カミツレの狼[雨乞い工房] (DMMはこちら)
こちらは体験版の感想です。製品版感想はこちら
2作目マフィア、3作目アメリカ軍基地からの脱出と、エロゲとしては一風変わった題材を扱う雨乞い工房の新作。今作も舞台が特殊で200年後のロシアが舞台。だけど主人公側の性質が盗賊をして生計を立てている特殊民族で思想に文明っぽさが薄くなっています(属に言う野蛮人)。逆に敵側の思想は20世紀初頭ロシア帝国の思想に近く、そのアンバランスな異文化交流も興味深いところ。
内容としては、特殊民族の青年達が、大事な姫をエスコートするロシア軍の装甲列車に乗り込んで物資を頂戴するという話。装甲列車を巨大ダンジョンに見立てて、どんどん奥に進みます。シンボルエンカ。列車の中には守られる姫と様々な思惑で動く軍関係者。
主人公側は女を攫ったら物だから犯すものとの認識で、自陣には牢屋なども用意。悪人などでは無く、そういう環境で産まれたグループなのでそれが当たり前だと思っているアンバランスさがあります。列車内で女を見つけた場合、牢屋に入れても良し、パーティーに入れて戦力にしても良しとなっています(この部分は体験版で確認できず)。
戦闘はちょっと特殊なサイドビューバトル。要は戦況システム。戦闘開始は中央から始まるゲージなのですが、基本は味方が敵に攻撃を当てると自軍側に敵に攻撃を受けると敵側にゲージが傾きます。このゲージが傾くと、傾いた側陣営の攻撃力増加、防御力減少の効果があります。特に戦略上重要な点は一番端に振り切ってしまうと、相手軍の端まで移動してしまうことです。そのため、味方側もスキルの種類や攻撃するキャラ職業によって味方側に移動、バランスの良い方に移動、敵側に移動と3パターンに分かれており、状況によって攻撃方法を変化する柔軟性が必要になります。
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