【エロACTレビュー】プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~(製品版)

プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_バッドエロ4 エロACT

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プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~[NineBirdHouse] (FANZAはこちら)

エルフの姫騎士エルトリーゼがオークの蹂躙に遭うエルフの国フロウリエを守るUNITY製のタワーディフェンス作品。

横スクロール型のラインタワーディフェンスエロゲと言えば「ラズベリルキャッスル!~愚かな冒険者たちにえっちな制裁を」や「退魔夜行神楽」などがあります。

これにアクション要素を加えたらどうなるか……、本作「プリンセスディフェンダー」は横スクロールラインディフェンスに加えて主人公であるエルフの姫騎士エルトリーゼを直接操作するアクションを平行同時進行で進めるUNITY製のアクションTDゲームです。背景こそ2Dですが、キャラは全て2.5D系で動き回ります。

元々見下ろし型のタワーディフェンスの場合、TD+主役を操作するゲームはソシャゲでありましたが、ライン型のアクションTDは私が知るかぎり初の独創的なゲームです。

全7ステージで各ステージ3エリア構成の計21レベルがプレイできます。

タワーディフェンスシステムを搭載したアクションゲーム

独立したエルフの国フロウリエの姫騎士エルトリーゼは近隣の森にオークが出没していることに気づきます。しかもオークとは思えない組織だった行動を取って……。エルフの国の姫として人間に救助を要請する対策を練るも、エルフ保守派の妨害にもあい中々上手くいかず。そうこうしている内にオーク以外の問題も表に出てきます。また、行方不明の姉を探す目的もあります。これらストーリーは各ステージの1エリア目冒頭、及び3ステージクリア後に横スクロールライン上で語られます。

プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_ストーリー1 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_ストーリー2 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_ストーリー3 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_ストーリー4

フィールド画面からステージ・エリアを選択すると戦闘ステージへ。

プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_戦闘1 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_戦闘2

戦闘ステージは自軍のクリスタルが左方に1つ、敵軍のクリスタルが右方に複数配置されています。エルトルーゼのHPが3回0になるか、自軍のクリスタルが破壊されるとゲームオーバー。敵軍のクリスタルを破壊すると自軍のクリスタルに変化します。各ステージ、最右のクリスタルを破壊、敵の全滅、敵ボスの撃破のいずれかがクリア条件です。エルトリーゼ、兵士や精霊、敵キャラなどは全て2.5Dで描かれており、背景はおそらくアセットですが、丁寧に描かれた洋風なイラスト。非常に美麗な空間が出来上がっています。レスポンスの良さなどから技術的な面も安心。
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_クリスタル
▲赤のクリスタルを破壊して青にして新たな自軍拠点に。逆に青が敵に攻撃されて赤になると敵出現場所にもなる諸刃の剣です。(奪ったと喜んだら、奪い返されて敵に囲まれることが何度かありました)

味方はエルトリーゼ、兵士、精霊の3種別に分かれます。戦闘前にエルトリーゼが使用するスキル・召喚できる兵士・精霊を合わせて最大8つセットし、セットしたスキル・兵士・精霊は戦闘中、画面下に配置されクリック、又は対応する数字ボタン押下で戦闘中に使用できます。
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_配置
▲スキル・精霊・兵士からの選択。極端に言えばスキル6、精霊1、兵士1の配置でもかまいません。

兵士はいわゆる一般的タワーディフェンスと同様の性質。召喚すると自軍クリスタルから出現して前方に向かい射程範囲になると敵に攻撃。一度召喚すると同じ種類の兵士はクールタイムが終了するまで再度召喚はできません。他の兵士はすぐ召喚可能。それぞれ設定された最大数以上の召喚はできませんが、兵士が死亡すると再度召喚が可能になります。

ユニットの種類としては近接のナイト、中距離のアーチャー、遠距離のメイジ、盾使いのフォートレス、金槌による複数敵攻撃が可能なウォーリアー、そして女性版剣士のセイバー。

精霊は呼び出すとエルトリーゼの真上に登場、その場から敵に魔法を使用したり味方を回復したりしてくれます。その場から一切動かず範囲外への補助は行われません。敵の攻撃を受けることはありませんが、徐々にHPが減少し0になると消滅します。兵士と同じくクールタイムや最大数が設定されており、呼び出しにはこれら条件を満たす必要があります。精霊は全6種類。
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_精霊
▲エルトリーゼの上から魔法攻撃を仕掛けているチビちゃんが精霊。

最後にエルトリーゼのスキル。序盤は剣攻撃や回復など単純なスキルが多いのですが、後半になると味方兵士のステータスアップ、敵一斉範囲大ダメージ攻撃、速度上昇&通常攻撃にコンボ追加ダメージなど使いどころを間違わなければ便利なスキルをどんどん覚えていきます。ただ、強力なスキルほどクールタイムが長い欠点もあります。
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_スキル2
▲中盤から後半に覚える範囲攻撃スキル。

スキル・精霊・兵士の種類はステージを進めていくと徐々に解放されます。そして、戦闘終了時に溜まる経験値でエルトリーゼのステータス強化とスキル習得・強化、資金で兵士・精霊も習得と強化を行っていきます。
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_スキル3
▲基本的に後で習得するほど強力なのでスキルポイントを溜めておくかなども悩ましい。

プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_ステータスアップ
▲それぞれにレベルが存在します。

話を戦闘に戻します。エルトリーゼのアクションは基本が通常攻撃と2段ジャンプ、ダッシュによる移動。そして適宜セットしたスキルを使用することができます。姫騎士のHPが0になるとゲームオーバーなのでヒット&アウェイのためにダッシュは必要な項目ですがスタミナを消費します。スタミナは時間と共に回復。エルトリーゼの攻撃力、最大HP、HP回復速度、最大スタミナ、スタミナ回復速度、敵複数攻撃の強化が可能です。

エルトリーゼの操作やスキル・精霊の使用は完全にプレイヤー手動ですが、兵士に関しては召喚できる段階になったらすぐ召喚するようにオート設定も可能。

敵はフィールド配置の他に、エルトリーゼが一定の場所までたどり着くことで突然出現、赤クリスタルから定期的に召喚で増援が増え続けます。人型敵はオーク・エルフ。それぞれエルトリーゼ側と同じように剣士・弓・魔術師など同じような職業の敵パターンが揃っている上、一部の敵は爆弾を投げてくるなど敵専用の挙動があります。魔物はスライム、イノシシ系、ハチ系、フェアリー、触手、サキュバスなど。そしてボス敵を含め超巨大系が何体か存在します。

人型と魔物が混在しているステージもありますが、大抵は森だと魔物、敵勢力兼だとその勢力の敵などのようにシナリオに合わせて敵が配置されています。
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_敵1 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_敵2
▲ステージによって敵構成は様々。

そして、魔物はエルトリーゼのHPが0になると接近してきて、凌辱アニメーション。この時、戦闘速度が0.3倍でエルトリーゼ周りを拡大して凌辱される様子が分かるように画面が変化します。後ろで敵味方が戦って戦闘は継続しているので生々しさが。HP0で一定時間敵が接触しなかった時、及び犯された後はその後HPが8割回復して復活、その代わりに半裸→全裸と変化して最終的に全裸で敗北するとゲームオーバーになります。他、青クリスタルが破壊されるなどゲームオーバー条件を満たすと美麗な2DCGアニメーションを駆使した敗北エロに移行します。
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_エロ1 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_エロ2 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_エロ3 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_エロ4
▲左右に振り切ると早く脱出。大抵味方が不利な状況なので放置するとどんどん進軍されます。

敗北エロは各ステージごと(つまり計7種)用意されており、アニメーションのクオリティが非常に高めです。シーンの状態によって表情もスムーズに変化しながら胸も滑らかに揺れ、そして動きは胸などだけで無く身体全体をそれぞれ個別の物理挙動によって別々にアニメーションします。特に表情の変化が可愛らしく綺麗な絵で凌辱感溢れるシーンを描き切っています。

敗北エロは各ステージ、3差分用意されています。ステータスの淫乱度は関係無くそのステージで負けた回数。基本的には共通で1段階目は無理矢理エッチさせられてしまうシチュ、2段階目は前凌辱の記憶を思い出させながら多少期待まじりの再凌辱、そして3段階目は凌辱を期待してわざと敗北したかのようなエッチ内容。基本CGは全段階同じですが、特に3段階目は特別な表情差分や脱衣差分が用意されています。また、特殊なステージの敗北エロだと3段階目に驚きの内容が待っていることも。
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_バッドエロ1 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_バッドエロ2 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_バッドエロ3 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_バッドエロ4
▲表情だけでも、大きく変化。Live2D系で綺麗にアニメーションします。

最後に回想(EXTRAモード)では、戦った魔物は全てのエロアニメーションを着衣・半裸・全裸状態で鑑賞が可能です。また、ステージ敗北のCGエロも全て閲覧可能。

全般的な雑感

戦闘時の半裸・全裸

HP0時のドットアニメーションや敗北CGアニメーションも素晴らしいのですが、個人的に良かったのはHP0から回復以後の半裸・全裸差分。通常攻撃は3段コンボですが、それぞれでおっぱいがプルンプルン震えます。そして敵の攻撃を受けた時のリョナ的表情も半裸や全裸だとエロさがアップ。特に多くの男兵士達に囲まれて戦っているエルトリーゼが半裸というシチュエーションがたまりません。

だけど普通にプレイするとなかなかHPが0になりません。ここはちょっとエロゲとしては失敗なのでは?と思っていた頃に入手したとある称号。本作はゲームで特定の行動を取ると称号を入手するのですが、補助効果があります。その補助効果で常に半裸・全裸というものがありまして(そしてHP0回復は通常通り2回可能)。あっという間にエロゲらしいエロゲになりました。
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_半裸1 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_半裸2 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_全裸1 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_全裸2
▲一番見ている画面ですし、アクションとエロが一番融合している瞬間だと思います。

サキュバスちゃん

敵キャラにサキュバスがいるのですが、彼女達は男を誘惑します。そしてふらふらとサキュバスに近づく味方兵士。捕まると戦場であるにも関わらずサキュバスによる騎常位セックスがはじまります。セックス中は攻撃が通らず、味方兵士も生きているので最大召喚数の空きもできず……と何気に厄介な行動ですが、戦場の華となってくれます。そして最後は男兵士を昇天させて最大召喚数に飽きができると再度戦場にサキュバスが復帰します(ゲームシステム上は召喚数の空き = 男兵士の死亡)。

このサキュバスですが、集団で襲ってくるようなステージもあり、その中でエルトリーゼもHPが0になり敵の接近を許すと大乱交現場の出来上がり。これは見応えありのエッチシーンです。
プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_サキュバス1 プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_サキュバス2
▲集団エッチは圧巻です。

残念ながらサキュバス系敵キャラは差分1種のみ。欲を言えばもう少し戦場にエロを振りまく敵キャラが欲しかったかな。

単騎無双のEASY、兵士に隠れてちょこちょこ攻撃のNORMAL

本作はEASYからVERYHARDまで計5種の難易度があり、私はEASYとNORMALでプレイしました。そこで気づいたことですが、EASYとNORMALで全くプレイ感覚が異なります。EASYの場合、敵に大ダメージ+エルトリーゼの装甲も厚い。そのため、タワーディフェンスであることを無視してエルトリーゼが敵に突っ込んでもなんとかなってしまいます。そのため、TD無視で純粋なアクションとして楽しめます。
最終的にセットした兵士・スキル・精霊は回復スキル+攻撃スキル3種、女剣士と盾の兵士、回復精霊と攻撃精霊。エルトリーゼを突出させスキルで圧倒。クールタイムの間は敵の攻撃を無視してちょろちょろと通常攻撃。そしてダメージが大きくなったら回復スキルか回復精霊。盾の敵が現れたら攻撃魔法を放つ精霊(盾職は魔法に弱い)。非常に爽快感のあるプレイが可能です。

対してNORALだとエルトリーゼだけで敵に与えるにはダメージが小さすぎるし、敵の一撃一撃が痛いため単騎突出は不可能です。そのため枠は全兵士、回復精霊1匹、攻撃スキル1つの組み合わせ。味方兵士を盾替わりにしてエルトリーゼは後ろからチクチクしつつ、たまにスキルで味方兵士の手助け。あとは味方兵士に合わせて少しづつ前進。タワーディフェンスの名を借りたアクションゲームをプレイしているような感覚でした。敵味方わさわさの混戦で見ているだけでも楽しい。

プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~_混戦
▲混戦はタワーディフェンス系の醍醐味でしょう。適度に頭を使いながらもアクションを楽しめます。

兵士の自動召喚推奨 手動はマニアックプレイの範疇かな?

兵士は任意のタイミングで呼び出すこともできますが、設定をすることと呼び出せる段階でオート召喚します。私は常にオート召喚で、それでも十分楽しめました。ただ、マニュアルにするとアクションしながら召喚は正直無理でした。

アクションをしながら戦場を見通すことが以外に難しく、どちらかが必ずおざなりになってしまいます。両方を同時に行おうとするとジョイパッドを操作しながら、マウスで召喚したい兵士にカーソルを合わせてクリック。体験版のうちは難易度が低いので問題ありませんが、これが一瞬の判断で命取りになるような後半が心配。頭では判断できるのですが……。そのため、タワーディフェンス的な呼び出しタイミングを計るようなプレイはほぼ無視することになりました。(それはそれでTDの新たな面白さに気づかせてもらいましたが。)

敗北による循環

Normalパートプレイ時は都度、何度かゲームオーバーになることも。敗北エロ後はそのままクリア時と同様の経験値・資金を入手してフィールドへ戻ります。そのため、敗北しながら勝てるまで何度も挑戦できるようになっています。

これが良いデザインとなっており、勝てないステージ→強化→再度挑戦のようなレベル上げをしながら3段階の敗北エロが徐々に進行していきます。さすがにNormalでゲームオーバーはそう頻発しませんが、Hard以上になるとこの仕様により敗北しながら段階エッチを回収することが自然にできるようになりそうです。また、次のエリアにいけば経験値はさらに増大化するためゲームバランスが大幅に崩れることもありません。些細なことですが、敗北時の経験値入手仕様は面白いアイデアだなと思いました。

ゲームクリアはEASYが1時間、NORMALが2時間。回想は敵14種のHP0アニメーションと敗北イベント7種×差分3=21。アクション系ゲームとしては非常に動きが良いエロアニメーションとイベントCGアニメーションを楽しめます。

実質はアクションゲームなのでコテコテのタワーディフェンスを期待するとジャンルが異なり肩透かしがあるかもしれません。しかしタワーディフェンスによる戦略やシステムでプレイできるアクションが斬新で新鮮なプレイを楽しむことができます。そして目新しさだけでなくゲームとしても成り立っています。アイデアの面からも優れたゲームだと感じました。

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