【エロRPG感想】裏の何でも屋(製品版)

裏の何でも屋
裏の何でも屋[Jackalope] (FANZAはこちら)

ADVジャンルで登録されているゲームですが、プレイ感覚としては戦闘の無い町中オープンワールドRPG。ボリューム・システム・クエスト量など総合的にかなりの骨太な作品です。

窃盗・鍵開け・盗撮・覗き……なんでもありの町中オープンワールドRPG

記憶喪失の男主人公は、「なんでも屋」を経営している主人と孫娘を借金取りから助けます。なんでも屋は家宅侵入、窃盗、盗撮など非合法な依頼を受けて解決する仕事。主人の知人もバーのママや盗掘屋などなんでもあり。主人公は彼らを助けた縁から、記憶を取り戻すため、なんでも屋の居候となって仕事を手伝うことになります。なお、無口系主人公です。
裏の何でも屋_オープニング1 裏の何でも屋_オープニング2

舞台はオカルトが蔓延る不思議な町「流弾市」。ゲーム開始時から居住区・港・学校前・森林公園・神社など町のほとんどを探索することが可能で、途中からは学校、製薬企業内部など主要な探索場所も増えていきます。男主人公は何でも屋の一員となり、この町を昼・夜と探索して困っている人を合法・非合法問わず助けていきます。現代日本が舞台でありながら、どことなく和風ファンタジーさもある素敵な都市で、ゲームとしては全く別物ですが、「タカシの夏休み」の現代ファンタジーと似たものがあります。
裏の何でも屋_マップ

まず、特徴的なのはプレイスタイル。普通のツクール製オープンワールドで戦闘を省くと、農耕・錬金・釣り・取引などの要素を表に出します。ところが本作でこれに代わるのは、窃盗・鍵開け・釣り。好きな場所で釣りをして、マンションやビル、一軒家があれば「鍵開け」して室内に侵入、そして目ぼしいものを「窃盗」して入手していきます。レベルがあるので限界はありますが、ゲーム開始時点から好きな場所で窃盗・鍵開けが可能。

これらはいわゆるRPGの戦闘の代わりに導入したシステムであり、イベント関連は別に依頼という形式で用意しています。町を探索中にビックリマークのNPCを見つけたら話しかけると依頼発生。序盤からハイペースで依頼は増えていくので、常時複数の依頼を掛け持ちしている状態になります。

窃盗は町中、あるいは室内にある目ぼしいものを盗む作業。物には最大5のレベルが存在し、主人公の窃盗レベルとの対比によって成功確率が決まります。基本的には点滅している物を調べて「盗む→はい」を選択するだけの簡単な作業。成功した場合はアイテム奪取、失敗した場合は犯罪指数が増加。犯罪指数は100になるとゲームオーバーになる数値ですが、神社でのおみくじや公園のボランティア活動などで減少可能なので、あくまでゲームへのスパイス的な数値です。
裏の何でも屋_窃盗1 裏の何でも屋_窃盗2

鍵開けは、マンションや家の玄関を調べると初回のみ発生する作業。30度間隔で区切られている360度(つまり12等分)円形の1等分のみが見える鍵穴からピッキング可能な1等分を探すミニゲームになります。30,60,90度回転(又は逆回転)で正解を探します。90度回転した場合は30度,60度の位置をスライドしていくため、これらの成否も分かります。また、正解の隣に引っ搔き傷がある場合もあり、ヒントになります。これを繰り返して正解穴までスライドさせていきます。指定回数内までに成功できなければ失敗となって犯罪指数が増加。
裏の何でも屋_鍵開け1 裏の何でも屋_鍵開け2 裏の何でも屋_鍵開け3 裏の何でも屋_鍵開け4
▲12マスのルーレットで最大3マスまで回せて正解を探すミニゲーム。

鍵レベル1の扉はこのミニゲームを1回、レベル2,3と上がっていくとこのミニゲームを2,3回連続で達成しなければいけません。また、主人公の鍵開けレベルが上がると、指定回数の上限が上がります。

また、オカルトという概念もあり、夜の町を徘徊するなどして幽霊と出会ったり心霊現象に出会うとレベルが上がっていきます。不思議と主人公には幽霊を見ることができ、話しかけると各々思いを述べて浄化されていき、時には幽霊から依頼されることも。また、廃屋や古びた屋敷内、殺人事件があったマンションの一室などでは、人形が動く、突然手形が壁に出来るなどの心霊現象が起きます。
裏の何でも屋_オカルト2 裏の何でも屋_オカルト4
▲夜の町には多数の幽霊が。怖くはなく、セリフもどことなく笑いを誘うようなものが多い。8割の幽霊は話しかけるだけで成仏していきます。
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▲隣が煩いからなんとかして欲しいとの依頼で隣の家に行くと……。そして心霊現象が発生する部屋の中、平気で泥棒に精を出す主人公。
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▲その他、オカルトなスポットがいくつか。愉快なものから本格的ホラーまでオカルトは本作を特徴づけている要素の1つです。

この他、指定の場所で釣りが可能。魚が食いついたら決定ボタンを押し、その後に左のゲージが上下するので成功欄で決定ボタンを押してゲージが止まれば成功。様々な魚やアイテムが釣れます。釣りポイントはいくつかあり、取れる魚が変化。また、釣りレベル上昇で釣れる魚が増えていきます。
裏の何でも屋_釣り1 裏の何でも屋_釣り2 裏の何でも屋_釣り3

この鍵開け・窃盗・釣り・オカルトには最大5のレベルがあり、各作業の成功率以外にも、依頼発生条件になっています。例えば釣りレベルが上がると、この魚を釣ってほしいというような釣り関係の依頼をするNPCが出てきます。

最初は町の広大さなどで作業ゲーを想像してしまいますが、実績解除などの完クリを目指すのでなければそこまで作業圧力はありません。依頼中に進む場所の鍵開けや窃盗などでレベルを上げ、それでも依頼が発生しなくなった段階で少々寄り道をして頑張ればよいぐらい。

さて、本作は家宅侵入などが前提のゲームのため、必然的に出てくる要素が覗き。家の鍵を開け、さらに鍵がかかっている室内を開けると、女の子のオナニー現場やシャワー中女子をこっそり覗くことができます。1枚絵&1クリックテキストレベルですが、システムと結びついての良さ。なお、イベント発生場所を有料で教えてくれる方もいます。
裏の何でも屋_覗き1 裏の何でも屋_覗き2 裏の何でも屋_覗き3

この覗きイベントはビデオカメラを入手するとさらに発展。夜中に公衆トイレや学内女トイレに侵入、録画時間を設定して翌日に回収するようなことができるようになります。録画に最適な場所や時間は周囲の話から推測できるようになっています。
裏の何でも屋_盗撮1 裏の何でも屋_盗撮2 裏の何でも屋_盗撮3
▲女子トイレには夜のみしか入れません。そして設置してから1日経過して回収すると……。

この種の小ネタは、エッチな盗撮や覗きだけでなく、町中の至るところに存在しています。依頼達成報酬や窃盗、光るポイントを調べるなどでHな画像の切れ端を見つけることがあり、コレクションが揃うとエッチな1枚絵になるなど、鍵開け・窃盗・釣り関係のご褒美画像的な収集要素は本作には存分にあります。
裏の何でも屋_魚ご褒美
▲釣った魚により解放されていく画像

裏の何でも屋_透視1
▲主人公はある場所で透視能力を授けられ、以後は透マークがある女性に話しかけると、普通の会話の最中に体の一部カットイン画像が表示されるようになります。

また、収集要素に関しては自室のカスタマイズ要素なども。様々なショップでの購入、依頼達成、探索などで入手することが可能で、一度入手したアイテムはインテリアとして自室を好きなように変更できます。これもやりこみ要素の1つ。
裏の何でも屋_部屋1 裏の何でも屋_部屋2
▲部屋の模様替えと着替えをしてみました。

売春の実態調査・ツチノコ探索・ホラー洋館脱出などなど合法・非合法を問わない様々な依頼

迷子の犬探し・いじめ調査などの王道、ツチノコ探索・カッパ探しなどオカルトロマン溢れる内容、地下カジノ潰し・コンテナ窃盗などの犯罪関係など本当に多種多彩な依頼が約50種類あります。いわゆる消化クエみたいなものはなく、全てにシナリオがあり、なんでも屋稼業の体験をしていきます。単純なお使い系もありますが、そのほとんどは推理・脱出ゲー・避けゲー・調査など、戦闘無しRPGでも楽しめる要素をこれでもかと入れてきます。

例えば知人が肝試しに幽霊屋敷へ入ったような情報が入ると主人公も屋敷に調査することに。すると入口を防がれ怪異に遭いながら屋敷内を調査、先に進む方法や脱出方法を探っていくような、いわゆるホラー脱出ゲームのように変化。けっこう怖かったです。非合法系で言えば例えば敵企業のスパイ依頼。夜のビルに入って残業社員に見つからないよう金庫まで移動したり、昼に会議室の扉を鍵開けして盗聴したり。
裏の何でも屋_依頼1 裏の何でも屋_依頼2 裏の何でも屋_依頼3
▲まともな依頼もありますが、ぶっとんだ内容に変化したり、依頼そのものがぶっとんでいたりして内容そのものがカオス。

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▲単純な潜入依頼1つとっても、ビルを1つ用意して様々な部屋で人々が思い思いに過ごしており、謎を解いていくような依頼。そして、なにやら依頼を超えて不穏なイベントが

ただし、難点を1点あげれば、基本はよく出来ている適正バランスだと思うのですが、一部シナリオでひらめきが必要な難しい謎解きだったり、ヒントが町中に散見し過ぎてある依頼の解決法が探しにくかったり、ミニゲームの難しい箇所がところどころ存在しています。

そして、売春が流行っている学校の実態調査を依頼調査された場合、本作にある学校2つや周辺地域の聞き込みをしながら売春の実態を掴んでいきます。その最中にもいじめ事件などの推理イベントや自称天才学生とのIQ勝負など学内イベントも同時に発生していき、この時期は思う存分の学校ライフ(身分は用務員ですが)を送ります。ヒロイン(宿主の孫)も昼間は学内で過ごしており、彼女に関するイベントも。また、学内トイレを利用して上記の盗撮を利用すれば学生のあられもない姿を発見できるかも。
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このようにエッチな内容も交じってきて、本当に多種多様です。いくつかはA依頼からB依頼へ続くような連続依頼形式。これらイベントをこなすうちに狐娘などと協力しながら、不穏な何かを企む巫女さんと対立する本筋のメインの連続依頼イベントが発生します。オカルト現象が多発する本作ならではのストーリー。
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また、興味深い点はある全く関係の無さそうな依頼を結びつけると事件の本筋になるような重要な情報が出てきたりし、メインストーリーが前面に出ていないこと。もちろん、メインは立ち絵有りのキャラが多数登場しており、終盤になるとメインに相応しいメリハリがあるように明らかに優遇されているシナリオです。でも、あくまでメインも何でも屋稼業の1つであり、様々な依頼を楽しんでほしいとの作者のメッセージを感じ取れます。メインイベントがあるゲームながら、様々な依頼を好きなようにプレイするオープンワールドの楽しみが損なわれません。

この、各依頼が密接に結びつきあって本筋にもサブイベントにも影響し合う依頼構造はインディーズRPGではなかなか見ることはできません。ここまで書くと言いすぎかもしれませんが、ウィッチャーのようなサブ系シナリオが充実している構造をしています。余談ながら、フラグの調整は本当に難しかっただろうなと想像しています。

助けた女の子や妖怪娘と和姦エッチ、アイテムを入手すると内容が変化するよ

さて、エロ関係ですが、本作を製作しているツノウサギさんが作る主人公はエッチ関係でほぼ一貫しており、売春などアブノーマルも含めて基本は和姦オンリーです。対象はロリ限定(と言っても極端なロリはおらず、どちらかと言えば一般的なエロRPGに近いです)。ただし、主人公以外が女性に凌辱を加えること、又は主人公も他人に鬼畜な所業を行う女性にはロリも含めて罪の高さに応じてレイプから人格破壊までの徹底的な凌辱を加えることもあります。

本作もこれに応じて、ある人物に脅迫されて凌辱される女子学生、拉致監禁し脱出を許さない女性へのおしおきなど一部凌辱要素もあります。ですが、主人公に纏わるエッチは基本的に和姦です。
裏の何でも屋_凌辱1
▲クズ教師に脅される生徒。この後エロシーン。クズ教師が最終的にどうなるかは……。

主に依頼で助けた相手や依頼で悪いことをした相手を許すための交換条件、そして売春などなど。人間ばかりでなく、狐娘や座敷童など一部の日本妖怪も対象。また、エロシーンは売春などメイン以外の立ち絵無し系でもCGのみで発生。
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▲町を徘徊する痴女を捕まえた後に……。

女の子を助けてはエッチ、売春組織の情報を貰うため、売春でエッチ、罪を見逃す代わりにエッチ、褒美に女性がエッチしてくれるなど至るまでの内容は別ですが、様々な女性とエッチをする機会に恵まれます。基本的に乗り気で女性側から誘うエッチが多いのですが、巨根であるためか挿入後は女性が気持ちよくなってしまい、今後もねだるような展開になります。妖怪関係は元々エッチに貞操観念みたいなものが薄く、狐娘は他の妖怪からビッチと呼ばれるようなキャラだし、座敷童も外見に反してエッチ時は積極的。

裏の何でも屋_売春1 裏の何でも屋_売春2
▲時には売春してエッチすることも。

また、ヒロイン達3名を含め、何名かの主要人物は初エッチ後から自由にエッチを誘えるようになります。メインイベントだけでなく、何気ないサブイベントでも2回目エッチが存在する個性ありのキャラが複数います。エッチになった場合は基本的に前回エッチしたこと前提でテキストは1回目とほとんどを変更しています。
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▲ヒロインの一人である狐耳の女の子
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▲このように一度エッチした後は選択肢が出てきて、さらに所定のアイテムを所持していると選択肢が増えます。
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▲こちらはバイブを選択した時。CGは差分変化のみですが、テキストは専用に変化します。
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▲イベントでお相手する売春相手達も2回目以降があり、同じく道具所持で選択肢が増えます。

ちなみに和姦のみに限定しておらず、主人公がおしおきするあるキャラにも、この種の2回目以降や道具所持変化があります。

他、覗き・盗撮関連と同じく収集要素の一部ですが、探索中や依頼の報酬、釣り結果などで大人のバイブなどエッチな道具を入手できます。入手したアイテムはそのまま、エッチ可能女の子の誰かと2回目以降エッチをする時の選択肢に含まれるようになります。その場合、エッチ時のCG差分の他、テキストなども変化します。

上記は主に主人公との和姦関係のエッチですが、一部他人による凌辱イベント、主人公が覗きで見た現場などもテキスト有りエロイベントとして用意されています。

プレイ時間は10時間ほど。回想は17(メインヒロイン3人は2シーンで計6、その他11シーン、うち、2回目差分や道具・衣装差分ありは11シーン)。差分も基本的にテキストが大きく異なるので、実際の回想数は50以上あるかと。基本的には恋愛の無い和姦シチュがほとんど。ただし、ヒロイン3名は初期の1回+2回目以降や道具差分に加えて、恋愛や信頼もある状態での2段階目や2段階目2回目以降や道具差分があります。冒頭でも述べましたが、探索ゲーと言うよりは町中オープンワールドと言った方が適切なゲームのため、この言葉に琴線を惹かれた方はまず体験版を。依頼も全く異なるジャンルの内容が複数同時に走っており、様々なミニエピソードを楽しめるゲームになっています。

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