【エロADV感想】アミィの催眠間違い探し(製品版)

アミィの催眠間違い探し_タイトル エロADV

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アミィの催眠間違い探し
アミィの催眠間違い探し[紅茶辣韭]

主人公がキモ男に騙されて催眠をかけられる話です。催眠で深層意識に落ちている間に無防備になった身体をセクハラされる間違い探しパートと、催眠で恥辱が薄くなった主人公が学園で積極的にエロを行うノベルパートの2構成。

常識改変催眠が好物な方は、催眠をかけられてエッチに抵抗がなくなっていく過程や結果がしっかり味わえる「良質な文章と表現力」を兼ね備えた作品です。ノベルゲーに属するゲームですが、ツクールの良さがしっかり反映されています。

ただし、心が弱い・救いがないのが駄目……という方は購入を控えた方がいいかもしれません。(一応回避ルートがあるので避ける事も可能ですが)

常識改変バッドエンドの結末としては既定路線の延長上で、凌辱系催眠好きさんにはおなじみの展開になります。しかし、ここでも「良質な文章と表現力」、ねちっこさが影響して、「え?ここまでするの?」と思えるほど主人公の精神が壊されていく過程をまざまざと見せつけられるからです。とにかくクリア後に心がジクジクと痛みます。

女の子が自らの心を改変していく間違い探し

元気一杯、好奇心一杯、そして無邪気。そんなクラスの誰からも好かれそうな性格の主人公は苦手な風魔法が上達せず困っていました。それを部活の先輩であるキモ男に相談したところ、「催眠を受ければ上達するよ」と騙されて催眠を受けることに。

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▲一発で好きになるほど可愛く活発な性格をした主人公像。常識改変されない状態での物語もいつか見たいものですね。

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▲前作ヒロインの事が大好きなレズ娘という設定も。はたして彼女への恋心は実るのでしょうか?

さて、題名でも存在感を主張する間違い探し。1画面内を2分割して左右で1カ所間違っている場所を「左側」で指定するとクリアとなります。で、実際どうなのかと聞かれれば、間違い探しとしては何も面白くありません。それは当たり前で、32px×32pxタイルを一つづつ見比べれば30秒で簡単にわかるからです。

アミィの催眠間違い探し_間違い探し
▲こんな感じ。画面を見比べればすぐに答えが分かります。

ただし、意図的な簡単さであり、サクサク進むことを想定してそのように作られています。パズルを楽しむ事ではなく、間違いを探す過程をプレイヤーが実体験することこそに意味合いがあり、エロの興奮度を盛り上げる要素として使われています。ゲーム上の立ち位置を考慮すると「なんてシステムを編み出したんだ」と感嘆するばかり。

この間違い探しですが、催眠中の心象風景です。台所、衣装部屋など過去の体験から主人公が心に持っている思い出にも該当します。物を調べると主人公が独り言を呟くので間違い探し状態の時も楽しかったり。

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▲元気な姿で見ていて癒されます。

「左側」が今の自分、「右側」がキモ男が変わって欲しい部分。例えば間違いに着目すると、左が閉じている窓、右が開いている窓なら「性に開放的になる」ことを示唆してそうだし、「左がケーキ」「右が肉」なら「性に積極的になる」ことを示唆してそうです。

キモ男は主人公を自分の都合がいいように改変しようと画策していますが、主人公は風魔法が上達すると思っています。なので主人公は自ら「右側」の変化している部分を「左側」に適用してしまいます。そうして催眠が進行するわけです。この、自ら常識改変している部分をユーザーも体験する事が、間違い探しの一番肝心な意味合いです。

眠っている主人公に対して行われるセクハラ

間違い探し = 催眠中の深層意識であり、現実の身体は無防備の状態です。こんな常識改変を画策しているキモ男がそんな肢体を放っておくわけがありません。

で、このキモ男、「主人公は自分を無視するから糞女」「劣等感の塊」「何度も逆ギレ」と、まあ現実ではお友達になりたくないよと思える強烈な性格の持ち主。しかも顔から手足から気持ち悪くてCGではまるでグロい怪物が天使を犯すような構造になってます。

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▲キモ男フィルター搭載なのでグロ画像見たくなくても安心?(モザイクそのものがグロく感じることもありますが)

という事でねちっこいセクハラが始まります。ここでまず作者の文章力に触れる必要があります。まず難しい言葉があまりありません。(語力は強そうだけど、わざと使ってなさそう)。そして、これは常識的にはあり得ないですよみたいな事を短い比喩表現で強調しながら、間合いを置き、且つ破壊力のある官能的な文言を使います。
そして「スカートからパンツが見える」、「胸を服の上から初めてツンと触る」こういう全体のエロからしたら些細な部分に、長いウェイトを置くので、それだけの描写がとても魅惑的に見え、抜けるレベルの力があります。

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ただし、この手法は小説だと文章が長すぎて先に進まず飽きてしまう欠点もあります。「アミィの催眠間違い探し」は間違い探しをプレイ中にエロを進行させる事でこのマンネリ化を防ぎました。1ステージ4エリア構成なのですが、正解を見つけて次エリアに移動する間、現実世界の凌辱風景が流れます。

最初の催眠の場合は、「主人公をセクハラできる喜び」「又を開こうと手を伸ばす」「パンツを露出させる」などパンツを見るまでを煽情的に表現しています。で、この例えば「又を開こうと手を伸ばす」場面だけでも、普通のエロゲの1シーン分の分量があるんですよね。こう、ネチネチと。
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▲文章に合わせてイラストの中の文字差分が多いなど、表現力も感じるエロ描写。間違い探しに合わせて、このように、ほんの少しづつ進みます。基本CG1枚が本当に抜けるレベルになっている。

なので、主人公は気づけませんが、現実の体はこうなっているのかと想像しながら間違い探しを楽しめるわけです。また、間違い探し中に調べる物によっては、現実とのリンクがある場合も。睡眠姦の女性が眠りながら違和感を感じるのはある種の興奮がありますね。(この状態の女性視点って無理があるけど、それを実現できているシステムは流石だと思います。)

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▲心の世界で足がすぅすぅすると思ってたら実は…

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▲胸に違和感を感じていたら実は……。

セックス = 訓練? 常識改変された主人公の異常な日常

間違い探しをクリアするごとに主人公の常識は書き換えられていきます。初期はパンツが見えても恥ずかしくない程度だったのが、キモ男に裸を見られても「寝ぼけて脱いでしまった」程度に考え、中盤(体験版直後)は「セックスは訓練」「羞恥心がなくなる」と常識改変。常識が変化した主人公はキモ男の想像から離れた行動を取り始めます。
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▲1回目の催眠後。パンツが見えても気にせず、下乳チラまで。恥ずかしい感情が薄れていることがわかります。

ここから、主人公が1マップを歩ける学園パートが何度か。生徒達に話しかけたりできます(些細なことですが、こういうメリハリがただのノベルADVとは差別化できてて良いですよね)。主人公は一見普通の元気な女生徒にしか見えないのに、内面は確実に変化していていざ訓練などの名目があるとエッチなお姉さんに豹変したりと催眠効果が表れています。
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▲催眠状態で歩きまわるのは、やっぱり面白いですね。個人的にはメインイベ以外のエッチ会話があったらもっと良かったかも。

やはり、キモ男には生理的嫌悪があるので我慢して訓練のためにセックスしているものの、可愛いショタが困っているのを見つけて暴走したり、催眠訓練に新たな人物が紛れ込んだりしながらイベントが進み催眠も進行します。

また、ここではキモ男の心が変化していく過程も丁寧に描写(丁寧な必要があるかはともかく)。嫌悪していた主人公と身体を交わした事で好きになり両想いと錯覚していたけど、主人公はあくまで訓練のつもりだったと分かって……。キモ男が壊れていく姿も鮮明になっていきます。

そして、冒頭に注意した心が痛むほどのバッドエンドルートですが、常識がぶっ壊されて性格や言葉が変化していく姿がより鮮明になっていきます。この過程が妙にリアルで、催眠の怖さを垣間見た気分でした。まあこれが冒頭で注意しておきながら興奮してしまう一因でもあるのですが。そしてノベルパートより影響が大きいのが間違い探し。常識を逆手に取ったような破壊力の強い間違い探しが出てきます。間違い探ししたくない……でもしないと先に進めない(これも実は主人公の気持ちとシンクロしてる。)

百合、逆レイプ、NTR……催眠姦に関係のないシチュもマニアックな高品質さ

メインは催眠姦ですが、実はNTR、逆レイプが1シーンだけ混ざっていてこれまた、その筋を極めた紳士には質の高いエロシチュになっています。たぶん、一般嗜好ならマニアックすぎて駄目だと感じるほど。

NTRはキモ男が催眠にかけた女の子を他の男に……という変則的なものですが、これも「良質な文章と表現力」のおかげで、心が痛むほどの力があります。
アミィの催眠間違い探し_ネトラレ1 アミィの催眠間違い探し_ネトラレ2

逆レイプ(ただし触れもしない)は、完全にドM向きです。ノーマルなユーザーだと「痛たたたた」に。眼福で勃起して射精したいけど、彼女の行動のせいで勃起も避けたい状態に。話的にはすっきり爽快するパートなので、ノーマルでも問題ないのですが。

物語の構成としては

  1. 催眠が進行する過程と、催眠中の睡眠エロ
  2. 「風魔法の上達 = セックスや精液ごっくん」と認識している主人公の学園での暴走
  3. さらに催眠を進行させて主人公をエロまみれに(バッド)
  4. あこがれの想い人と訓練することを思いつく(ノーマル)
    (3,4はルート分岐します)

体験版は1がまるまる体験できます。2の直前で終了。

間違い探しは4エリア構成のステージが5つ(うち、3つが体験版で可能)。基本CGは10枚超。ただし差分がとても多く効率的に使うためCG量はあまり気になりませんでした。回想はイベントが14(休憩を挟んでいるシチュもあるので8つぐらいだと思う)、催眠中エロが26(4回分)の計40。エンディングはノーマル・バッドの2つ(ノーマルは主人公幸せだけど外から見ると完全幸せとは言えないのでハッピーエンドでは無いかな)。プレイ時間は3時間(体験版は40分)。話は短編ですが、エロのボリュームは中編程度あります。

クリア後は精神的にちょっときつかったかなーと思いつつもエロ的な満足感がすごかったのも事実。催眠の過程と催眠後の行動を丁寧に描いているので、常識改変催眠が好きな方は体験版だけでもチェックしてみてください。文章が合えば、プレイ中は常時興奮できるようなノベル系ゲームになってますよ。

アミィの催眠間違い探し_コーヒーブレイク

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