎作恒例の魔物姦をシナリオで描けていないため、敗北エロで対応している。

風来の団がダンジョンを作ると、遠回りするようなマップと大量の敵シンボル、且つシンボルの動きも速い点が過去作の特徴だったが、今作はかなりマイルドになっている。多少遠回りする傾向はあるが、過去作ほどではないし、敵シンボルも少なく動きもそこまで速くない。なお、ダンジョン系はほぼシナリオと無関係でギルド依頼報酬の金策用マップになっている。

エロがエロを呼ぶ連続性のあるストーリーで追い詰められていくルーシィ

本作の特徴は、細かなルート分岐で変化するエロシーンだ。

まず、1つの場面において、プレイヤーの選択でパターンが異なる複数のエロシーンが用意されている。

例えば序盤、憲兵団の「保管庫に入るには身体検査が必要」なイベントがある。身体検査を認めるとエロRPG恒例なのでセクハラ身体検査となる。つまりエロを回避するには保管庫に入らないが正解になる。ただ、保管庫に入らず再度保管庫に進むと、監視員がいないため、こっそり保管庫に進むような選択が可能になる。ここで進んでしまうと、憲兵団に見つかり、黙っている代わりにとレイプイベントに変化してしまう。

このように同じ場面だけどルーシィの選択でエロシーンが変化してしまうイベントが本作には大量にある。
ルーシィと欲望の街_保管イベント ルーシィと欲望の街_保管イベント
▲セクハラで済むか、犯されるか、回避できるかは選択次第。さらに黙って保管庫に入った場合は、弱みを男に握られた状態のため、2日目以降にも変化がある。

さらに、1つのエロイベントが次のエロイベントに繋がるような構造になっている。1つの選択が翌日のエロシーンに繋がることもある。特に1日目での選択を誤ると、2日目以降はルーシィがどんな選択をしても男の魔の手から逃れないことが確定する場合も多い。

例えば1日目にホテル宿泊時、店員から飲物を勧められる。選択肢で飲んでしまった場合オネショをする。この時、オネショを隠すため共用の洗濯施設に行くが酔っ払いのおじさんと遭遇してしまう。この時ルーシィはネグリジュだったため、おじさんに娼婦と間違われてしまう。この時に拒否できないとわずかなお金と引き換えに襲われてしまう。
ルーシィと欲望の街_おねしょ ルーシィと欲望の街_おねしょ ルーシィと欲望の街_おねしょ

翌日夜、ホテルで売春したとホテルオーナーが激怒し、学校に報告しないことと引き換えにオーナーが作った地下室でエロいことを要求されてしまう。
ルーシィと欲望の街_ホテル ルーシィと欲望の街_ホテル

そもそも飲物を飲むことが間違いのため、酔っ払いのおじさんを拒否した場合も、その後の対応を間違えると酔っ払いおじさんの代わりにホテルオーナーに犯されてしまうパターンがある。

このように最初を妥協したため、次の選択肢で回避したと思っても回避できないようなエロパターンがいくつかある。また、この例の場合、飲物を飲まず罠を回避した場合、翌日に別の場所で罠を仕掛けられ、エロ関係もシナリオも大きく変化する。

その他、風来の団は1つのRPGに1つだけ長編の連続エロを仕込む。大きなネタバレになるため、内容は伏せるがエロイベント後にさらに脅され別のエロイベントを強制実行、さらにその流れでエロイベントを実行……と一連の一つのイベントでエロシーンを5,6消費する長大エロシーンイベントだ。ルーシィの弱みをついてエロセクハラに遭い、さらに弱みをついて……と一気にルーシィを絶望に立たせる連続シーンを見せてくれる。本作は過去作に比べて絶望度や分量的には若干少なかった気がするが、それでも、その圧巻する連続エロは本作のエロのハイライトシーンとなる。

可哀想感たっぷり。涙と涎を意識した立ち絵とCGの表情差分

風来の団の特徴だが、一つ一つのエロシーンは長め且つストーリー性がある。例えばオープニングの馬車痴漢では、「最初は違和感を感じたのみ→痴漢に気づくが何もできない→痴漢がどうどうと胸や股間を触るようになる→痴漢は複数人いることに気づく→痴漢達に絶頂させられる」と1つのシーンで内容を徐々に変化させている。それ故、1シーンの満足度が非常に高い。
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▲CGもこのように一つのシーンで大量に利用。使いまわしもあるものの、基本CG枚数が多いため、毎回新鮮さは担保されている。

テキストに関しても独特だ。女視点で心情を表す形式で進んでいくが、男達の行動がなるべく主人公の想像以上のことをされるように進んでいく。そして、エロ内容が変化する時(例えば、オーラルからセックスへの変更時や1人だと思ったセックス相手が後からぞろぞろ入ってきて複数人など)に間を持たせたり、主人公を絶望させたりする表現の仕方がとてもうまい。この独特の書き方がさらに可哀想な女の子像を沸き立てる。

併せて表情差分に個性が輝いている。悲しげだけど発情している顔表情、特に涙、口の中の唾液の表現に力を入れており、顔あたりの液体表現が素晴らしい。たいていエロ直前は困り顔だけど、奥手な女の子が卑劣な男にエッチか●●か(悲惨な境遇)の2拓で迫られている時であり、この困り顔からエロシーンへの移行も良い。
ルーシィと欲望の街_顔差分 ルーシィと欲望の街_顔差分 ルーシィと欲望の街_顔差分 ルーシィと欲望の街_顔差分
▲様々な悲しい顔差分を用意。

CGに関しても特徴がある。まず基本CGそのものがシーン数の2倍以上ある。つまり1シーンに豊富にCGを使う。流用もあるため、エロシーンによっては基本CGを3~5枚使うこともある。そもそも基本CGが80枚以上あるため、プレイ時間に際して利用するCG枚数が高めだ。
エロシーンは脅しやほぼ選択肢の無い交換条件からはじまるセクハラ、単純なセクハラだと思っていた状態からのレイプ、逃れられない状況の中、自ら凌辱される現場に進んでいくシーンなど。その他、衆人監視の中ビキニアーマーをきたりポロリするなどの恥辱系、エロシーンは大抵1~3人だが、後半になると不特定多数に強制させられるようなイベントもある。その他、サークルがくすぐりが好きなため、その系統のシーンが若干存在する。くすぐり系は、くすぐられて笑いを我慢できなかった場合凌辱の約束をさせられるなど、笑いを我慢させられるシーンが多め。
ルーシィと欲望の街_くすぐり

その上で、各エロシーンを見た後、ステータスを見ると、ルーシィーがそのエロに対しての感想を述べている。この機能そのものはエロRPGでよく見かける機能だが、本作は文章量がほどよくあり、内容的には不幸感たっぷり。回想に欲しいぐらい。

まとめ

プレイ時間は私は2周プレイしたが、1周目3時間30分、2周目は1時間ほど。回想はシーンが37、敗北エロ10の計47。基本CG枚数は紹介ページによると86枚。シーン回想は1つ1つが長め。本作はシナリオとエロの組み合わせが良い作品のため、シーン単体の回想は魅力がちょい下がっているのが残念かな。また、エロシーンハプニングもバリエーションがあるため、新鮮さを最後まで損なわせない。

分岐が非常に多いため、2周プレイするのが面白かった。が、フラグが複雑すぎるのか実はベストエンドには辿り着けていない。最近、作者が攻略を掲載したので、近いうちにもう一度プレイする予定だ。

思えば風来の団のRPGはレビューしたいと思いつつ、今紹介するのは非常に難しかった。処女作「ルーシィの卒業試験!」以降発売したRPGは全てメインストーリーが過去作ありきで作られており、初心者に勧めにくい。かといって処女作となると、かなり古く今見るとシステム的な快適性等は最新の同人RPGよりはるかにキツい。エロの傾向は今と全く変わっておらず、お勧めなのだが、やはり勧めにくい。

その点で本作「ルーシィと欲望の街」は、処女作の前日譚だ。ストーリー上、過去作をプレイする必要性が全くない。ストーリーも盗まれたものを取り返す単純なルールのため、難しいことを考える必要も無い。システムも最新で快適だ。風来の団のエロは他エロRPGと構造が少し異なる独特性がある。エロが気に入れば、順々に過去作に手をつける価値があるので、風来の団初心者におすすめの一品となる。

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