ダンジョンガールパーティ[アントニオ・オナニウスを偲ぶ会]
お金が無い女の子パーティーで様々なダンジョンを冒険するWizardry系の3DダンジョンRPG。3Dダンジョンパートは疑似3Dでは無く、Unityを活かした本当の3Dで表現されており、フィールド上は縦横に加えて高さの概念もあります。そのため、ガチガチのウィザードリー系では無く、風景を楽しむ余地もあります。プレイヤーの操作は完全に2Dとなっており、右を押下して右に高さがあれば自動で登るような仕組み。Unityにしては軽快に作ってあり操作性もよし。マップも常に完備しています。
ハクスラを楽しむゲーム設計であり、ダンジョン内の宝には固定アイテムがありません。ダンジョン毎に決められたアイテムがランダムで出現し、ダンジョンを再訪すると宝も全て復活します。最大4人パーティー製で敵との戦闘はエンカウントバトル。エンカウント率は低くなっており、後どの位でエンカウントするかは画面にパーセンテージで表記しています。
武器防具やレベル上げの強化もありますが、重要な点はステータスアップアイテムによる強化。本作ではステータスアップアイテムが手頃な値段で販売されており、宝からも普通に取得します。このキャラは物理担当だから攻撃力アップアイテムは彼女に振って、このキャラは回復役だけどHPが低いからHPアップアイテムで補強して……と好きなように成長させられます。また、ドロップ数や販売数に制限が無いため、詰まることはありません。この仕様でいながらボス戦はなかなか苦戦するバランスで、ひたすらステータスアップアイテムで成長させることで勝つことができました。
王女様に依頼されてダンジョンを攻略するストーリーがあり、町中やダンジョンの途中でも会話があります。女の子らしい爽やかな内容でたまにコミカル。エッチ時以外は一切男が登場しませんでした。エッチ時も男キャラはテキストのみで、CGは基本的に女の子オンリー。ダンジョン内で敗北するとランダムでパーティー内の誰かが町の人にお詫びとしてエッチされます。また、イベントでもボス戦前に囚われた女の子が蔦姦されるイベントなども(クリア後は仲間になります)。どちらかと言えばがっつりしたエロ同人らしいエロでは無くて、爽やかみがありほっこりするライト風味なエロです。
ダンジョン探索はプレイすればするほど味が出る印象。ハクスラに興味がある方は体験版だけでも遊んでみるとよいかも。予告版時に比べて随分と快適になっている印象を受けます。
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