【エロRPGレビュー】セイディといにしえの森(製品版)

セイディといにしえの森_薬剤師イベント2 エロRPG

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セイディといにしえの森
セイディといにしえの森[Cotton Candy]

冒険者になり立ての女主人公が仲間達と森のダンジョンを冒険するハクスラRPGです。最初は一人ですが中盤以降は薬剤師の女性、空から落ちてきたロリ体型な女性、いつも眠っている魔術師の女性の4人が仲間になります。実はメインストーリーはあっさりと淡々と進むためメインを追う体験版範囲では彼女達の魅力が今一つ伝わってきません。しかし、村内や一部サブクエストでは様々なパーティーメンバーの小ネタが発生し、これがなかなか面白い内容です。ストーリーは単純に森奥を目指す単純なものですが、キャラゲーの側面で見るとキャラ愛に溢れるゲームです。
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なお、ストーリー面のシナリオが薄いことに関してですが、ハクスラ系ゲームではストーリーをなるべく短めに切り、プレイの中断をさせないことに肝がありますので、この判断は正しいと思います。ストーリー面での欠点もちゃんと小ネタでフォローできていますし。物語としては最初の冒険であるエピソード1が終わった段階でクリアなので続編があるのかな?(一応綺麗にまとまっています。)

ガチャ、合成、鑑定、レベル制限ボス……作り込まれた快適なハクスラシステム

ツクール系でハクスラを楽しまそうとするなら徹底的なカスタマイズが必要なのですが本作も漏れなく様々な成長システムややり込みを搭載しています。ゲームの目的としては森ダンジョンの最下層を目指すことですが、各エリアには素材と敵シンボル、そして最奥には必ずボスがいます。パーティはオールマイティな主人公、回復薬、攻撃役、魔法役としっかり役割文体ができ成長方法に自由度もあります。

まず、本作はストレスフリーなシステムをベースにしています。ダンジョン内は(わかりやすい位置に)隠し通路があり、高速戦闘で敵もサクサク倒せます。敵数も適度でマップは一つ一つ作り込まれており、一言で言えば丁寧に作られたダンジョン上をストレス無く動くことができるバランスで移動でき、1エリアもそこまで大きくないため適度にボスとも戦えます。素材は入手場所で一気に3~6回分入手できます。プレイの邪魔をしないようにメインストーリーに関しては淡々としており、あっさり気味です。後述しますが、代わりに町イベントでキャラの魅力を引き出しています。ハクスラな戦闘を思う存分楽しめるような設計になっています。
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▲4枚目の通り町やダンジョンはいつでもどこからでも(一部イベント時は禁止)転移が可能です。

育成系については戦闘でたまるポイントを使ったスキル習得、ダンジョン内宝箱や敵ドロップアイテムの鑑定、素材の合成、確率で武器名 + 1,武器名 + 2と上がってゆく武器素材の錬金、1武器1種だけ可能なエンチャント(ステアップ効果)、素材を使ったアイテムの合成、一時的な効果を得られるバフ料理などなど様々な趣向がこらされています。スキルに関してはアクティブスキルとパッシブスキルに分かれています。敵討伐や素材収集系を利用した大量のシナリオ無しクエストを利用した金策やガチャ券を使ったゲーム内ガチャも重要です。ちょっと変わったところでは村レベル・森レベルなる概念があります。村の場合、買い物やクエストをクリアした回数など、森の場合、戦闘回数などいくつかの項目を達成するとレベルが上昇していき、エンディング変化や買い物の販売価格など様々な恩恵を得られることも。これら全てが合わさって多彩で自由度の高い強化方法を提供しています。
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また、挑戦に拍車をかけるのはボス低レベル撃破システムです。各階層でボスごとに適正レベルが設定されており、適正レベル以下でクリアした場合は特別な報酬が貰える仕様です。無理に目標を達成する必要もありませんがランダム入手のガチャ券とゴールドを大量に入手できるので目指したいところ。レベルに頼ることが不可能なため、上記の様々な成長システムが生きてきます。ただ、戦闘回数が制限されるため、好きなだけ戦闘ができるハクスラの醍醐味が今一歩薄れてしまう欠点もありますが。

そして、ここまで書いておいてあれですが、Easyを選択すれば上記成長などは無視してガンガン先に進めるゲームバランスでエロ目的のプレイヤーも安心です。

村ではキャラの小ネタイベント満載

本作はダンジョンと村でのサブイベントが完全に独立しています。具体的に言えば村では強化施設以外の利用を無視してもクリアに差し支えありません。だけど、村での豊富な会話イベントとエロイベントは本作を語る上で外すことができない重要なポイントです。

村では上記強化施設以外に畑の田植えと購入した自家(拠点)のインテリア配置が行えます。田植えはダンジョンで入手した種を植えて水や肥料をかけアイテムを入手する効果です。そしてインテリア関連は高額な家具を購入して自室を飾ることができる機能です。見た目がどんどん華やかになる点も良いのですが、仲間会話小イベントの発生条件となっていることに大きな魅力があります。拠点ではくつろぐことで購入配置した家具やパーティメンバーの好感度によって様々な役30種類ほどの小ネタイベントが発生、個性溢れるパーティーキャラの魅力を伝えてくれます。
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▲最初は寂しい部屋も家具を購入して華やかに。ちなみにいくつか家具の選択ができますので、掲載画面とは異なる配置も可能です。

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また、ほとんどのサブクエストは報酬を得るだけのイベント無しですが、一部のサブクエストに関してはエッチイベントや会話イベントの発生条件になっています。その場合はクエスト選択時にすぐイベント開始。シリアスな本編とは異なり冒険者らしい一面を見ることができます(残念ながらエロ、エロ無し含めて10もありませんが)。ゲーム全体に対してはほんの1コンテンツのため分量としては少な目なのですが、これらイベントクエスト、拠点会話のおかげでキャラ愛が沸き、ゲーム全般を楽しむことができました。ただ、本作は立ち絵ありキャラとしてパーティー4名以外に森の女神様がいるのですが、彼女は仲間にならない関係上出番が少なかった点は残念です。個性は立ちそうなキャラですが、メインでしか出番がないのであまり魅力が伝わる機会に恵まれず……。
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▲会話ありクエストはエロ有り無しに関わらずキャラの魅力が一番引き出ている大切なイベント。惜しむらくはイベント個数が少ないことです。

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▲おっちょこちょい成分がありそうな女神様。

4人が平等に痴態を繰り広げる対人村イベントと戦闘敗北の主人公凌辱イベント

エロ関連はほぼ村人会話の対人イベントと森での戦闘敗北イベントです。村内では施設関連以外のNPCが少ないのですが、ほとんどが主人公やパーティーメンバーのエッチイベントに該当します。多少は主人公が優遇されていますが村イベントは4人ほぼ平等にシーンが振られています。戦闘敗北に関しては主人公オンリーか一部全員凌辱シチュがあります。

例えば最初に仲間となる薬剤師のヒロインは彼女が担当している患者さんに薬を処方する時に彼に「死ぬ前に女の子を触りたい」と迫られ胸を晒すことに……。後日、再び訪れると今後は身体全体を許すことになり、また後日になると今後は望んで身体を許すことになり……と最初は抵抗していたのにどんどんエッチにのめり込むような段階差分が描かれます。特に2,3段階目までは抵抗していたのに3,4段階目からエッチに積極的になる場面はよく描けています。主人公やロリっ娘もシチュこそ異なるものの似たように進みます。魔法使いの女の子のシチュはある程度、性に対して寛容なキャラのためショタ相手にですが、積極的なエッチを行います。彼女の性格を生かした良シチュです。
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▲最初は騙されての行為でしたがだんだんと……。

セイディといにしえの森_レイプ1 セイディといにしえの森_レイプ2
▲特殊なイベント、且つ体験版でプレイ可能なイベントですが、ある不振な村人に話しかけるといきなりレイプされることに……。そして、再度話しかけると……。

主人公はある程度エロイベントの段階が進むと酒場で売春を持ち掛けられます。この際、主人公だけでなく仲間キャラも対象になります。いわゆる娼婦イベントでメンバー1人に対して約4段階差分ほどありますが、相手もメンバー1人に対して1人である点が他のエロRPGとは異なっています。緊張しながら身体を売る女性に対してお客が紳士にオーラルセックスのみで済ます段階差分を経てだんだんセックスに変化し、そして最後には女性側も積極的に求めてしまう……。そのような展開が各キャラそれぞれに対して用意されています。魔法使いさんは相変わらず性経験の豊富さからか最初から全開ですが。
セイディといにしえの森_売春1 セイディといにしえの森_売春2
▲売春イベントはオーラルセクスの間はカットイン+裸立ち絵、実際のセックスに入るとCG。

また、主人公にはモラルという概念があり、盗みや売春を繰り返すとどんどん低下していきます。その状態でNPCと話すと主人公やメンバーが村人にいたずらされたり、逆に主人公達がエッチ奉仕するなどのミニ会話イベントも発生。その他、オナニーなどいくつか単体エロイベントも用意されています。
セイディといにしえの森_ミニエロイベント1 セイディといにしえの森_ミニエロイベント2
▲各段階によって1人につき1NPCと数は少ないのですが。

一部の魔物との戦闘敗北時にエッチイベントが発生します。対象は主人公のみ。スライムや触手、オークなどが登場。全ての戦闘敗北について2段階目の差分が用意されており、以前行わたことが再度迫ってくる恐怖を煽っています。一部のボス戦は敗北時にコマンド選択してエッチなことをして主人公を屈服させるミニゲームが発生することも。
セイディといにしえの森_戦闘敗北イベント2 セイディといにしえの森_戦闘敗北イベント1
▲戦闘敗北関連。基本的に膣内凌辱あり。また、魔物の種類によっては2段階差分後に特殊な演出追加でそのままゲームオーバーになることも。

美麗な絵師さんでありイラスト効果が高いエロシーンの連続でした。エロイベントのCGは女の子の泣き顔を意識したシーンが印象的です。実際に泣いていそうなシーンもあれば絶頂時の顔の乱れが泣き顔に見えることも。そして女の子の息使いを表現するために一定時間ごとに口下から白い吐息のエフェクトがわずかに発生します(これがなかなかエロい)。また、基本はCGですが一部だけ立ち絵+カットインを使ったエロイベントもあります。あと、エッチイベント後に不本意なエッチであった場合はバッドステータスが淫乱になり欲情してしまった場合も別のステータス変化が発生し戦闘に影響する機能も。

エロ系の欠点を出すと多人数パーティーエロRPGであるため、1人1人のエロ配分が少ない点ですね。CGの大きな町エロが主人公は3種+α、仲間は2種のみです。4人共好みだったので案外気にならなかったのですが、多人数の弱点はしっかり出てしまいました。

また、一応は段階差分ですが、本作の淫乱度は段階差分のキーになっていないため、連続で話しかけるとどんどんイベントが進行します。そのため、イベント前は清純処女だったのに5分後には淫乱ビッチに変化することもあります。いきなり淫乱になる矛盾点さえ妥協すれば一気にイベントが見れますのでこの手法は個人的に好きですが、一般的な評価は賛否両論になりそうです。

プレイ時間は3時間15分ほど。回想は戦闘8(4種×2段階差分)、ボス4(うち3はミニゲームで使用)、キャラ別エロイベント15(3,4段階差分×4人分)、売春13(3段階×4人+全員)、百合3、その他5の計48種、加えてミニエロイベント9です。セックス系は全て処女差分あり、主人公系は淫乱度による差分ありで分量はしっかりと揃っています。体験版時はキャラ個性の弱さが心配でしたがクエストや拠点会話で十分に魅力を引き出しており、ハクスラも作り込まれている良作短編です。

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