私の雇い主は変態店長 -お金が欲しいからどんな恥ずかしいことでも・・・ヤリます!- 2[H:O:T(仮)]
店を運営する男主人公が店の女性アルバイトや雇った女傭兵にセクハラするRPGの続編です。
前作で数々のセクハラに慣れたアルバイト達とお店。が、何故か主人公は心機一転し、新たな大陸で1から店を経営することになります。再び最初は小さな店から経営し、女傭兵を雇ってダンジョンで素材を入手。店は女性店員を雇い店の評判を上げて、毎月の売上を上昇させます。そして、一定金額が溜まったら、新たな町の開店店舗確保交渉を行い、2号店、3号店と店舗を拡大していくことに。
▲前作までの店を何かして一人旅をしていたけど、ある女性にエロいことをするためだけに、新たな地で店を購入するところから物語が始まります。
コンセプトは、お金持ちで女には困らない店長が自分の性癖を満たすため、敢えて、高賃金アルバイトで釣って女性がギリギリに思うセクハラを働きながら、だんだんと女性が性に慣れていく過程を楽しむことです。そのため、普通のエッチは無く、特殊条件化でのエッチを行うことになります。また、交渉過程を楽しむゲームでもあるため、女性アルバイトや女傭兵との面接での駆け引きも本作の魅力です。
1の頃とコンセプトやシステムがほぼ同一のため、前作プレイ者は前作が好きなら今作も面白いし、前作が駄目なら今作も駄目という単純明快な購入判断ができます。前作未プレイ者は前作の感想を読んでいただければ今作の購入の判断になります。前作の体験版をプレイすると主人公がセクハラをするきっかけとなった出来事が分かるので、それだけ分かれば今作は困りません。
システムやコンセプトは同一ながら、本作を前作と比較するならば、ヒロイン達の個性化でしょうか。前作は、どちらかと言えば一般的な性格のキャラが主人公によって、だんだんと変態的な性癖を開花させていきました。今作は、性癖か性格が元から鋭敏化しているヒロインが増加しています。その他、本作のメインである交渉過程において頭脳的な攻防を繰り広げやすいキャラも多くいます。頭脳的なと言いながら、女性側の思考を主人公が読み取って、逆に攻めていくパターンのみですが。また、他の男客などが関わるイベントが減少しています(多少はいますが)。客を使う場合でも、あまり大々的には使わず、今作は主人公とヒロインの店先での性生活という言葉が合いそうなイベントが多め。
▲いきなり露出した状態が初対面というある意味凄まじいキャラ。主人公は彼女の性を自分の欲望に従って別の方面に育て上げることにします。
▲不良キャラ。最初は万引きを見逃す引き換えからはじまり、今後は(主人公が真面目だと勘違いしている人により)生活指導を頼まれることに。
▲多少体を見せつけて誘惑してお金が稼げるなら喜んでやるような女性だけど、主人公の策略でお金が稼げずに客に見せつけることに。この女性が許容する範囲をちょっと上回るエッチなことをやらせる事が本作の醍醐味。
おそらくですが、前作はサークルの既存作品とキャラの作り方が似ていることに対し、今作は変態店長に特化したようなキャラ作りをしているように見受けられます。
性格が鋭敏化しているヒロインの例を挙げると内気で恥ずかしがりでしかも目かくれな女の子が登場します。とことん恥ずかしがりで、面接時も何度も顔を合わせることができずに逃げてしまうぐらいの。主人公は彼女を美味しい逸材と思い、不採用を選択せず何度も面接をするようになります。そしてだんだんと面接ができるようになってきて、いよいよレジを務めるようになると……。
主人公は何もしていないのに、根暗脱却のため、どんどん暴走するキャラになっていて、「主人公が傍にいると安心して仕事ができる」から「主人公の何かがあれば主人公がいなくても安心して仕事ができる」と思考が変化していき、主人公に色々強請るようになるキャラとなっています。
▲人見知り系ヒロイン。どんな暴走したら2枚目みたいな子になるのでしょうか。
頭脳戦系キャラの例を挙げると、主人公の店で盗みを働くために、アルバイトとして応募してきたキャラがいます。主人公に向かっては愛想よくしていますが、目が笑っていないことに気づき、監視カメラを見ると一目瞭然。基本的に彼女の一挙一動を見ている主人公なので、バレており、エッチなお仕置きで許されますが、「次こそは」と何度も面接に来るお馬鹿。そして主人公も「分かっていて」何度も採用し、イベントは進みます。
▲盗んでも身体検査のみで許されることに疑問に思うヒロイン。そして、またどうどうと面接に現れて……。主人公側は盗んだ物を調査する名目で身体検査することに力を入れています。主人公は分かっているけど、両者の食い違いが面白いしエロいイベント。
性癖特化のキャラの例だと戦闘で一緒に冒険する傭兵キャラで登場します。そして性癖は「敗北して魔物に輪姦されることが好き」。そのため、一定量の力を持ちながら、「わざと敗北しよう」と努力するキャラになっています。
上記例では人見知りとわざと敗北するキャラに当てはまりますが、主人公が策略を練ることなく、自らエッチな方面に向かおうとするキャラが増えていることが分かります。
その他、2では、いわゆるテンプレート的なアルバイト・傭兵以外でもイベントが各町に2~4用意してあります。数が少ないながら、突発的なイベントのため、方向性が少し変わっていて面白いものばかりでした。アイドルの裏の顔を見るイベントや盗賊を毎回返り討ちにしてお味見するなど。
▲表面上は可愛いアイドルですが……。
さて、少し余談ですが、ヒロイン数を絞って1人のヒロインに多数のエロ嗜好を詰め込むのが流行のエロRPGの型に対して、本作は多数のヒロインを配置、一人一人に男主人公の全く異なるエロ嗜好を押し付けています。本作はヒロイン一人一人の個性付けをしっかりしながら、エロRPGのヒロイン1人が受けるような多々なシチュを各ヒロインに分散させているようなイメージになっています。
まとめると、ヒロインが多々いながらも、1人のヒロインに色々エロるような満足感があるゲームのように感じました。その上で
プレイ時間は6時間ほど、ヒロイン数は21。それぞれ約3段階差分+最終凡用があります。CG枚数は1ヒロイン約2,3枚。回想は87です。エロボリュームは価格の割に多め。システムもほぼ1と同じなのに(快適性にかけてはより改善していますが)、飽きがこず最後まで一気に進めました。次にどんなヒロインが出てくるか、どんなエロシーンに発展して最終的にそのヒロインはどんな結末になるか、一人一人のストーリーが面白く夢中で進めました。ぜひ、この作品はこのままシリーズ化して欲しいなと感じたタイトルです。
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