JOKERは凌辱の香り~異世界転移デスゲーム~ (FANZAはこちら)
常に冷静沈着な主人公「貴理」、アイドルとして生きてきた「真詩呂」、大企業の娘である「沙織」、そして友達思いである「音夢」、現代地球に生きる仲良し4人組女の子達はある日、何かに巻き込まれ異世界に来てしまいます。そこに待ち受けるのは、女の子達を狙うならず者達……、4人組は必至に逃走して謎の館に辿り着きます。館で待ち受けていたのは魔王様。彼は面白そうという理由で4人に勝負を持ち掛けます。4人でババ抜きを行い、最下位はならず者に提供、これを繰り返し最後の1人になった人のみ地球に返してやろうと。館がこじ開けられるのも時間の問題、彼女達は選択肢の無い状況で強制的にババ抜きデスゲームに参加することになります。
▲平和に暮らしていた4人は一転してならず者に犯される寸前という状況に置かれます。
「魔術師と6人のならず者」、「六人のならず者と異国の姫君」に続くならず者シリーズの続編です。従来のならず者シリーズとの違いは現代キャラが犠牲者であること、そして女キャラ側を操作することの2点。その他、魔王様の調子の良さ、残酷さ、そして想定外のことが起きた時の表情、ならず者達のノリは過去作を継承しており、Z印特有のノリの良い凌辱劇が楽しめます。女側が主人公のため、女キャラのバックボーンを詳細に知った上で凌辱が始まる点は過去作との大きな違いかな。
▲面白ければなんでもする魔王。
▲ならず者関連は過去作キャラとは別のようです。
話しもテンポ良く進み、Z印特有のならず者(今回は魔王が主)コメディっぽさも活きています。また、100円作品なので、そこまでしっかりととは言えませんが、デスゲーム特有の登場人物による恐怖感もあり(仲違い系が無かったのは残念ですが)、雰囲気もばっちりです。なにより、勝負→敗北→自分が凌辱されることが信じられない状況→凌辱までの流れがスムーズで、凌辱エロとしての良さがしっかりと出ていることは大きな長所です。
プレイヤーは主人公の「貴理」を操作し、まずはババ抜き前に仲間と話しをします。仲間と争うことへの嫌悪、凌辱されるかもしれない恐怖、他キャラが凌辱された後の恐怖などが語られます。また、魔王に話しかけると、貴理の怒りを買うようなセリフばかり。そして全員に話し終わったら(話さなくても可)、魔王に話しかけてからババ抜き戦開始。
ババ抜きは麻雀のような4拓で行われるミニゲームとなっています。ルールは普通のババ抜きと同じで全員にカードが配られて、同じ数字のカードを場に出してからゲーム開始。自ターンでできることは、左隣のプレイヤーが持つ手札から1枚を選択すること。入手したトランプと同じ数字があれば場に処分します。そして自分の手札の配置を整えること。この2つを行ったら自ターン終了で、右隣のキャラがプレイヤーのカードを1枚持っていきます。
▲最初は4名なので画像の通りですが、だんだんキャラも減っていきます。
実はこのババ抜き、プレイヤーが圧倒的に有利です。というのも、他キャラ3名にはそれぞれ特有の癖があります。例えば「真詩呂」は相手の手札を取る時、必ず左右両端にある2枚のどちらかを選択します。また、自分のカードを相手に取らせる時は別の隙がある挙動を示します。1人1人行動内容は異なりますが、隙を見つけてさえしまえば、プレイヤーがある程度の戦局を操ることも可能になります。相手が取りやすい位置にババを配置したり、逆に相手がババを配置した位置を見極めたり。
▲敗北後は……。
このババ抜きを2戦行い、最下位になったキャラが敗北という流れです。敗北が決定した後はそのキャラが恐怖を抱いている間に魔王がキャラをならず者達がいる空間へ転送。輪姦前はある程度のコメディさがあるのに、いざプレイが始まると徹底的に貶める傾向は過去作と同じで、転送されたキャラはならず者達になす術も無く輪姦されてしまいます。その様子をテレビで見ていた他の女性達が恐怖を抱くなか、休憩タイムになる流れです。その後は対戦相手を減らしながら休憩中の会話→ババ抜き→凌辱が繰り返されます。いわゆるダンガンロンパのお仕置きタイムですね。ただし、貴理が敗北した時点で、敗北凌辱後にゲームオーバーです。貴理が最後まで勝ち残るとノーマルルートのエンディングが始まります。
▲1戦後は仲間が誰か凌辱されるため、セリフが鎮痛な内容に変化します。ババ抜き敗北時もより臨場感のある恐怖に変化。
▲主人公が敗北した場合は、他3キャラと異なり3枚の基本CG+3シーン連続でどんどん変化していくバッドエンドです。
なお、敗北者はプレイ方法次第で変化します。実は敗北後にテレビを調べると、ならず者達がその凌辱に対して感想を言い合ったりしています。また、次のババ抜き戦が終了してからテレビを見ると、前のババ抜き戦で犯された子が多少調教された段階でエロシーンが再生されるようなイベントも発生します。
▲感想の発表が何気にエロい。
さて、真ルートですが、プレイヤー視点からはまず、上記通常ルート(女の子が次々凌辱されていく)での探索が必要です、屋敷には魔王・ならず者勢力とは別の存在がいます。各休憩時間に屋敷内を捜索することによって、この別勢力が過去に屋敷で行ったことの残滓みたいなものが貴理の頭に入ってくることがあります。この内容は貴理達がどうして異世界に迷い込んだかのヒントも紛れています。
▲通常ルートの夢?で入手したパスワードなどが真ルートで必要となってきます。ただ、ギミックが必要なだけで、シナリオ上は全く繋がっていません。
この過去編を踏まえて、真ルートでは最初のババ抜きデスゲームが始まる前に館内を探索することになります。友人3人に話しかけることもあれば、館内を探索してアイテムを入手したり、図書室でヒントを得たり。いわゆる純粋な脱出ゲームです。ただ、ヒントそのものが少ないため、脱出ゲームとしての難易度は高く虱潰しに調べる必要があります。いちおう製品版のドキュメントには攻略方法が添付されており、そちらを参照すれば全く問題無く解くことができます(私は途中で諦めてドキュメントを参照しました)。
こちらのルートでは脱出中に一切のエロシーンはありません。ラストで大勝負が待っていますが、この勝負の敗北でエロシーンがあるのみです。また、シナリオも脱出中はあまり存在せず、ラストのみとなります。その点の物足りなさはありますが、終盤の展開は面白いので(特に魔王がこのルートのみで見せる表情など)。
CGは基本8枚(主人公4、ハーレム1、各キャラ1)、回想は14(主人公4、ハーレム1、各キャラ1(調教状態によりそれぞれ3差分))。主人公以外3名の調教差分はゲーム中では確認できず、真エンド後に回想が解放されます。CGは差分無し(回想で調教差分が分かれるシーンはそれぞれで表情が切り替わりますが)。
「真エンディングが簡潔」、「脱出ゲーの難易度が高い」などゲームとしての評価点はそこそこと言ったところですが、「凌辱される4人にしっかりと個性付けがなされている」、「ならず者シリーズらしさがある」、「軽快なテンポで面白いシナリオ(短いですが)」など要点はしっかり押さえており、100円RPGと考えるとコスパが良いゲームです。少なくとも凌辱関係エロに関しては全く妥協無く作られており、戦闘も無くサクサク進むため、Z印作品の入門編としては最適な作品ではないでしょうか。無駄が無く個人的には満足した作品です。ただ、体験版でCGが基本6枚と回想6つ分(主人公3、各キャラ1)が見れてしまう点は注意。エロシーンで購入を考えるならバッドエンド系2種(基本CG2枚分)と主人公以外3キャラの調教差分をそれぞれ2種が見たいかどうかで判断するとよいでしょう。
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