彼女が奴隷になった理由-女盗賊シルフィと眠らない島-(体験版簡易感想)

体験版簡易感想

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彼女が奴隷になった理由-女盗賊シルフィと眠らない島-
彼女が奴隷になった理由-女盗賊シルフィと眠らない島-[みるきーうぇい]
女盗賊シルフィはディーゼル国の宝珠を盗もうとして逆に壊してしまい、夜の精霊(見た目は妖艶な女性)を解き放ってしまいます。その影響でディーゼル国は夜を失い町は24時間昼となってしまいます。シルフィは罪人として首輪を填められ、5日以内に精霊を再び宝珠に閉じ込めなければ永久に罪人となる刑罰が下されます。この国では「罪人の首輪」 = 「国民の奴隷」であり、首輪をしている場合は殺人・盗難に抑制がかかり、さらに国民の命令に従わなければなりません。夜の精霊を呼び出すため、5日後の祭りに合わせて精霊讃歌を行えるメンバーを集めることが当面の目的となります。

前作「アイドル魔法剣士フィーリア -羞恥まみれな転落人生-」と同じく日数制限システムがベース。ただし再分解してより面白く・エロくなるよう大きくカスタマイズしており、システムを考えるだけでも相当に練っただろうと想像がつくシステムを構築しています。

前作ではHPが無くなれた翌日という考え方でしたが、今作は時間の概念がしっかりしているため、ベースシステムが同じでもプレイ感覚は大きく変わります。

日数制限のキーとなるのは前作と同じくHP。時間は町での歩行等では一切進まず、イベントが発生した時、宿屋での休憩、及びダンジョン探索の歩行時のみ時間が進みます。対してHPはダンジョンでの敵シンボル接触時(一瞬で片が付きます)、ボス戦、エロイベント等で減少します。

基本的にHPはイベントと敵シンボル戦闘などで減少し、宿屋で休息することで10分単位の小回復を行って回復します。そして魔法はお金で購入形式ですが、HP回復に必要なヒールは高め。アイテム回復は購入金額の割に微々たるもの。そのため、なるべくHP消費を抑えたダンジョン攻略を行うことで宿に泊まる回数を減らして日数制限を耐えつつ、回復手段(ヒールなど)を増やしていくことが序盤の攻略になるかと思います。

ダンジョン探索そのものに時間消費が加わったこと、そして1分・10分などの細かな単位を採用したこと、夜が無いため24時間好きな時に寝て起きることが可能なことなどから、時間の概念が細かく作られていることが分かります。

また、その間に発生するイベント数がゲーム開始時から膨大であることも特徴。NPC達から依頼を受けていくと、4つの町やNPC達が集まる施設、5つのダンジョンが解放されます。それぞれの町で依頼を受けていくと10近くの依頼があります。ダンジョンには推奨レベルがあるので、ある程度の攻略順はありますが、それでも依頼のクリア順はプレイヤーに渡しており自由度の高さを感じます。

例えばウェイトレスの仕事など、エロイベントを閲覧のみのイベントはHPと時間消費のみでクリアなのですが、一部、温泉覗き&撮影イベントなどではシルフィのHPが回復します。ダンジョン攻略の合間にこれらのイベントを発生させる事で宿屋を省くことができます。また、報酬がマナクリスタル(魔法)などの依頼は優先的にクリアすると戦闘時の被ダメージを抑えることができます。報酬に精霊讃歌を唄ってくれるのみのイベントを後回しにして、お金が貰えるイベントを優先して武器を揃える戦略もありです。

この依頼の膨大さとHP・時間の仕様が重なることで、時間パズル的な面白さが楽しめる点が本作の面白さでしょう。

ステータス関連は「マナクリスタル」と「エロスの祝福」が本作独自のシステム。マナクリスタルは装備している間だけそのアイテム専用の特技・魔法が使用できる装備品。4つのみ装備可能。戦闘で使用することはもちろん、ファイアで物を燃やしたり、ブレイクで岩を斬るなどフィールドアクションでも使用することができます。つまり、あるマナクリスタルを所持していないとある地点は突破できないようなギミックが今後発生することでしょう(そして、おそらくキークエストで入手するマナクリスタルが先に進むために必要などの制限もありそう)。

エロスの祝福はいわゆるスキルツリーで、ステータス強化と売春関係の2種を成長させることができます。このポイントの入手手段がエロイベントを発生させること。そのため、時間というコストを使うエロイベントもレベル以外の強化手段として、どんどんプレイしていく必要があります。ステータス上昇は「HP+〇」ではなく、「HP成長値ボーナス+〇」。そのため、なるべくレベルが低いうちににエッチイベントをこなしエロスへの貢ぎ物(エロスの祝福のツリーに必要なPT)をためた方がメリットが大きいです。また、売春関係は「娼館での売春解放」、「フェラ売春の解放」など様々なエロイベントの発生条件になっていきます。

その他、今作は段階差分フラグは各町の貢献度レベルで管理しています。エロイベント以外も含めて各町で依頼を達成するなど良いことを行うたびに上昇する値で、レベルが上昇するとエロイベントの次段階を解放したり、新たなイベントが発生するもよう。

レベル・時間・エロスの祝福・マナクリスタル・町の貢献度などそれぞれをどの段階でどの位上昇させていくかの自由度が非常に高そうなゲームです。前作は効率よく進めるためにはと言う「最適解」を求めるような面白さがありましたが、今作は様々な最適解を求めて試行錯誤する別の面白さがありそうです。イベントも多いし周回前提かな?

エロイベントは、オープニングの精液ぶっかけ部屋が印象的でした。製品版以後も歩き回れるある町では低価格宿に泊まり眠っているうちに「ぶっかけ」状態にされ精液が身体中につき匂うように。すると、その町のNPC全員から匂いについて言及されるようになります。また、メニュー画面の装備欄にシルフィが装備について一言コメントを述べる欄があるのですが、この内容もぶっかけ状態に言及するなど独特のエロさが。

その他、壁尻、酒場での恥辱アルバイト、銭湯での強制恥辱などなど複数の定番イベントが用意されていますが、一つ付け加えるなら定番だけで終わっていない点が良いところ。銭湯の場合は最初は「温泉だ」→「敷居が狭く覗かれる」→「実は混浴で男が入ってきた」→「撮影しよう」→「銭湯の目立つところに飾られる」とどんどん流れるようにセクハラの内容が変化していきます。

このような一括イベント以外にも「犬探し」をする時、犬の名前が「ちんちん」のため、その名前を呼びながら探すと町の一定場所複数でミニエロイベントが発生するなど、エロの種類に工夫を感じます。

この種のイベントが時間パズルや多数のクエスト同時発生と重なるため、時間パズルのRPGをプレイしながら定期的にエロイベントが発生する「エロRPGとして嬉しい要素」がぎっしり詰め込まれたシステムが出来上がっています。

もう1点補足として、サブキャラの存在感がオープニングではそれなりに大きかったことを強調しておきたいと思います。シルフィの妹で過去に親による性的虐待を受け、トラウマを抱えているテレーゼ、宿屋で奴隷として働いているフロウ、それから森で隠れるように住んでいる罪人アイアタル(中性的で現在は性別不明)。そのうち、テレーゼは一定金額をATMに収めることで医師による催眠凌辱イベントが、フロウは宿屋に解放を求めて一定金額支払うことで接待エロイベントが発生してきます。たぶんエロとしては、この流れの段階差分1種づつですが、シナリオとしてはそれなりにウェイトを置いているもよう。

また、サブキャラ、主人公共に表情の描き方がすごく可愛くなっており、画力の実力もどんどん増しています。世界観の作り込みも断然と上手くなっており、体験版ながらエロシーンも短編RPGなみに用意され、多くの方に勧めたいゲーム。

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