【エロADV感想】男の子のための触手図鑑Vol.1(製品版)

男の子のための触手図鑑Vol.1
男の子のための触手図鑑Vol.1[とろとろレジスタンス] (FANZAはこちら)

「モンスター娘百欄」時代のとろとろレジスタンスを彷彿させる懐古的なエロノベル短編集

「お帰りなさい、モンスター娘百欄さん」とも言いたくなるべきM系ノベル作品。

とろとろレジスタンスは前身が小説サイト「モンスター娘百欄」なのですが、「もんむす・くえすと!」を手掛けたことで更新が完全にストップしてしまいました。

今でこそ魔物の形をしておれど、人間女性の顔をしているなど、一般人をも虜にするかのようなマイルド系の魔物娘が多いのですが、、この頃の魔物娘は人間女性の姿など全くしていないようなキャラも多かったものです。その後、魔物娘系のサイトや同人が増え、とろとろレジスタンスにも人間味のあるキャラやサキュバス系が増えて、この無機質さを併せ持つキャラは減りました。

本作は少年達が様々な搾精生物に精液を搾取されるストーリーを描いたオムニバス短編ノベルゲームです。各小編で1つの搾精生物が用意され、それぞれはプロフィール、生態解説、CGが閲覧可能になっています。各話で被害に遭う少年も異なる代わりに世界観に共通点があるなど、初期の「モンスター娘百欄」を思い起こします。
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▲それぞれ一覧を選択すると搾精生物のプロフィールが表示され、生態解説を選ぶとさらに詳しく、CGを選ぶとエッチシーンのCGが閲覧でき、Hシーンを選ぶとその搾精生物を用いた短編が描かれます。

全3部作を予定しており本作はそのVol.1、全部で28の小品で構成されています。全ての話は独立しており、異世界ファンタジーもあれば現代ものもあります。それこそ本家モンスター百欄のような雰囲気と言ってもよいでしょう。同人で言えば「モンスター娘百覧Vol.1」で魔物娘の代わりに搾精生物との交尾を描いたノベルゲームですね。「モンスター娘百覧Vol.1」と同じゲームエンジンを使っています。

「基本的に、人の形をしていない搾精生物が少年を嫐る作品」とのことで女性型モンスターは例外を除き登場しません。外見が化け物の生物ばかりです。CGも少年+(女の姿をしていない)搾精生物オンリーであり、M系作品の中でも極めてニッチと言うしかありません。それこそイラストや雰囲気で言えばショタ凌辱が好きな方や、女性向けで男性を性的にいじめるSっ気のある方が対象の作品にも見えます。

ただ、それでも敢えて述べておきたいのは、小説時代のとろとろさんが好きなら間違いなく「買い」な作品です。本作はビジュアルノベルのため、CGが付いたことでニッチになってしまいましたが、絵が無ければ小説時代と全く同じことをやっており、逆にニッチさが見えなくなると思っています。久々にルカの「あひぃ」以外のオムニバス主人公が登場し、毎回異なる搾精生物のため、懐かしいシコさを覚えてしまいました。とろとろさん特有のM系テキストも健在。

ただし、全く女性がいないわけでは無く、嗜虐壁を持つ女領主やいじめっ娘が搾精生物を使って少年をいたぶるというシチュが半分近くを占めています。小説時代の「妖魔貴族マルガレーテ」や「女給仕エミリア」あたりが好きだった方は似た属性を持った別キャラが登場します。ニッチを追求したためか、彼女達がCGとして登場するわけではありません。ただ、シチュ的には「Sっ気のある女性により、搾精生物(道具)を強制的に使用される」という一般的なMシチュに収まっています。

また、搾精生物は言い換えるとオナホールの強化型とも捉えることができます。マニアックですが、「初めて搾精生物を購入して自分で使用してみる」「Sっ気のある雇い主に餌用に裸で搾精生物の前に行く」「女達に拘束されて動けない状態で搾精生物を用意される」の搾精生物をオナホールと置き換えると、もう少しマイルドに、このシチュの何が良いのか分かるかもしれません。「女の子に射精した後泣き叫んでもオナホールこきをされる」と言うようなシチュが好きな方には向いているゲームだと思います。

搾精生物を販売するお店の店主ミザリーが語る少年達の末路オムニバス

物語は、搾精生物を販売しているお店にオナニー用に購入しにやってきた少年を主人公として、お店の店主ミザリーが商品説明を行うという形で進みます。商品説明では、実際の生態などでは無く、過去にこの生物がどんな悲惨なことをしたのかを語ります。ミザリーは、Vol1では唯一の女型で立ち絵あり女性で、店主以外の素性が分かっていないキャラです。おそらくアルベルティーネやベアトリーチェと同種キャラだと思いますが。
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▲まさにオナホールショップのパワーアップ版。しかも初心者用は下手なオナホールより安いし(300円とか800円とか)現実にあったら欲しい店。

本作の特徴としては世界観の統一があります。ミザリーの話は現代で搾精生物を購入した方のその後であったり、異世界での搾精生物の生態だったりしますが、まず「ミザリー」が知っているため、彼女を通して一つの歴史が作られています。また、エルフとダークエルフが争っている世界があるのですが、この世界のダークエルフは女性優位社会。同じダークエルフでも女性に歯向かう男性には刑罰を科すし、戦争でエルフを男捕虜にした場合は虐待の対象になります。そのため、捕らえられたエルフが搾精生物の餌にされたり、性的拷問に合うこともあれば、ある人物は続き物として複数の搾精生物の犠牲になっています。
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▲現代もあればファンタジーが舞台のことも。ファンタジー世界も複数が存在するようです。

このような世界観や搾精生物の生態などは関連資料としてまとめられており、この設定に則って物語が作られています。
男の子のための触手図鑑Vol.1_一覧4
▲想像以上に細かく設定が作られています。とろとろレジスタンスの作品がエロ以外でも面白い理由の一つがこのあたりをしっかり作っているからだなと実感。

エロイベントの傾向はいくつかに分かれますが、まずは来訪者の少年が実際に搾精生物を購入して試してみるパターン。その場合、実地お試しとして、少年が自ら脱いで寝ころばると、ミザリーが購入した搾精生物を正しい使い方で配置。少年は気持ちよく何度も昇天してしまいます。この種のイベントは上記で説明した強化型オナホールと言っても良さそうな「比較的緩め」の搾精生物が対象となっており、少年がお店の常連になってしまいます。
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▲オナニー用搾精生物購入のお話ながら、実は数少ない搾精生物オナニー使用シーン。

少年が自ら試す以外の搾取生物は基本的に「危険物」となっており、ミザリーから「これは危険よ、例えば……」のノリで、実際に使われた事例や生のお話が聞けます。
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▲ご使用は自己責任ででは済まされそうにない危険生物が普通に販売されています。数百万円するなど金持ち用で。どうも少年のようなオナニー少年だけでなく、Sっ気を満たすための金持ちお嬢様や拷問用道具としての仕様を想定して国が購入など別の客層を抱えていることが伺えます。

この時のパターンは大きく2つに分かれ、一つは天然の搾精生物に襲われるパターン。この場合、危険な生物だと少年は助かる見込みもなく連続絶頂の果てに、その搾精生物に寄生されて一生精液駄々洩れになったり、死亡したり、ある程度満足すれば解放してくれる生物の場合でもトラウマになり、その生物以外で射精できなくなるなどの結末を迎えます。
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もう一つのパターンが、女性に強制されて搾精生物を取り付けられるパターン。今回のテーマだとあくまで搾精生物に人格は無く、主人公が吸われている相手と女性は別という点が特徴でしょう。この場合も結末は天然ものと同じような内容が多いのですが、その姿を女性にじっくりと見られたり貶されたりするような責め方が追加されます。
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▲イラストには登場しませんが、S系女達の存在感は高めです。

物語に登場する搾精生物は、「環形動物」「棘皮動物」「刺飽動物」「頭足類」「軟体動物」「節足動物」「植物」「ローパー」「ワーム」「スライム」「魔導生物」「快楽器具」の分類からなりますが、明らかに異なるのが「快楽器具」。
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▲Vol1に登場する搾精生物の一覧

「生きている」搾精生物とは異なり、快楽器具そのものは道具です。そして快楽器具関係4種は全て女性と対になっており、「女性の手にスイッチがある状態の電動オナホール」の凶悪版とも言える内容です。器具によっては女性を主人と認識して女性の命令で少年の責め方を決める場合も。私個人の中では、この4種が本作一番のシコ。
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▲「モンスター娘百欄」や「もんむすくえすと」のアイアンメイデンとか好きなら別バージョンが登場します。今回はストーリーが本当の処刑なので、今までで一番シチュ的にはヤバかったです。

他、1点のみ唯一搾精生物ではないシチュとしては、ロザリーが来客している少年を触手型の口でフェラチオするような内容があります。出しても出しても触手で責められて、これはこれで良かったり。

いくつかの搾精生物の主役となるダークエルフに囚われたエルフの王子、ロザリーのフェラチオなどでは、その後のストーリーがまだあることを示唆しており、Vol2以降に軽く話が続くようです。Vol.1は、あくまでストーリーがおまけでエロを重視した作品ですが、「モンスター娘百欄」はその系統の連作を作っていつの間にかしっかりしたストーリーに切り替わっているので、今後は侮れないなとも思っています。

1小編3~5分の作品が28で読了時間は約1時間~2時間。CG枚数は1小編1が基本ですが、同じショタのポーズに異なる小編で搾精生物差分が異なる基本CGが同じものが若干あり、また数少ないですが一部は基本CGを2枚使っています。一部連続ものもありますが、基本はどの短編から読み始めてもよいようになっています。

なお、私はこの種の、「女の姿をしていない怪物により、一方的に連続絶頂させられるシチュ」を本当に昔から待ち望んていました。とろとろレジスタンスさんが作品を発表したことを機に、このニッチなジャンルが認知され、もっと、この種の同人作品が増えてほしいと願うばかりです。今のところ同系統だと「グリュエスの騎士」ぐらいしか知らないので。

私にとっては、それぐらい求めていた作品で、とろとろレジスタンスさんには感謝いっぱいです。この先似たようなシチュの作品が出ないならそれこそ数年単位でお世話になる宝物になりそう。とまあ、結構熱く語ってしまった実感があるのですが、それこそ本当にニッチなジャンルなので、興味を持った方もいきなり購入すること無く体験版で確認を。

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