魔法剣士アリサ(製品版感想)

魔法剣士アリサ_妖精2 エロRPG

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魔法剣士アリサ
魔法剣士アリサ[一鉄工房] (DMMはこちら)

本作は異世界(日本)から召喚された女勇者アリサと世界征服をたくらむ女魔王の最終決戦のみをピックアップしたエロRPGです。勇者はすでに各地を回り成長し、魔王城も雑魚エリアは全て攻略状態、ラスボスを控えるのみ。プレイはテント内で目覚めた朝から始まりお供の妖精と会話、その後は魔王城に乗り込んでラスボス戦になるシンプルな構図です。エロもこのラスボス戦のみとなります。一応は謎解きADVに属しそうですが、そこまで大層なジャンルでは無く女同士の凌辱戦闘シミュレーションと考えるとよいでしょう。
魔法剣士アリサ_オープニング1 魔法剣士アリサ_オープニング2 魔法剣士アリサ_オープニング3 魔法剣士アリサ_オープニング4
▲主人公は言動が素直で可愛らしい女の子。テントの中での簡単な会話中でもプレイヤーが主人公のことを好きになるよう工夫しています。そして妖精との信頼関係も。

紹介画像を見ると気づく方はすぐ気づくと思いますが気まぐれアフターの素材絵、そして10フロアも無いマップ数、1戦のみ……ところが、こんな敬遠されそうなゲームなのに執筆時点ですでに4000DL超えです。低価格ということもありますが本作のどこにその魅力があるのでしょう。それは、エロRPGでは希少なミステリー作をしかも短時間で楽しめること、そして時間をかけて内容も進行していく女による女への凌辱戦闘、クリア後のカスタマイズ回想エロの3点が大きな要因かと思います。

オープニングやラスボス戦前の口上ですぐに気づくであろうネタバレをしてしまうと本作はループものです。そして短編なので回答がわかっている状態でプレイすれば20分でクリアできる程度の話題です。さて、面白いミステリー作品の特徴の一つとして作者がネタばらしする前に読者がネタに気づいたとしても、さらにその上で感動させたり、より上回るトリックを用意していることが挙げられます。クリア・ゲームオーバーを問わず1度ラスボス戦を行えばループの原因やループを止める方法はラスボスを倒せばよいとすぐにわかります。しかし、その中にはこっそりといくつかの伏線を忍ばせており、ラスボス戦に勝利後のエンディングその他で回収することでさらなる驚きが待っているという構成です。
魔法剣士アリサ_記憶
▲過去凌辱された記憶も主人公の中に眠っています……。

さて、ラスボス戦の内容ですが、なぜかアリサの攻撃が一切効きません。アリサが戦おうが特技をしようが一切ダメージを与えることができません。そのため、一方的に魔王の攻撃を受けます。魔王は物理的な危害を与える攻撃を一切与えず、全て勇者へのエロ攻撃となります。キス、触手愛撫、フェラなど軽いレベルのエッチ攻撃から始まりますが、アリサの攻撃がヒットしないので為すすべも無く延々とダメージを受けHPが0になってしまいます。HPが0になるとお供の妖精が体力を完全回復してくれます。ただし、体力が回復しても身体に受けた凌辱の跡は回復せず、そのままダメージを与える方法も分からず状態で戦闘が続くため再び凌辱の嵐に合うだけの結果に……。そして何度かHP0 回復が繰り返されるたびにフィールドストーリーが追加されます。そして堕落度が上がり魔王のエロ攻撃は変化していきます。最初は服上からの愛撫だったのに、裸にされ、魔王に疑似男根が映えてレイプされ、何度もレイプされるうちに身体が快楽を感じるように。そして止めに魔拘束具を装備されてさらに甚振られることに。ゲーム開始時点で処女だったアリサが最終的に堕ちてしまうまでを1戦のみで表現しています。
魔法剣士アリサ_戦闘1 魔法剣士アリサ_戦闘2 魔法剣士アリサ_戦闘3 魔法剣士アリサ_戦闘4
▲実際のバトル、ストーリー部が交互に入れ替わりつつ、魔王のエロ攻撃はどんどんヒートアップしていきます。

大きくわけで計3段階の堕落度があるのですが、とにかくテキスト量が豊富なことが挙げられます。各段階で約8~10ほどのエッチ攻撃が存在しランダムに発動するのですが、それぞれ全てに専用のテキストが用意されています。また、堕落度1はキス、2はディープキス、3はメルティキスなど各段階で似たような技が存在するのですが、堕落度が進むと前段階と比べて攻め方が遥かに攻撃的になっており先の段階に進むほどシコリティが高くなります。
魔法剣士アリサ_妖精 魔法剣士アリサ_妖精2
▲妖精が回復しても、魔王のエロ攻撃は執拗。無邪気な妖精の回復と魔王戦後半の回復魔法をかけた後も死んだ目をしたアリサを見ていると、妖精が鬼畜にも見えてくる不思議。

この倒す方法が無さそうな魔王をどう倒すかですが、魔王部屋の隣に魔物が集う酒場があります。魔王は挑戦者が女性だと性的にいたぶる趣味があるようで、配下の魔物たちはその戦闘を観戦しています。そして思い思いに戦闘の感想について述べています。アリサがここに潜入して謎を解くことで魔王を倒すための手がかりを得るという謎解きゲームになっています。なお、謎解きを自力で解けない場合も製品版付属のテキストに答えが掲載されているため、詰まることはありません。面白いことに条件はアイテムの入手などでなくアリサがとある行動を取ることという謎解きでも珍しい部類です。
魔法剣士アリサ_モンスター酒場2 魔法剣士アリサ_モンスター酒場3
▲人に見えるシンボルも全て魔物です。

さて、魔王戦が全てなのですが実は一鉄工房作品はクリア後が本番だったりします。それはフラグなどを自由に制御できる戦闘シミュレーション回想が解放されるからです。本作も次回作以降の原型となる戦闘シミュレーション回想とエンディングの2つが解放されます。回想についてはアリサが魔王戦で身体に植え付けられた快楽を発散するためというストーリーと一体化した扱いになっています。内容はまず各堕落度における魔王が放つ全エロスキルのCG閲覧、回想モードです。そして、堕落度毎に各エロスキルの発動フラグをOnOff自由に入れ替えての魔王戦。また、魔王戦はゲーム本編と同様の魔王戦以外に、こちらが魔王の技を直接指定するおねだり魔王戦、コマンド入力不要の自動戦闘を行う魔王戦、ストーリー部を省いてひたすら戦闘のみに特化した魔王戦。つまり好きな時に好きなスキルを使った疑似バトルを楽しめるわけです。
魔法剣士アリサ_回想1 魔法剣士アリサ_回想2

また、単純な魔王戦の回想だけで無く、NPCが魔王に嬲られている姿を閲覧できたり(一応、過去にあったことを映し出している設定)、自らが魔王の分身に身を委ねて身体をいじめてもらうようなモードもあります。

魔王戦だけなのにシコリティが非常に高かった作品で私にとって価格分の価値は間違いなくあります。そして、実は回想にシコリティが捗るとっておきの驚きネタを仕込んでいます。ミステリーの本領発揮で本当にびっくりしますが本作一番のシコリネタでした。個人的にはこれを見るためだけにプレイする価値もあるほど。価格が安く時間的なボリュームも低いけどテキストやランダム性を入れたボリュームはたっぷりで物語としての整合性も担保した挑戦的な1作だと思います。

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