春孕ノ巫女リゼット[毛玉キューブ]
貴族の「エルヴィン」と従者の「リゼット」は船旅中に海賊の襲撃に遭い、たまたま船内にテレポートが使えるキャラ「アデリーチェ」がいたため、船員全員と共に悪夢のウェパルと呼ばれる島へ脱出。脱出時にテレポートが上手くいかず、全員が離れ離れになります。リゼットは、この状態で、エルヴィンを探すため島内の探索をすることに。
島内には、船員が流れ着いて一時的につくったキャンプ場、先住民の住む村、そして体験版では進行不能ですが、貴族の末裔達(先住民曰くいけ好かない奴ら)が住む3つの町があります。先住民の村の風習が変わっていて、一見服装や文化などの見た目は同じなのに性の奔放を推奨する宗教のためか、町中では乱交が当たり前。セックスしながら女が四つん這いで田植えを行ったり、酒場ではやり部屋を用意したり、村の広場でどうどうとセックスしていたり。リゼットの下宿先でも下の部屋で宿を貸してくれた女性が毎日違う男性と睦いでいます。もちろん風呂は混浴(リゼットはぱっと入ってすぐ出ようとします)
興味深かったのは、避難民のうち、ほとんどの男性がこの村に移住、そして女性のほとんどは避難民キャンプにいるのですが、一部は村に迎合して「夫とは強引に押し切られて結婚したけど、これからはこの村で生きる」と、すでに妊娠して目覚めちゃった女性や、「女の武器は使わなきゃ」と乱交を気にしない女性も。
序盤はこの村でエルヴィンを探すことになります。メインイベントもありますが、村や避難所などで「!」をしている物や人を調べることで様々なサブイベントが発生。シナリオ分量は明らかにサブイベントの方にウェイトがかかっています。サブイベントのおかげで自由度も高く、マルチエンディングになっているようです。
警備所の団長に入団試験として魔物退治を依頼されたり(犯罪者の取り調べを寸止め責めで行うなどSっ気ありの団長)、リゼットが村と性のギャップに悩んで教会の懺悔室で告白したり、学校の不信な物音を調べると校内セックスしているカップルを見つけたり。単純なお使いもありますが、性の奔放さが表れたイベントが多かったです。
これらの中にはエッチイベントも含まれており、学校の地下で海賊に敗北した場合は凌辱を受け、混浴風呂ではエルヴィンの情報と引き換えにアナルセックスを要求されたり(ちなみにセックスが当たり前の村なので、アナルセックスが貞操観念になっています)。また、キノコを食べて睡姦されるようなイベントも。あと、妊娠関係の仕様がしっかりしてそう。
ちなみに村の中はリゼット一人ですが、フィールドやダンジョンではアデリーチェが戦闘に参加します。二人の強化は貢献度というポイントを使ってレベルを上げます。貢献度は一部クエストクリアで入手の他、お金をポイントに変えることが可能。クエストクリアは限りがあるので、お金が重要なゲームと言えます。
雑魚戦はダメージが大きく、頻繁に宿に止まる必要があります。速度等の調整は入っていますが、それ以外はツクールデフォ戦闘に近め。ダンジョンも同じくツクールデフォマップでけっこう広いので、じっくりと探索する必要があります。ハクスラ風で、マップを切り替えると宝が復活します。武器・防具は合成で作成し、書物で合成のアイテムを増やします。
ツクール色の強いハクスラ系を私は苦手としているので、製品版プレイは迷っています(あくまで好みの問題であり、ゲーム性が悪いわけではありません)。代わりに、エロゲ風に特化した乱交的な村とその村での大量のサブイベントなどエロ関係は本作独自で味が出ていてエロさが出ていました。
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