幻想館の花嫁 vol.1 (製品版簡易感想)

製品版簡易感想

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。


幻想館の花嫁 vol.1

女主人公が友人と共に強制的に花嫁として謎の館に監禁され、館からの脱出を目指す探索アドベンチャー。予定ではVoi.7まで続くシリーズのVoi.1に該当する作品。館内には多数の貴族・平民がおり、森など館外も探索可能。そのため雰囲気は館脱出ものというよりは、淫靡な町で淫靡なことを強制される女主人公ものと考えた方が分かりやすい。

冒頭、監禁された後は、花嫁の儀式を受けることになる。拒否すると禄な目に遭わないとか……。その前に屋敷を探索することになるが、そこにいるのは男ばかり。優雅に暮らす貴族部屋にサロン、そして貴族に絶対服従な平民とスラムみたいな部屋。また、男たちの名前はヨーロッパ風なので異世界の可能性もあるが、そのあたりはまだしっかり言及されていない。

その後、儀式を受けると淫紋を付けられた挙句に黒猫仮面をつけた男達に処女輪姦されることになる。ただし、淫紋の影響か主人公は男を積極的に求めるようになる。その時、主人公の名前が本名とは別にカタカタ表記されるささやきがあり、そのささやきに従って淫乱になるような描写となる。このカタカナ表記の主人公が登場するのはVoil.1ではこのシーンのみで、何者なのかは判明しない。

儀式後、目覚めた主人公は一般的な恥辱も持つ元の主人公になる。その後は自由行動可能。移動できる箇所が増え食堂や教会、中庭、図書館、混浴風呂などの施設が利用可能になる。少々フラグが分かりにくいからヒント機能みたいなものは欲しかったかも。

主人公が花嫁として望まれているのは、夜伽技術を磨くこと。何をして過ごしてもよいが、花嫁失格だと禄なことにならないので主人公は夜伽を磨くことになる。この時のシステムは淫乱度とコインを使った借金返済系に近い。夜伽を鍛える部屋があり、そこのお姉さんにマッサージしてもらうと淫乱度が増える。ただし、コインが必要であり、コインは屋敷内でアルバイトすることにより入手する。
アルバイトは食堂の給紙メイド、図書館の型付け、教会に飾る花の入手など。ただし、どれもエロ系に発展する。

毎日繰り返すことで、淫乱度が上がり、さらに花嫁ランクが上がる。すると、新たな場所が解放され、新たな場を探索することになる。新たな場で衝撃的な姿の友人と再会する。

個人的に良かったのは、館内のモブ達との会話。変態の集まりのため、主人公に卑猥なことを言う。ただ、館内で決められた儀式以外で花嫁に手を出すことは厳禁なため襲われることは無い。混浴風呂などでは、エロに耐性の無い主人公が男の卑猥な言動にあたふたする場面が楽しめる。変態が集まるSM館みたいな雰囲気が全編に渡って滲み出ており、独特の世界観を形成している。反対に残念なのは会話差分が無いこと。せっかく淫乱度や花嫁ランクがあるので、通常会話の差分は欲しかった。

アルバイトは女主人公エロRPGのような感じなのでエロシーンはけっこう好み。ただ、ゲーム仕様上アルバイトは淫乱度を上げるため4,5日繰り返す必要があり、差分は一部が2段階目があるぐらいで、ほぼ2回目からスキップするためルーチンワークになってしまった点は残念だ。

エロシーンで印象的なのは、アソコの汁や唾液など女の子の汁に強いこだわりがありそうなこと。汁の味の言及や、汁を自ら出して相手に献上するようなエロシーンがいくつかある。また、セックスシーンのCGは挿入時の穴の拡がりが、かなり強調されている。おそらく巨棍で貫かれているイメージだけど、印象的なのは男側の性器はあまり描写せず、女側の性器の拡がりで強調していることは印象的だった。

プレイ時間は1時間でエロシーンは10種。本作の体験版と製品版のボリュームはほぼ同等(30分、30分)。また、最後は探索途中のぶつ切りで終わる。冒頭で別々に監禁される友人の行方と境遇が分かるところまで。そのため、1つの製品ではなく、シリーズの冒頭を楽しめる有料体験版と考えた方がよい。紹介文にもしっかりと先行配信版と書いてある。独特な雰囲気が好きなので続編は価格によっては購入するかも。

購入はこちら
DLSITE:幻想館の花嫁 vol.1

コメント

タイトルとURLをコピーしました